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2005年10月7日

モリゾーとキッコロを探して(報告2)

良い森の例
間伐されて、5年経ち、下草の被覆率がほぼ100%で植林された木にもいいし、下草があることで土砂の流失もない。
まだ、30~40年程度の樹齢であるが非常にきれいに個人で手入れされた山である。

悪い森の例
一見きれいに草も刈ってあり、手入れされた畑のように見えるがよく見ると、木の根っこが見え始め、土砂が流失している。これはどうしてであろうか?戦後の林業の教育の中で、下草刈りを奨励しすぎたのではないか?持ち主は一生懸命、手をいれたのにも関わらず、不健康な山の状態になってしまった

東大の先生である蔵治氏から興味深い説明
「杉の種の下に土の柱ができている。その分だけ土が流失した証しである」「雨水は直接落ちるより、木の葉の上でたまってから流れ落ちる水滴はエネルギーが高く、余計に土砂を削る」
「下草があれば、土砂に直接雨水があたらず、土砂が流れない」

根が露出して、たくさんの土柱(山の人は土人形という)ができている根のまわり。これは実に深刻な問題である。
各地の山で同じことがおこっていると思う。

山へ行ったら 土人形があるかどうか 見てください
あったらその森は病んでます