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2007年10月18日

宮古島35

10月17日
中部空港セントレアを8:30に離陸して、那覇に11:00に着、乗り継ぎのために次のゲートへ行くと、待ち時間なしに宮古島行きの搭乗バスに乗った。11:20発予定で乗り込んだが、いつものように滑走路で待たされ、20分遅れで離陸、宮古島に12:20に着陸。夏とは反対側からの着陸で、現場の上を通過する予定で座席位置を確保したが、見ることができなかった。いつも風が強いが今日は北風が10mくらい吹いている。太陽は姿を見せず、くもり。時より、熱帯性の雨が強風とともに降る。
たかつんや(民宿)のおばちゃんの迎えで、宿へ。宿の車を借りて、ひとり地元でおいしと評判の「蔵」という店へランチを食べに。「野菜そば」を食べる。沖縄独特のおいしい出しのそばであった。腹ごしらえもできて、現場へ向かう。
明日は、完成検査ということで、現場を下見。手作りの部分もあり、若干の未完成部分もあるが、満足いった仕上げ。バトンタッチした、大工の伊達さんの仕上げは、愛知の大工と遜色なしのできばえだった。
外壁は、太陽の紫外線と台風の洗礼をあびて、土砂が付着していた。

内部は、壁が中塗り状態で、ひび割れも出て、ほぼ乾いていた。
中塗りの土も、荒壁の土も現場の土で、よくここまでできたと思う。
乾いてみて、しっかりとした壁である。
考えてみれば、まことにすごいことであり、まさにソイルマイルズが0ということになる。
ウッドマイルズは、残念ながら愛知県からなので、近くの山の木というわけにはいかなかった。一時は、愛知から土も送ることを考えたが、宮古島が赤土の島であり、陶器の陶土もとれることを知ったのは設計しはじめてからであった。
石灰岩の島でもあることから、漆喰が作れたら、もっとすごいのにと思った。
残念ながらこんなに豊富に石灰岩があるにもかかわらず、漆喰を作る産業が無いことは残念である。
もはや、コンクリート住宅ばかりの宮古島であるが、漆喰を産業として、外壁に塗れば、エーゲ海の島のようになるのではないだろうか?

床の杉板もきれいに張られ、ぬくもりのある床となった。

キッチンは、簡単に余った材料で枠を組み、ステンレスの天板を乗せただけである。ガス台は、これも木の枠に御影石を置いただけである。壁は、サメジマコーポレーションの珪藻土のタイルを施主施工で張ったものである。

トイレは、環境を配慮して排水を出さないコンポストトイレ。
愛知万博の会場で展示した物を分けていただき、再整備して使用。

洗面ボールとトイレの手洗いは、ホームセンターで購入したステンレスのボールを施主が自ら加工した。お見事である。価格も格安で仕上がった。

いよいよ完成検査が10月18日 13時より那覇から確認検査機関が来る
木造がほとんど無いところで、どのような検査がされるのか、どきどきものである。