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2006年6月8日

甲府城 木工事レポート17

渡櫓門のメインの柱である鏡柱の柱立ての準備です
ケヤキの2.3尺X1.1尺の断面です
柱を立てるのは、天然石の上ですから、ひかり付けが必要
事前に、ベニヤにて型を四方取りして、柱材に移して刻んであります

石に基準になる墨を出して、柱部分にチョークを塗り、当たるところを
探します。歯医者さんで、かみ合わせを調整するのと同じように、当た
ったところにチョークがつくので、そこをサンドペーパーで徐々にすり
ながら、石とぴったりになるように、水平と垂直をあわせながら立てて
いきます。

大工さんは、一本一本丁寧にセットしていきますので、うまくいく時は
、30分くらいで一本がセットできますが、長い時は2時間ほどかかりま
す。特に、この鏡柱は、横巾があるので、水平と垂直をあわせながら立
てるのに時間がかかりました。
耐震のために、金物が柱の下にいれてあります。昔ならいらないはず
なのですが、構造計算のうえでは必要で、これが、施工を余計に難しく
しております。

 
 
 

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