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2008年6月11日

目が見えることへの感謝 ヘレンケラーの言葉

知り合いの方から今日送られたメールを紹介したいと思います。

ヘレンケラーのお話です
私の息子二人の障害と重なり、どうしても紹介したくなりました
ひとつの障害を持つことは他の人にも心遣いができるようになる神様があたえてくださった宝だと思うようにしてます今、生かされてることに感謝です
以下引用です

「耳の聞こえない人が聞こえることに感謝し、目の見えない人が世界にある恵みを悟る」とは、かのヘレン・ケラーの言葉である。
現象面から見ると、彼女は、見えない、聞こえない、話せないという三重苦の世界にいたのかもしれない。
しかし、誰よりも豊かな心の世界に生きていたと私は思う。
 彼女はあるとき、森を散歩してきた友人に「何を見てきたの?」と尋ねた。
ところが、その友人は「別に何も」という返事をするだけだった。彼女は、一体そんなことがあるのか、と非常に驚いたという。
彼女は、「THREE DAYS TO SEE」という一文のなかで、もし自分に三日間だけ「見る」ことが許されたら、
何を見たいのか書いている。それによると、まず初日には、アン・サリバン先生を見る。
それはただサリバン先生の顔や姿を見るのではなく、先生の思いやり、やさしさ、忍耐強さといったものを読み取るために「じっと見る」のだという。
また、赤ん坊、親しい人々を見て、さらに森を散歩して、沈む夕日を見て、祈るという。

二日目の早朝は、雄大な日の出を見て、
さらに美術館で人間の歴史を眺めてみたいという。美術作品を通して、人間の魂を探りたいのだ。
そして夜には、すでに認識の上では「見た」ことのある映画や芝居を、本当に見てみたいという。

三日目は、再び雄大な日の出を心ゆくまで見る。そして、ニューヨークという活気ある街とそこで働く人々に目を向ける。
さらに、橋・ボート・高層ビルを見て、ウインドウ・ショッピングを楽しむ。最後に、夜には、再び劇場で人生ドラマを楽しみたいという。
 
ヘレン・ケラーのこの切ない願いを知って、みなさんはどのようにお感じだろうか。
私は、泣けて泣けて仕方がなかった。自分が五感で何も感じていないことを心から深く反省した。
私たちは、三日間といわず、何日間でも、目が見えるのである。おそらく、見えることが、かえって見ることの素晴らしさを忘れさせているのだろう。

しかし、せっかくの見えるのである!聞こえるのである!このことに素直に感謝し、
上司や先輩の、部下や後輩の、何よりお客様の顔をもう一度見てみよう。
声をもう一度聞いてみよう。もう一度、すべてのことを感じてみようではないか。

 
 
 

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