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2005年1月31日

身近な達人シリーズ第2弾!

鍛鉄工芸 村瀬重人 氏

今朝、村瀬製作所(木の家ネット会員)の工場を訪れた。シャッターの向こうでは”トンテンカン”と槌打つ響きが聞こえる。
昔ながらのだるまストーブが燃えるが、工場内は、息が白い。今日の作業は、門扉を造っていた。
平な鉄板を鍛鉄に鍛え、それをまた、まっすぐにし、平らにする作業は、大変である。
一枚の板を約1000回近く手で叩いて形を整える。腱鞘炎になるのではないかと思うような作業である。
この手間をお客さんに是非みてもらえば、きっと作品をより大切にしてくれるのではないかなあと感じた。
(私と村瀬氏とは、中学の同級生で同じ市内に住んでいる。)

鉄板を叩いて槌跡をつけ、平らにする作業。
槌の音が心地よく響く。
鉄は、鍛えられ錆び難くなる。
表を叩けば、鉄が延び、また裏返し
繰り返し、繰り返し叩いて、形を整える

ガスで叩いた鉄板を切断する
作品は、彼のHPにありますので、是非見てくださいね。


2005年1月21日

まきストーブ!フル回転

自然素材生活館には4台の薪ストーブがあります。
寒くなって4台がフル回転してます。
薪は主に建築端材で、ひのき、杉を燃やしてます。
よく薪ストーブ専門雑誌には、楢などの広葉樹の薪じゃないと
煤が溜まりやすいと書いてありますが
実際使ってみると、ひのき、杉は燃やしても煤もつかず
灰も少ないというメリットがあります。
残念ながら、燃えてる時間は広葉樹に比べると短いですが
建築現場で出る廃材処理としては有効に活用してます。
本棟地下のヨツール製薪ストーブ
階段室の一番下にあり全体を暖めてます
床はINAXのソイルセラミックスタイルを使用

A棟2階のバーモントキャステイング製(イントレピット)
ステージは珪藻土を塗りました。
ステージの壁は、テーブルの足も兼ねてます

B棟1階のバーモントキャステイング製(アスペン)
床、壁はINAXのソイルセラミックスタイル床を一段低くして
床下から換気扇で暖気を台所、洗面所へ。

まき小屋
屋根は杉板の赤身板をたて張りにしました
小屋組は、地松です
掛川城の土塀の屋根を10年前に同じ方法で
施工しましたが、先日見たらまだまだ大丈夫だったので
ここでも採用してみました
床は、赤土の三和土です
もっとキャシャに造るつもりが、立派になりすぎてしまいました

本棟2階喫茶内のダッジウエスト製薪ストーブ
ステージは古耐火煉瓦
喫茶内では、薪ストーブ前は特等席になってます


2005年1月15日

蓮教寺見学会報告

近山スクール名古屋2004 第三回フィールドワーク 
蓮教寺見学会報告(講師ー麓 和善 氏)
蓮教寺は、浄土真宗高田派のお寺で、『尾張名所図絵』〔天保12年
(1841)刊〕にも紹介された尾張を代表する名刹です。境内には本堂〔宝
暦8年(1758)〕・庫裏〔宝暦13年〕・書院〔文化9年(1716)〕・山門
〔同〕他が、江戸時代のまま今日まで残っており、いまだ指定はされて
いないものの、貴重な文化財といえます。

 本堂の修理は、名古屋工業大学大学院教授の麓和善先生の指揮の下、
平成14年4月に解体工事に着手し、平成16年10月に竣工しました。
今回の見学会では、まず書院において工事の経過と調査内容をスライド
を使って解説していただき、次に修復が完了した本堂を見学しながら、
江戸時代の技法や、文化財としての補修方法について解説をいただきま
した。また、境内には、麓先生設計の茶室・茶庭もありました。

(解説中の麓先生)
国宝を修復される襖絵師さんや奈良からの瓦師さん、漆塗りの塗師さん
などの現代の名工の匠の修復技術についての解説もパワーポイントで
なされ、現場でそれを確認できたことは非常に有意義であったと思います。

2003・9・20解体修理中 本瓦をおろして、複雑な丸太小屋組みまで解体
本瓦は一枚一枚丁寧に時代を分類されました

2003・9・20解体修理中
250年前に入れられた筋交い。非常に珍しい例です
筋交いは無いという定説の中現存してました。
一度も修復されず、大きな地震も乗り越えてきてます

本堂内部の耐震面格子についての解説を受講者が聞く


2005年1月12日

徳川園へ行ってきました

徳川園は、徳川御三家筆頭である、尾張藩二代藩主光友が、元禄8年(1695年)に自らの造営による隠居所である大曽根屋敷に移り住んだことを起源としています。
当時の敷地は約13万坪(約44ha)の広大さで、庭園内の泉水には16挺立の船を浮かべたと言われています
光友の没後、この地は尾張藩家老職の成瀬、石河、渡邊三家に譲られましたが、明治22年(1889年)からは尾張徳川家の邸宅となりました。

昭和6年(1931年)、十九代当主義親から邸宅と庭園の寄付を受けた名古屋市は整備改修を行い、翌年「徳川園」が公開されました。昭和20年(1945年)に大空襲により園内の大部分を焼失した後は一般的な公園として利用されてきましたが、平成16年秋に日本庭園としてリニューアルしました。

徳川園は、池泉回遊式の日本庭園で、江戸時代の主だった大名庭園もこの様式です。清流が滝から渓谷を下り海に見立てた池へと流れるありさまは、日本の自然景観を象徴的に凝縮しています。

さらに徳川園は、高低差の大きな地形、既存のまま取り入れた樹林、立体的に迫る大きな岩組みが特徴で、変化に富んだ景観を大胆に切り替える構成を用いて大名庭園の「荘厳さ」を大観できるようにしています。新緑や紅葉、牡丹や花菖蒲の花々など、四季を通じて楽しめる庭となっています。

入り口脇の門です。丁寧に作ってありました。
残念なのは、園内にある木の橋で、パンフレットに桧造りと書いてあったのですが、
手すりと床板だけで、肝心の桁や柱は米松でした。偽りありです。

ぼたんの花が園内にたくさん植えられていて、春になればもっとすばらしいんでしょうね。今は、雪よけの傘をかぶり風情がありました。

茶室もしつらえてあり、建築士には勉強になります。


2005年1月11日

温泉レポート NO2

正月5日に、先月に引き続きひとり旅。
また、同じ大分県直入町の長湯温泉に行ってきました。
道も慣れてカーナビなしで迷わずに到着。
途中、雪も残ってましたが道にはなく
美しい阿蘇山も直入町へ入る峠道から見えました。

ここが、自称日本一の炭酸泉。ラムネ温泉です。
先月に続き2回目の訪問です。くせになってます。
残念ながら中の撮影はできません。
入り口の缶に200円投入して男湯へ入ります。
中は、杉の棚板があり、そこで服をぬぎ、岩組の浴槽へ
湯温度31度でしたので、少し寒い感じがしますが
ものの5秒で全身サイダーの中の状態で下半身の粘膜にしみいる
気泡が無数につきます。もちろんかけ流しの温泉です。
そのあと、40度の炭酸泉に(人が二人入れる円形の浴槽)に
入って体を温めます。
爽快な気分でゆっくり日頃の疲れをいやしました。

ラムネ温泉から川を少し下って、川原の中にガニ湯があります。
無料ですが、誰も入ってません。
橋の下で裸になって、勇気をもってさらけものになるなら
入浴できますけど

ガニ湯本舗天風庵です
立派な木造で、望楼のような展望台付の3階建て

横にある木造トイレには、うさぎの漆喰芸術が彫りこまれてます
丁寧に作られた国産材木造トイレでした。


2005年1月2日

新年明けましておめでとうございます

本年もよろしくお願い申し上げます。昨年末の津波には、正直自然の力の大きさに驚かされました。昨年は、新潟中越地震を始め、多数の台風の襲来、イラク戦争、巷では誘拐事件など暗いニュースが多かったです。今年は、愛知では、万博が開催され、中部国際空港の開港など、大型プロジェクトが次々に完成。見た目には、経済が元気な様子に見える愛知県ですが、本当に潤っているのかどうか疑問です。
大きな時の流れには逆らえませんが、少しでも社会貢献できることを目指して今年も頑張りたいと思います。
今日は、自然素材生活館は営業中で出勤して、ブログつくりが仕事初めとなりました。
昨年末には、ホームページの変更もできましたので覗いてください
㈱ほるくすHP