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2007年3月23日

墨汁塗り

安城の家

京都から専用の墨汁を取り寄せます
この墨汁は工業製品ではなく
昔ながらの方法で製造されてます

木材保護塗料としては、耐久力が一番あります
伝統の力ですね

外部の木部に墨汁を塗ります
2度塗りです

有害なにおいもなく、施工者にも安全です


2007年3月22日

壁下塗り

安城の家

壁の下塗り用の土をミキサーで現場で砂と土、スサを混ぜて、水を加えて練ります
この土もこの地方で掘られたものから作られてます

わらスサ
荒壁とは違い、こまかく繊維状にされた藁を入れます
ひびわれ防止になるツナギの役目をします

下塗り乾かした荒壁の上に下塗りがされます
これから、中塗り、仕上げのしっくいが塗られます


2007年3月21日

甲府城レポート37 完成

甲府歴史公園 山手渡櫓門完成

甲府市が発注し、地元JV(国際建設、コミヤマ工業、進藤建設)が請け負った甲府歴史公園の工事が完成いたしました
木工事部分を管理させていただいた仕事もほぼ昨日で完了し、2年に渡った工事が完了いたします。
発掘により石垣の位置も明確になり一部の設計変更もありましたが、工期内にて完成することができました。
今年は、NHKの大河ドラマが風林火山といこうともあり、地元では、風林火山の軍旗を掲げての街のにぎわいモードでもあります。
但し、このお城は、武田信玄より後の江戸時代のものであり関係ありません。

2階内部

ひのきの壁、ひのきの床がきれいです
梁は松です

山手門
軒天をしっくいの塗り籠とした門です
柱や門扉に鍛鉄の帯金物がついています

土塀と木柵

木柵は、栗の木を使用してます


2007年3月19日

ひのき床板25mm

安城Y邸

床板をすべて25mmのひのき板にしました
設計段階で挽いて乾燥させ。一年経って完成です。
これは、ロフト床ですが、踏み天40の杉板の上に25のひのきですので
かなりしっかりとした感じです
普段は15mmを使用してますが
25mmはなかなか重量感があっていいです


2007年3月16日

桜がもう咲いてます
種類にもよるのでしょうが・・・

たえて桜のなかりせば、・・・・春の心はのどけかろまし・・・
花粉症には、つらい憂鬱な季節
桜をめでる余裕なし・・・
外へ出るのがつらい季節であります・・・・・
いろんなお茶(甜茶、ウーロン茶、杉茶、ルイボスティー、紅茶)
を飲みますが、いまいち効果なし

日ごろ杉の木にお世話になっているので
杉には感謝せねば


2007年3月14日

土塀

前回のブログの続き

富貴寺の土塀
土塀を見るとついつい興味をもってしまう
掛川城、甲府城と土塀を造った時から、いろいろな土塀を見てきた
少し壊れかけているほうが、見るほうとしては、構造がわかりありがたい
この土塀は、古瓦を挟み込みながら粘性土を積んでいくもので
瓦も本瓦が挟んである
屋根が特徴的で、瓦ではなく
たぶん地元が石の産地でもあるので
石の平板で葺いてあり、ほとんど痛みが無い

修復方法には、疑問を抱かざるを得ない部分もあった
全面にカンレイシャを張って、上塗りをしたようだが
そこで下地との縁が切れてしまい
カーテンのようになっている
全面に張るのであれば、もう少し目の荒いもののほうが
下地と定着してはがれなかったのではないだろうか
こういうタイプの上へ塗り重ねていく土塀ははがれやすいが
法隆寺の正面から続く版築工法の土塀はさすがに痛みが少なかったように
思う
もう少し屋根の庇が出ていれば、こういった下の部分からのはがれは押さえられただろう
今のブロックやフェンスと違い風情があり
先人の職人の苦労がよくみえる
100年以上の風雨にたえるサステイナブルな技術である


2007年3月12日

国宝 阿弥陀堂 見学しました

富貴寺(ふきじ)
国東半島にある富貴寺を訪ねました
前回のブログで紹介した磨崖仏から車で15分くらいのところにあります
国宝の建築物を訪ねるといつもテンションが最高潮になり、なめまわすようにマニアックに見てしまいます

石段をあがり、山門をくぐり受付で200円を支払い
また、石段をあがります
樹齢100年以上のカヤの木が出迎えてくれます

凛とした美しいプロポーションの三間四間の阿弥陀堂です
平安後期の建立
1000年近い時を超えてきたとは思えない軽やかな雰囲気です
残念ながら内部は写真撮影が禁止ですが、
内部の柱や長押にはくっきりと
槍カンナの刃のあとが残り
美しく仕上げられております

これまでに4回の大修理がされ、最近では昭和25年だそうです
棟木に文和2年(1353)の墨書の一部が残存してる

樹齢数百年近いだろう、カヤの木の板が落とし込まれています
今だといったいいくら出せば、この板を買えるのだろうかと
すぐ積算したがるのが建築屋です
それにしても美しいです
外部は、風化もあり、槍カンナのあとが見にくいですが
ちゃんと残っておりました

九州最古の和様建築物の
国宝に触れられる喜びはマニアにはたまりません

遠く(豊後高田市田染蕗)まで見にきたかいがありました
旅の目的を達して大満足でした
ついでに温泉も入れますしね・・・・


2007年3月11日

鬼がつくった階段?

豊後にある熊野山胎蔵寺から熊野権現神社への道にある石段は、鬼が一夜で造ったといわれてます。
運動不足の私には、なかなか大変な階段でした
99段あるといわれてますが、どこが段なのかわからないくらい
乱積みです

鬼の物語の説明板です
駐車場にあります

熊野磨崖佛です
崖に彫られてる不動明王
(重要文化財)8mあります
柔和な顔のおふどうさんでした

大日如来像です
不動明王の向かって右側に彫られてます
6.8mの高さがあります

熊野磨崖佛の説明板です

このあたりは、岩山で、中国の山水画の世界のように
切り立った山がたくさんありました
修験道の行場だったのでしょうね


2007年3月9日

三椏(ミツマタ)の花

春が逆戻りした寒い3/6に立ち寄った
湯布院で見つけた
三椏の花(みつまたのはな

赤い色の花もありました

楮(こうぞ)と並んで、和紙の原料で有名です

遠くに見えるは、うっすらと雪化粧した由布岳です
昨年のNHK朝ドラで有名になりました


2007年3月4日

木刷り張り

安城 Y邸

木刷りが張られました
この上にラスモルタル+しっくい塗りです

腰板は、杉板の赤身です

窓ガラスはすべて防犯ガラスのペアガラスです