ブログ
2007年12月30日

今年もお世話になりました

本年の営業は昨日12・29にて終了させていただきました。
来年は、1・7よりの営業となります

昨年の耐震偽装問題から発生した建築の取り締まり強化により、6月20日に建築基準法が改正され、建築業界全体が、工事の進捗に影響を受けて、GNPにまで影響を与えるほどの大問題へと発展してます。
木造においても,
報道が大きな建物の影に隠れておりますが影響を受けております。

今年を代表する文字がまさに「偽」であったように
食品を始めてとして、果ては年金問題まで
様々な問題が暴露されてきて、一掃される時と思っております。

私たち建築士も自分のしている仕事に誇りを持ってできるように
お客様に信頼して仕事を任せていただきますよう
来年もがんばりたいと思っております

偽から真の時代への移り代わりの時が過ぎていると確信しております

日ごろお世話になった方をはじめ
このブログを読んでいただいている方に感謝いたします
来年もよろしくお願い申し上げます


2007年12月24日

古建具でリフォーム

アトピー環境研究会で、シックハウスの事例として、調査対象としてきた患者さん宅のリフォームをしました。
厳密には、新築された家には住むことができず、以前使用して倉庫となったいた古家を再度内装してリフォームしました。
リフォームといっても、新しい建材の建具ですと接着剤が含まれているので、骨董屋さんで、古建具を購入してリメイクして使用しました。
ちょうど家の築年数も古く、建具が以前からあったようにマッチしてました

ガラスも建具から引き出して洗いました
細工の細かい格子のあとがついてました
たぶん40年以上経ったガラスです
今は、こういう模様の型ガラスが国内にはないので貴重品です

建具の高さが足らないので、木の下駄をはかせてます

無双のついた板戸を間仕切りに使用します
縁側へは、ガラス障子です欄間部分にガラスが入り洗いました
一部のガラスが割れていたので、別の骨董ガラスをガラス屋さんへ持ち込み切ってもらって、とりつけました。

床はヒノキの板を張り、断熱材は、床、壁共に、パーフェクトバリアを使用。
壁は、漆喰で仕上げました。
漆喰はプラスターボードに直接施工しようとすると
どうしても、化学物質の入ったシーラーを使用して、浸みこみ防止をしないと石膏が痛むので、今回は、ラスボードに、石膏を中塗して、その上に練り置きしてある化学物質を含まない漆喰を塗りました。
床下は湿気が多かったので、防湿コンクリートを施工しました
下地に使ったネタや大引きなどの床下下地は、ヒノキを使用しました。


2007年12月22日

古出来の家 大工造作中

藤井棟梁と矢島君
矢島君は、日本の伝統技術である杮(こけら)屋根葺師でしたが、宮大工を志して、藤井棟梁に弟子入りして、日夜がんばってます

床の板は、解体前に使っていた旧家の床の間の板を再利用。
玄関の板もすべて、同じように再利用しております

廊下
高い天井です
アクセントに丸太が中央にいれてあります

玄関上の吹き抜け

居間から続く磨き丸太が見上げると見えます


2007年12月21日

風越の家 大工造作中

外壁は、アルミ亜鉛めっき鋼板にて、施工中です
黒ぽい外壁で、縦に折目があり、モダン風の外観となります
最近板金の外壁が増えてきました
耐久性の優れたものがでてきたこともありますが
台風の多い地域では雨漏りがしにくいという利点があります

床下の断熱材は、自然素材のフォレストボード40mm(秋田県産杉皮)を使用してます
ネタは、桧の90*40の芯付小径木を使用してますので、丈夫です

仕上げの床はヒノキの15mmです

この仕上げが標準です
杉よりは、若干硬いので、経年劣化の仕方が違います


2007年12月12日

ペレットストーブ 燃料について

ペレットストーブを1か月使用してみて、いろいろわかってきました
今回は燃料について
ペレットは、国産材でできたものを2種類使用してます
長野県上伊那森林組合と愛知県豊根村のものです

この2種類の違いは、燃焼にあります
同じメモリで燃焼させると違いがよくわかりました

上伊那のペレットのほうが、高温になります
お湯が「中」のメモリで沸騰します
たぶん、ホワイトペレットだからだと思います
燃料が送り込まれるタイミングは同じなのに、火の量が見て違います
大きさの違いも影響しているかもしれません
ペレットの長さが短いということもあり、詰まることもありません
そのぶん早く燃料がなくなります


ペレットの長さは、まちまちです
簡単に折れますから、長いものが多い場合は、少しかきまぜるといいかもしれません

豊根のペレットは、杉の皮も入ったいわゆるバークですが
若干燃えにくいのかもしれません
その分長持ちする(若干)

愛知県に住むものとしては、愛知の材料を使いたいです
価格が、実は若干上伊那(10kg 400円)のほうが安いことは、経営者としては助かりますが・・・

30袋が今週中になくなり
ますので、とりあえず上伊那のペレットを購入予定です

1日に1袋以上必要です
残業をやめないと・・・・・
灯油の半額以下ですからしかたないかもしれません


2007年12月10日

伝統木造住宅の危機

9月に引き続き2回目の国土交通省との建築基準法改正に伴うセミナーが12/7に伝統建築を守りたい5団体の主催により開催。コーディネーターとして私も参加。秋葉原の会場は、全国から伝統的な工法に取り組んでいる大工さん、設計士、工務店が60人ほど集まった。

建築基準法が6月に改正され、いろいろな問題が出てきている。
多くは、消費者にとってみれば、建築確認申請が厳格化され、安心したものを買えるという利点もあるのだが、現場での混乱は、著しい事態である。

今回のセミナーにおいても、住み手にとって不利になる問題点の陳情をお上にすることであり、営業的に建築関係者が不利益になるから陳情することでは決してない。

もはや、日本の住宅文化は、継承してはいけないというのが、今回の改正であり、国土交通省が、耐震化を進めるがあまり、耐震設計がされていない100年の実績ある建物は、現在の基準法にそぐわないので、ほぼ増築することはできなくなってしまった。

日本の古い町並みは、もはやこの基準法の元では、消え去るしかないであろう。
構造計算と実績とどちらが正しいのか?

職人が培ってきた技を受け継ぐことを拒否した日本人の選択は、正しいのであろうか?
というより、国土交通省としては、こんな事態になるとは、決して予想していなかったのであろう。結果としてこういう問題がでてきて、審査基準が厳しくなることで、安心安全の住まいができると信じていたはずだ。

これから家を建てる人が、以前とは違い、建てる住宅によっては大きな影響を受ける。
沖縄のようにコンクリートの住宅だと影響は大であろう。
車庫を地下にRCで作って、上に在来工法の木造で建てる混構造の建物も構造計算の厳格化により影響を受けている。

冬柴大臣は、沈静化を待てというが・・・
喉元すぎれば、大丈夫というわけにはいかない今回の改正

姉歯元設計士の起こした耐震偽装問題の思わぬ余波を受けた伝統工法住宅です

(セミナーの詳しい内容は今回は書くことができませんが、日本の文化を守ることは、山の木と直結していることだけは、間違いなく、伝統工法が、合法でない日本は、やはりどこか歪んでいるのかもしれません。個人の財産は、国が保障してくれるわけではないのだから、個人の承諾を得れば建築士にまかして欲しいです。)

どこかの漫画家が赤白の家を個人の自由だからといって閑静な住宅地に建てるようだが、そんなに赤白の家が元気になるからといって個人の自由だと主張して家を建てたいなら、広大な敷地に木を植えて、周りから見えないところで建てるか、歌舞伎町の真ん中に建ててはどうであろうか。節度のない大人が、この日本の文化をだめにしている。節度のない大手ハウスメカーが建築しているのもうなずける。常識ある設計士は、あんな仕事請け負えない。町並みは、個人の自由などではない。公共の場である。


2007年12月4日

鍛鉄のオリジナル作品

鉄の仕事は、中学の同級生であり、今も近所に住んでいる
「村瀬製作所」(ホームページにリンクしてます。他の作品も見れます)の村瀬重幸さんに頼みました。

引戸の引手
鍛鉄の上、蜜蠟が塗ってあります
鉄を熱く窯で熱して叩いて鍛え上げた鉄です

テーブルの脚

天板を製作後、寸法をとり、微妙に板より鉄が見えるように大きく脚が作ってあります

テーブルの脚拡大

これも引手と同じ鍛鉄のうえ蜜蠟しあげです

切り文字看板

鍛鉄の上に、アルミを溶射して外部でも腐食しないようにしてあります
見た目は白く見えますが、アルミ色です


2007年12月1日

手作りガラス

事務所の中に、仲間のガラス屋さんの作品があります
(可児ガラス工房)
まずは、ステンドグラス
今回は、特に色のない透明のステンドガラスばかりで作っていただきました
玄関と、打ち合わせ室を仕切る壁と建具です

建具につけたガラスには、サンドブラストで掘った
ナチュラルパートナーズのシンボルマークである
鳳凰を掘っていただきました

打ち合わせ室と事務室の天井からぶら下がる
吹きガラスの照明
5つ製作してもらいましたが
すべて、表情や形が微妙に異なります
手造りの味わいのよさです

トイレの手洗いコーナーに
吹きガラスのボールを採用しました
大工さんが、ガラスのカーブにあわせて
栃の木の天板をくりぬいてくれました