住まいづくりの費用

ナパスは設計事務所であり、工務店でもあります。
近くであれば、設計から施工までを一環しておこないますが、遠方の場合は経費もかさみますので、設計監理のみという業態で仕事をさせていただく場合もあります。
設計施工の場合は工事費と設計料を、設計監理のみの場合は、設計料と監理料を報酬としていただきます。
ここでは、それぞれの費用の内訳や支払い時期について、説明させていただきます。

工事費について

工事費とは、文字通り、家づくりをするにあたって直接的にかかる費用を言います。
大工、左官、材木屋、瓦屋、建具屋、水道屋、電気屋など、一軒の家づくりに多くの職種がからんできますが、
『それぞれの仕事の内容やスケジュールの監理、支払い業務を含め、すべて一括して有限会社ナチュラルパートナーズで責任をもってさせていただきます』
という内容の「工事請負契約」をお客様との間で締結します。

ナパスの推奨仕様にのっとった場合の工事価格は、
土壁を用いない乾式工法で坪単価約58万円から(消費税別) 2016年実績
土壁を用いた湿式工法で坪単価約79万円から(消費税別) 2016年実績
となります。(基本工事のみ)

実際の工事価格は、敷地形状やご希望される間取り、使用する材料の等級などに応じて変わりますので、物件ごとに見積もりをさせて頂いた結果の価格を、個別に提示させていただきますことを御了承ください。
(下記に別途工事の項目がありますことをご承知ください。)

ここでは、工事費の主な内容と、工事費に含まれない「別途扱い」となる項目について、ご説明します。

仮設工事

工事を安全に施工するためのシート張りや、足場・仮囲いを組み立てます。また、仮設電気、仮設水道、仮設トイレ、清掃片付け、ハウスクリーニングなども含みます。

基礎工事

住宅の足元を支える基礎造りをします。べた基礎、地中梁、基礎パッキンなど。石場建ての場合は、基礎が簡略化される場合もあります。

木工事

構造材、造作材、断熱材など。木材料は、主に愛知県三河産の天然乾燥材を使用しており、建物に応じて特注材を出すことも可能です。
在来工法と比べて、新建材を使わず、材寸もより太いものを使います。
ご要望に応じて、床板などにナラやクリのような広葉樹を用いる場合もありますが、その場合は、愛知県産ではないこともあります。

大工工事

大工が木を選び、木のクセを読んで適材適所に墨付けし、手刻みで仕口・継手の加工をしたものを現場に運んで、組みあげます。
プレカット材を組み立てる簡便な現代工法と比べると工事費の中で大工工事費の占める割合が高くなりますが、無垢材木組みの家では、もっとも大切な部分です。
どうしても、費用の調整が必要な場合や3階建ての木造耐火構造の建物の場合は、プレカットを利用することも稀にあります。

屋根工事

愛知県産の三州陶器瓦、ガルバニウム鋼板の板金屋根など。

アルミサッシ工事

窓や玄関戸にアルミサッシを使う場合にかかる費用です。ガラス工事も含まれます。ペアガラスが標準となります。

木製建具工事

木製窓、板戸、襖、障子などの製作・取付をします。既製品は使わず、その家に応じて採寸し、無垢材で製作します。
リーズナブルな価格をご希望される場合は、古建具のリユースや合板を使用したフラッシュ戸でも対応します。

左官工事

小舞という割竹をわら縄や棕櫚縄でしばって格子状に編んで、荒壁土を付けて壁の下地を作り、中塗土を塗って、その上に漆喰や珪藻土、で仕上げをします。
壁を中塗り土で仕上げることもできます。
また、石やタイルを床や壁に張る工事も含まれます。

 

板金工事

外壁・雨樋・水回りなどに金属鋼板を加工して取り付ける工事です。

塗装工事

外壁や床などに自然塗料や植物油、墨汁などを塗る工事です。

雑工事

畳、防水工事、手摺、ポストの設置など。

住宅設備機器工事

ガス給湯器やガスコンロなどを取り付ける工事です。システムキッチンは、別途工事となります。

電気工事

スイッチ・コンセントの配線や、電気の引き込みなどの工事をします。

給排水工事

内部(キッチンやお風呂、洗面所、トイレ)の給水・給湯・排水のための工事です。

衛生器具工事

ユニットバス、浴槽、洗面化粧台、トイレの設置や、各種水栓などの器具の工事です。

諸経費

工事監理料、工事に関わる交通費、工事保険の保険料、事務経費など。㎡数に応じて算出されます。
大量生産するメーカーによっては、この価格を表示せずに基本セット工事などという表現がされていますが、
どんな会社でも必ず、費用は発生しており、表現が変えてあるだけです。
弊社では、あえて、諸経費を正直に計上させていただきます。

その他

以下については、工事費には含まれませんので、別途実費がかかります。ご注意ください。

別途工事
地盤改良工事、ガス工事、外部給排水工事、外構工事、家具工事、
システムキッチン工事、照明器具・空調・カーテン・ブラインド工事 など

以下は、工事費ではありませんが、家づくりにはかかってくる費用ですので、心づもりが必要となります。ご注意ください。

別途にかかる費用
設計料(次の項目をご参照ください)、
引越代、通信回線移転・新設費用、既設建物解体費用、
建物登記費用、各種申請費、瑕疵担保保険料、火災保険、
消費税、不動産取得税、
地鎮祭費用、上棟式費用 など

設計料の算定方法

ここでは、設計料の算定方法と、設計料に含まれない「別途扱い」となる項目について、ご説明します。

1 ナパスが設計から施工まで一括して行う場合

ナパスとお客様との間で設計契約および工事請負契約の両方を締結し、設計から施工までを一環してさせていただく場合には、設計料は床面積に応じて、坪あたり2万円とさせていただいております。設計監理のみを行う場合よりも設計料が割安となるのは、気心が知れ、ナパスの設計に手馴れた職人さんが施工するため、打ち合せの効率がよく、図面も最小限に済むためです。

・新築30坪未満は、60万円。新築30坪以上は、坪当たり2万円
・設計料に含まれない別途費用についてはこちらをご参照ください。

・増改築の場合は、別途工事金額、規模に応じて、打ち合わせにて設計料を決めさせて頂きます。

<40坪、3000万の家の場合>

工事費3000万 契約の対象:有限会社ナチュラルパートナーズ
設計料80万 契約の対象:ナチュラルパートナーズ一級建築士事務所


+別途費用

2 ナパスが設計監理のみを行う場合

ナパスとは普段パートナーシップのない工務店・職人の施工の現場の設計監理のみを担当する場合は、現場監理の打ち合わせや詳細な図面がより多く必要となるので、通常の設計事務所のように工事費全体の10%の設計監理料をいただいております。

・工事金額1000万円未満の場合、100万円(税別)
・工事金額1000万円以上の場合、工事金額の10%(税別)
・設計監理料に含まれない別途費用についてはこちらをご参照ください。

<40坪、3000万の家の場合>

工事費3000万 契約の対象:他社
設計監理料300万 契約の対象:ナチュラルパートナーズ一級建築士事務所


+別途費用

設計料/設計監理料とは別途となる項目

以下の項目には、別途費用がかかりますのでご注意ください。

1. 地盤調査費
どのような現場でも、地盤調査が必要です。スウェーデン式地盤調査の場合で5万円、地盤が軟弱な場合は、別途ボーリング等の調査費がかかります。
2. 構造計算費用
RC混構造の場合など、構造計算が必要となる場合は、図面作製費用・構造計算書など(10〜30万円)がかかります。
3. 国や自治体に支払う申請費用やそれにともなう作業費
確認申請地域内であれば申請図面作成費として20万円、確認審査申請費用として数万円かかります。測量費、登記、建築許可、地区計画、排水承諾、土地区画整理地における76条申請費、宅地造成許可等、申請が必要な場合にも、作業費と申請費用が別途かかります。
4. 外構、ガーデニング
外構図面およびガーデニング用図面をナパスで作成する場合は別途実費がかかります。
5. 交通費(遠方の場合)
現場が愛知県外の場合、交通諸経費等を実費で請求させていただきます。

基本設計の前に、設計契約金30万円を申し受けます

ナパスでは、基本設計にとりかかる前の時点で「設計委託契約」を締結していただき、30万円のご入金をお願いしています。

  • 家づくりをするに至らなかった場合でも、この30万円は返金いたしません。
  • 実際に家づくりをすることになれば、この30万円は、設計料の一部に充当します。

なぜ30万円いただくのか

設計とは、お客様のこれからの人生を左右する重要な仕事です。プランニングに際しては、ご家族の健康面や家族内の関係性、経済など、プライバシーに踏み込んだ打ち合せを重ねることになります。その分、ナパスもご家族の心の内なる思いやご希望を具体化するために熟慮した基本設計をつくるべく、真剣に取り組み、予算とのバランスの中で最良の計画を提案させていただきます。

お互いに、「実際に建てることになるかどうか分からない」といういい加減な気持ちで臨んだプラン作りでは、満足いただける住まいづくりはできません。
お客様にも真剣になっていただくために、敢えて、基本設計にとりかかる前の時点で、設計契約金として30万円のお支払を作業に掛かる前にお願いしております。