住まいづくりの流れ

ナパスの住まいづくりは、ハウスメーカーの住まいづくりとくらべると、時間がかかります。家を建てた後のご家族の暮らしのイメージをとことん話し合い「これでこそ、私たちの家」という像を、いっしょに結びましょう。木と土の自然素材の家づくりには、刻み加工や土壁塗りなど、施工にもある程度の期間が必要です。大工さん以外にたくさんの職人さんが、みなさんの家づくりに関わってきます。お金だけでなく、きちんと時間や人の手間をかけてこそ、いい家ができるのです。

このページでは、住まいづくりの流れを、時間を追ってご説明します。

1 設計契約まで 
新しくつくる家でご家族がどう暮らしたいか、一緒に夢を広げましょう

最初の出会い

まず、いちどご連絡ください。をご利用いただくか、あるいは直接お電話いただいてもかまいません。初回の面接のアポイントメントをとります。面接では、ナパスの考える家づくりを説明した上で、お客様がどういう暮らしをされたいのかを中心に、じっくりとヒアリングさせていただきます。

見学

ご家族構成やご要望の間取りにあわせ、今までナパスでつくってきた家の中で近い感じのお宅をいっしょに訪問し、そのお宅のご家族に家の住み心地をお話しいただきます。よいことも悪いことも正直にお話してもらいます。木材の倉庫や大工さんの加工場、建築中の現場にもご案内します。

設計契約

ナパスの家づくりにご納得いただいた時点で、設計方針を決め、ナチュラルパートナーズ一級建築士事務所と設計業務委託契約をしていただきます。

この時点で、設計契約金として金30万円をお振込みいただきます。

2 設計を練り上げる 
敷地や予算に合わせ、実現可能な計画に具体化します

現地調査と地盤調査

基本設計に入る前にまず、家づくりをする敷地を一緒に見に行きます。その上で、法的な規制や周辺環境、地盤調査などをし、基本設計の前提となる設計条件を確定します。

基本設計

ご家族の将来の生活イメージ、家でどのように時間を過ごしたいかなど、まずはご家族の夢をなるべくもりこんだプランをつくり、ご提示します。何回かやりとりを経て、納得していただけるプランにまで練り上げ、平面図、立面図、展開図を作成、積算の準備をします。基本設計終了後に、模型をつくってお見せします。

  • 基本設計には、通常3か月以上かかります。
  • 愛着のあるお手持ちの家具を生かしたいというご希望がある時には、基本設計の段階で、プランに取り込むようにします。

見積もり

基本設計が合意に達したら、建築工事費を算出(積算と言います)にかかります。見積もりが予算と合わない場合(ほとんどの方が当初予算を10〜20%オーバーします)には、暮らしの優先順位に応じて何をけずり、何を残すかをいっしょに考えます。打ち合せを数回重ねながら、折り合う金額にまで調整をします。

  • 通常2週間くらい要します。
  • 相見積もりを前提とした施工は、最初から請けません。
    同じものを他社がつくることはできないと思っています。

工事請負契約

見積もりが合意に達したところで、設計図・見積書・契約約款にて有限会社ナチュラルパートナーズと工事請負契約をしていただきます(実印が必要となります)

3 着工に向けて 
大工さんに渡せる図面をおこし、役所に申請をします

実施設計

基本設計に基づき、平面詳細図・設備図・基礎図・断面図など申請に必要な図面を作成いたします。その後、施工に必要な各種の図面の作成をいたします。

確認申請等

家を建てるには「建築確認申請」という手続きが法的に義務づけられています。通常10日ほどの作業で申請書ができあがりますが、建築基準法改正以降、審査は遅れ気味です。また、確認申請の前に、解体確認申請・宅地造成法・76条申請などの申請が必要な場合があります。確認申請がおりたところで、瑕疵担保保証保険にお入りいただきます。(平成21年10月引き渡し物件より、強制加入となりました)

地鎮祭

お施主様のご了解の元、工事の無事と安全を祈願して、地鎮祭を執り行います。

4 上棟まで 大工さんが刻んだ材を、いよいよ現場で組み上げます

工事着工


確認申請許可後、着工いたします。まずは、基礎工事です。ここで瑕疵保険の現場検査を受けます。

刻み加工


上棟までの間、大工さんは加工場で、柱や梁に仕口や継ぎ手といった刻みの加工をしています。加工場へも見学に行きます。

棟上げ

土台を敷き、柱を建て、梁をかけ、家の骨組みを一気につくります。現場でのクライマックスです。

上棟式

最後の棟木が上がった後、家内安全と工事の無事安全を祈願して、大工棟梁が上棟の神事を執り行います。

5 屋根と壁工事 
大工さん以外にもいろいろな職人さんが現場にやってきます

屋根下地


上棟するとすぐに、大工さんが屋根の下地をつくります。垂木に野地板を張り、断熱材(製材時に出る杉樹皮をコーンスターチでかためた自然断熱材を使っています)を施工します。

屋根瓦葺き


屋根下地ができると、屋根屋さんが来て、瓦を葺きます。地元の三州瓦を使っています。

 

土壁づくり


屋根の下では、土壁づくりがはじまります。まずは、竹小舞を編み、左官屋さんが荒壁土をつけていきます。

中間検査

屋根・土壁が終了した時点で、確認審査機関と住宅瑕疵担保責任保険の保険法人の検査を受けます。

6 竣工まで 
実際に暮らせるよう、細部を仕上げていきます

造作工事


床板、壁板、階段、外壁、造り付け家具など、大工さんが現場で作業します。ご要望があれば、ひのきや杉など、家を造った同じ素材で大工さんや家具屋さんが作ってくれます。

左官仕上げ工事


土壁の中塗り、漆喰仕上げ塗り、珪藻土塗り、タイル貼りなどを行います。

建具・家具工事


板戸、障子、ふすまなど、室内の木建具をつくり、取り付けます。

外構工事


家のまわりの庭、駐車場などを整えていきます。

完成検査

確認審査機関の検査を受けます。お施主さんにも現場をご確認いただき、引き渡しまでに、不都合が発見された場合は、改善します。工事精算をして、最終金額を決定、ご入金確認後にお引き渡しいたします。

精算と引き渡し

工事精算をして、最終金額を決定して確認をしていただきます。建物のお引き渡しには、鍵引き渡し書と引渡受理書にサインを頂き、家の鍵と確認申請書、取り扱い説明書、瑕疵担保保険書などをお渡しします。

木の家に住み始めてからよくあるお問い合せです。

木の割れ
木が乾燥していく過程で、梁などに表面割れが起きることがあります。柱は背割といって、最初から割れが集まる工夫がしてありますが、梁、桁などの構造材は背割がしてないので、どこへ割れが出るかは、自然任せとなります。木がバキッ!と音を立てるので「家が壊れたのでは?」とびっくりしてお電話くださる方も多いのですが、この割れには構造的な影響はありません。不安に感じる場合には、ご連絡ください。
床の抜け節
床板に節がある場合、節の目が抜けて孔があくことがあります。そうなった場合、孔が節に見えるよう、節で埋め木をしにいきますので、ご連絡ください。
木建具の不具合
すべりが悪い時には、敷居や鴨居の溝をろうそくでなぞるのがお勧めです。それでも、季節によって木が乾燥してやせたり、湿気を帯びてふくらんだりして、建具の開閉がスムーズにいかなくなることもあります。そのような場合、建具屋さんと調整にうかがいます。
つくりつけ家具
お住まいになりはじめてからでも、学習机や本棚など、子供さんの成長に応じて、無垢材での家具製作も承ります。
防蟻防腐対策
今の家づくりでは、薬剤散布による防蟻防腐処理をするのが普通ですが、それはシックハウスの大きな原因となるので、ナパスではあえてしません。それでも、土台が腐ったりシロアリが発生したりすることがほとんどないのは、床下の風通しや基礎と土台の間に基礎パッキン石をはさむなど、昔ながらの木の家づくりの知恵に学んだ工夫を取り入れているからです。家の外周に薪や木材などを積んでおくと、シロアリが発生しやすくなることもあります。家の足元はすっきりさせておきましょう。

ナパスな暮らしの始まり 
木の香りあふれる新生活のスタートです

引き渡し後のおつきあい

さあ、家が完成しました!これからご家族の暮らしが始まります。ナパスとのつきあいも、住んでからの方が長くなります。何かあれば、いつでもご相談ください。誠意をもって対応させていただきます。また、特にご依頼の事項がなくても、定期的に様子を見に伺います。