インド旅行記10
スジャータ村からブッダガヤへ戻り、四輪駆動車に乗り換え、前正覚山へと向かう。途中、舗装もしていない地道をとおり、運転手同士のラリーにも似たレースのうちに山の中腹に到着。
車を止めたところより徒歩で10分ほど歩くと寺院があり、その上に仏陀が苦行された洞窟がある。これは洞窟の入り口。(写真は龍村修先生)
洞窟の内部に苦行の姿の金色に装飾された仏像が安置されている。中は広さ6帖ほどで、蒸し暑く、大勢で入ることにより、まるで岩盤浴室のようになってしまった。蚊の大群の攻撃にあいながら、般若心経をあげる。苦行とは程遠いが、シャツがしぼれるほどの汗をかいた。出たときは、達成感を感じたのは私だけであろうか。
洞窟の前から眺める風景
ここは大陸なんだと広大さを感じる
時がとまっているような瞬間
住民たちが、物乞いに集まり、しばし考えさせられる
ポケットの小銭を渡すがきりがない