今日はビルの内装改築工事の現場を無事、引き渡すことが出来ました。
ビルの中とは思えない空間となっています。
ビルの一室にこんな空間があるなんて、いろいろな用途に利用出来そうですね。
一昨日、ようやく晴れ間が出ましたので、1月にほぼ完成した「カフェテラス」の写真を撮影してきました。3か月待ちだった麻のカーテンもイギリスから届き、鍛鉄のカーテンレール(村瀬製作所製)も取り付けられて、最後の仕事の撮影です
外観です 古レンガの外壁です
居間からみるカフェテラス
西側を望む
カーテン越しに庭が見えます
可児ガラス工房のステンドグラス
村瀬製作所の鍛鉄のカーテンレール オーダー品です
昨年に引き続き、今年もリフォームさせていただいております
NPO法人 あいあいの家 です。
築40年近くたっており、おそらく、その後リフォームされた、玄関と縁側の合板の床板がたぶん20年くらいで、ふかふかしてまいりました。
その部分より古いと想定される廊下は、無垢板で傷んでおりません。
やはり、合板の床の寿命は、接着剤の寿命と関係しており、無垢板にはおよびません。
≪リフォーム前≫見た目はきれいに使われてます
でも、ところどころ、底が抜けそうな感じでふわふわしてました
ネタは立派な桧でされてましたので、断熱材をいれて、福祉施設ということもあり、カバの無垢板で張りました。断熱材は、今回は、パーフェクトバリアです。
≪玄関のかまち≫玄関のカマチが元は集成材だったので、今回は、無垢のタモに変更しました
工事中の玄関です
これで、また、家の寿命がぐんと伸びました
多数の方がここで、時間を過ごされるので、今回は堅い床材を使用してます。
カフェテラスを増築した犬山のY邸ですが、鍛鉄作家の村瀬さんが、取り付けてくれました。
釜戸の正面から見る
鍋の大きさにより調整できる蓋
12mmの鉄板です
中蓋をとりますと
ちょっとした鍋がかかります
窯の中にはステンレスの板を吊るして、火力の調節ができるようにしてあります
外のフードも鍛鉄で仕上げました
取付中の村瀬さん(大江の同級生です)
犬山のY邸にステンドグラスが入りました
ペアグラスの中にステンドグラスをいれて、三重ガラスとなっています
外側は防犯上強化ガラスになっています
南側は、透明のペアガラス(防犯フィルム入り)で庭の木々がみえるようにしてあります
三人がかりでないと重いガラスです
左官さんが、外壁の漆喰の補修もしてます
部屋の間仕切りやドアに使うステンドグラスの途中の段階である
ガラスを型紙の上で切った状態での打ち合わせを可児ガラスの佐川さんに説明してもらいました
型紙のデザインの上に実際に使うステンドグラスを切って並べていきます
今回は、色の無いクリアなガラスを主体に構成してます
一枚一枚に微妙な模様があります
照明器具も吹きガラスで製作しました
このガラスの中の泡をつくる技術についてもお聞きし
なるほどと思いました
溶けたガラスの先に秘密の粉(重曹です)
をつけると空気がでてくるのです
特注で、受けたランプのシェード
これをひとつつくるために
木型を作り、製作しました
現場に納入される日が楽しみです
増築中の犬山のY邸です
外壁のレンガ張りも終わり、瓦葺きです
瓦は、既設の建物にあわせて、いぶし瓦を使用します
最近は、陶器瓦が多くなり、いぶしは少なくなりました
袖瓦は、葺く前にサンダーで瓦の歪があるので、すり合わせをしてから葺きます
ダイヤモンドのやすりで仕上げます
内部は大工さんが壁の下地を張ってます
漆喰で仕上がります
断熱材は、屋根も壁もフォレストボードです
平成2年に建てた犬山のYさん宅にカフェテラスを増築してます
材料は、柱はヒノキ5寸角、土台は8寸背、梁もヒノキ、板類もヒノキというわけで、総ヒノキで作ってみました
色は、ベン柄と墨汁とゴマ油で色付け
ちょと洋風のカフェです
これからステンドグラスで建具を飾ります
鍛鉄の煙突やカーテンレール
吹きガラスの照明と完成が楽しみです
壁は、古レンガのタイルを張ります
垂木の上に野地板30のヒノキを張ります
目地まで色付けしてありますので、
断熱材はフォレストボードの50mmです
今回は、増築工事です
17年前に設計した建物の南側にサロンのような場所を増築します
内装は、レンガの壁
イタリアンレストランを訪れた施主さんが
お気に入りとなり
同じような感じで作ってほしいとのことで
設計してみました
通常は、内部の木部を塗りませんが、
今回は、古色塗をしました
ベンガラ、松煙墨、ゴマ油で塗りました
ベンガラ
見本です
配合をかえて色をかえてます
事務所近くのグループホームの離れの床を張ってます
30年ほど前の建物です
当時は、床下に断熱材がないので、床板が、冷たいので、今回は、床下に潜って、パーフェクトバリア40mmを入れ込み、既存の南洋材の無垢板(たぶんマンガシロ)の反りを電気サンダーでとり、その上にヒノキの縁甲板を張りました
これで、温かく感じられると思います
無垢板は、本当に長持ちすることがよくわかります
同じ家の縁側部分には、松の化粧合板が張られておりましたが、かなり弱って、ふかふかしておりましたが、この部屋は、無垢板ということで、反りは出ておりましたが、問題はなかったです。ただ、寒いので、厚みを増して断熱をいれるというリフォームです。
壁は、これから杉板を腰まで張り、土壁は漆喰を塗りかえます
ヒノキの床板は、柔らかいので、熱伝導率が、広葉樹よりも低いので温かく感じられます。
エステックウッドのバルコニー
杉材を窒素加工した、腐りにくい材料です
天然素材でありながら、防腐剤を使用せずに木材を加工してあります
枕木や、木塀に使用しますが
今回は、バルコニーです
色が少し焦げたような色になってますので
それなりのやわらかな風合いが伝わります
通常より若干価格が高いですが、経年劣化による修理を考えるとお得になるのではないかと思ってます
自然素材もまだまだ、工夫されて新しい方法がでてきます
アトピー環境研究会で、シックハウスの事例として、調査対象としてきた患者さん宅のリフォームをしました。
厳密には、新築された家には住むことができず、以前使用して倉庫となったいた古家を再度内装してリフォームしました。
リフォームといっても、新しい建材の建具ですと接着剤が含まれているので、骨董屋さんで、古建具を購入してリメイクして使用しました。
ちょうど家の築年数も古く、建具が以前からあったようにマッチしてました
ガラスも建具から引き出して洗いました
細工の細かい格子のあとがついてました
たぶん40年以上経ったガラスです
今は、こういう模様の型ガラスが国内にはないので貴重品です
建具の高さが足らないので、木の下駄をはかせてます
無双のついた板戸を間仕切りに使用します
縁側へは、ガラス障子です欄間部分にガラスが入り洗いました
一部のガラスが割れていたので、別の骨董ガラスをガラス屋さんへ持ち込み切ってもらって、とりつけました。
床はヒノキの板を張り、断熱材は、床、壁共に、パーフェクトバリアを使用。
壁は、漆喰で仕上げました。
漆喰はプラスターボードに直接施工しようとすると
どうしても、化学物質の入ったシーラーを使用して、浸みこみ防止をしないと石膏が痛むので、今回は、ラスボードに、石膏を中塗して、その上に練り置きしてある化学物質を含まない漆喰を塗りました。
床下は湿気が多かったので、防湿コンクリートを施工しました
下地に使ったネタや大引きなどの床下下地は、ヒノキを使用しました。