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大分からの帰りの新幹線の車中よりブログを書いてます
最近は便利になって新幹線にも座席横にコンセントがついてます
5月8日より10日まで大分に滞在
木工事を完成させて大工さんと一緒に帰る予定でしたが、どうやらまだ3日くらいかかりそうなので、次の予定もあるので、急遽、戻ることになりました
昨夜は、藤井さんと過去にした文化財の話や、名工と呼ばれる大工さんの裏話で盛り上がりました
藤井さんが、法隆寺の棟梁である西岡常一棟梁にあこがれ、薬師寺の現場で働いたときに、西岡棟梁から聞いた話に、興味深いことがいくつかありました。記憶が鮮明のうちにブログに書いておこうと思います。
 西岡棟梁が、かつて京都御所の紫宸殿の現場に行くこととなり、京都の大工から「奈良の田舎大工、何ができるものか」と小馬鹿にされたそうです。その時は、京都の大工が一番だと京都の大工たちは自負しており、田舎の建物しかできないだろうと思っていた奈良の大工である西岡棟梁を見下げたそうです。現場で働くうちに、西岡棟梁の器量に頭が下がり、以後一切、物も言えなくなったそうです。西岡棟梁はお祖父さんが名工であったことから、お祖父さん、お父さんから、大工としての技術や器量などいろんなことを学んだとのことです。
 また、筋交いについても、「柱をつきあげて家を壊す部材であることから、建物の隅の壁に使うときは、最大の注意が必要である。建物の隅は大事で、隅が壊れたら治せないだろう」といわれたこととか、「梁は、上側に反った物を使うのが、常識のように言われているが、実は、上を反らせると年数がたち荷重が掛かったときに変形した場合、桁を押し出して開いてしまうからよくない、逆梁だと家を締めこむからそのほうが建物のためになる。」とのこと。藤井さんは「そんなこと言われても、棟が下がるのが怖いので、なかなか言われたように、やる勇気ないなあ」とぼやいてました。
 何百年も先のことを見越した、時の流れを把握した技術が本当の技術であり、口伝でしか伝わらないのであろうと思いました。
 薬師寺の現場には、日本中の大工が集まり、名工となり、今も全国で活躍されてます。
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藤井棟梁 拝殿の銅版屋根の下地を作ってます

弘法さんの日ということで、近所の方にお菓子を振舞われるという行事を毎年されており、今年もお昼のおいしいお食事をいただきに伺いました。お施主さんとは、16年以上のおつきあいとなり、そのころ小さかったお子さんたちも社会人となりました。
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玄関の門は、母屋を造った数年後に建築しました
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お庭も落ち着いた雰囲気となってきました
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外壁は、最初から塗装をせずにいましたので、今は落ち着いた雰囲気となり、メンテナンスが必要ありません
漆喰も一度も補修してません
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吹き抜けの木組みです、棟の丸太は、直径80cmほどあります
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松の木で造った天井です
この松は、400年ほどの樹齢がありました
15年経ってもも隙間がありませんので、よく乾いていた材であると共に年数の経た木は、伸び縮みが少ないのがよくわかりました
自然素材で建てる家は、ほとんどメンテナンスがいりません
そして、できたときがベストではなく、住むほどに味わいをかもし出し、どんどんよくなります
コストは反って、年数で割ると安いことになると思います

今日は、午後からUさんちに伺って、子供も一緒にお花見の宴に参加させていただきました
春風の中、料理の皿を飛ばされながらも、おいしいおもてなしに、お腹もいっぱいに。
奥様とお母様のたくさんのお料理
チラシすし、手作りのシフォンケーキ、締めくくりの手打ちそばとイチゴ大福、草もち、・・・二時から五時までお邪魔して、三食分食べたので、今夜は夕食を抜くことになりました
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大きな2階の地棟の松の梁の上で遊ぶ私の息子(左)とUさんちの息子さん
初対面なのにすっかり仲良くなって遊んでました

森を訪ねてお彼岸に奈良県天川村へ行ってきました
奈良の吉野地方は、林業が盛んです
名古屋から約180kmですが、高速を使えるのは、郡山ICまでで、あとは一般道です
片道4時間30分の道のりでした
途中梅が満開でした
桜はまだのようです
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杉の推定樹齢80~100年の皆伐のあとに、広葉樹が植林されてました
道路沿いであることからも、林業経営林としてもいいところかと思いましたが、天然林化をするようです
確かに吉野は人工林が多く、間伐も遅れていて、山が荒れているところが目立ちました
林業の従事者は、愛知に比べるとたくさんみえるようで、多くの製材所や林業の会社の看板もありました
吉野というとやはり素晴らしい材料があり、黒滝の道の駅では、床柱が売っておりました
現在では、床柱を必要とする家も少なくなり、私の設計でも、最近では床柱が必要ない方が多くみえます
そういう意味で吉野の林業もかわっていく必要があるかもしれません
伝統的な建築は、本来は、こういう林業があってこそ支えられているのですが、需要がなくなるということは、林業の在り方もかえなければならないということで、残念な思いでもあります
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洞川温泉を抜けて大峰山の入り口です
ここは、修験道の行場でもあり、今でも女人禁制となっております
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天河神社です
ここの玉垣が建て替えられたので、見てきました
今、大分の玉垣を加工してますので、参考になりました
さすが、すべて無節のヒノキです
大工さんの仕事も素晴らしいです
脱帽です
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今日は、小さな菜園のレポートです
昨年の4月から日進市の市民菜園に抽選で当たり、8mX8mの区画で無農薬の菜園を作ってます
最初は、無肥料栽培に挑戦しましたが、土があまりに悪く、この区画が前に借りていた人が3年間放置していたこともあって雑草の根がはびこり、土が硬くなっていましたところに植えてもほとんどダメでした。
その雑草をビニール袋と菜園の片隅の二か所で堆肥をつくり、去年の秋頃から畝の中にすきこみました。
一部市販の藁でできた堆肥も購入して土づくりから再スタートです。
作業は、主に休日だけですので、すぐに雑草が生えます。
雑草取りは、子供にも手伝わせてます。
ぶろこりー.jpg
冬に収穫したあとのブロッコリーを堆肥にするつもりで、積んでおいた場所からなんと食べれるブロッコリーが出現!
こんなに手間いらずなのか?一生懸命害虫取りしなくてもできちゃったって感じです
ありがたくいただきました
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一番収穫したミズ菜です
根を抜かずに何度も収穫しましたが、とうとう花が咲きました
ミズ菜の花は初めてみました
害虫知らずの優秀な作物です
非常に鍋ものやサラダに助かりました
小松菜食べられたあとのがんばり.jpg
小松菜は、2週間ほど前のヒヨドリの大軍と思われる鳥たちに全部食べられてしまいましたがそのままにしておいたら、また、復活してきました
自然の生きる力はすごいです
というわけで、今食べれる物は、ネギと小さな小松菜だけです
現在栽培中の作物
ネギ、小松菜、にんにく、えんどう豆 

3/15に平針の里山で採れた春の幸の木クラゲを調理しました
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まずは、焼きそば
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息子も興味深く最初は躊躇してましたが、全部食べました
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この木クラゲは小さいので軽く火を通しただけ
ゼリーだけど、歯ごたえある不思議な感触です
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土筆も顔を出してました
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こんな素敵な里山をお金のために、人間のエゴで破壊していくのは理解できません。逆にこの環境が生み出す空気や水をお金に換算すると、開発するより高いと思います。誰か、この開発を止めるために、保全のためにも環境企業が買い取ってくれるといいのですが・・・・・

このブログサイトの皆様 はじめまして
自然素材建築 大江忍 のブログがここに引っ越しました
職人がつくる木の家ネットのメンバーです
設計事務所と工務店をしております
長い間、ブログともはなればなれ、挙句の果てに、昨年の8月から書き溜めたデーターは、復元ができてない、NTTさんの子会社さん。
じっくり待ったけど1か月以上経っても復活の兆しはなく、しびれをきらしての集団引っ越しです。
信頼していたNTTデータさんには、無料とはいえ、責任がないのでしょうか?
文字どおりのドブログで、泥の底です。ネーミングが問題だったのではないでしょうか(笑)
ともかく、木の家ネットのメンバーは集団で、このブログへお引越しです。
読者も変わるかもしれませんが、今まで、読んでいただいた方にどうやって、ご連絡すればいいのかわかりませんが、このブログサイトでお世話になり、再出発です。
 世の中が波が高く立っているときなので、その波の影響で、私たちのブログも飲み込まれ、破壊されたのでしょう。
コンピューターの儚さと、世の無常を感じます。
 また、頑張って書きますので、よろしくお願いいたします
現場紹介です
2009/3/9 六甲の家  神戸
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土壁の家ですので、荒壁の上に中塗りをしています
この上に漆喰の仕上げをします
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外観です
やっと足場がとれました
外壁も漆喰塗りです
漆喰は何十年も、このままです
耐久性が高い、伝統的な材料です

ドブログから引っ越してきました。新しいブログもよろしくお願いします。

タヘルさん
パキスタン人の友人のタヘルさんが、日進市のCARDENギャラリーにて、じゅうたんの展示会を開きましたので、訪ねてきました

彼の集めてくるペルシャジュータンは、何世代にも渡る文化の結集である
シルクやウールの糸で織られ、一枚製作するのに1年から2年を費やす作品ばかりです
この作品は、100年以上も使用することができます
本物の時代です

きめ細かく織られたシルクのじゅうたん

拡大するときめ細かさがわかります
この文様を織りながらきめていく技術に脱帽です

タヘル氏とは、平和について熱い議論をすることとなりました
彼は、イスラム教徒ですが、マスコミでは、イスラム教徒の悪い部分ばかり報道されることを非常に残念に思っていると語られました
宗教の派閥によりいろんな考えがあるが、彼は、人種差別や戦争反対、報復反対の願いをいつももっており、人類愛をいつもかんがえて、お祈りを深く深くしており、母国の内戦やイスラエルでの戦争に心を痛めている胸のうちを話てくれました
世界が平和であることを願います

2月10日まで
シルクロード文化展~ペルシャ絨毯&キリム~
3千年続くペルシャの芸術をお楽しみください

9:00~19:00
電話0561-35-5015
会場 CARDEN
三好町黒笹西新田1205-1

名鉄豊田線 黒笹駅徒歩10分です

タヘルさんが待ってます
すごくフレンドリーな素晴らしい人です
日本語OK 英語OKです

ブロッコリー
大きく育ちました
次男坊にとっては、初のブロッコリーの収穫です
満面の笑みで収穫しました

スーパーマーケットに陳列されると
葉っぱがありませんから、こんなふうにできることを知らない
子供ばかりでしょうね

大根
地中に障害物があり、足がはえた小さな大根
息子は、人間の顔のようとはしゃいで収穫しました

この大根のサラダが格別です
しゃきしゃきで、歯ごたえと甘みが出ます
長い間畑に置くと甘くなる感じがします
最初に収穫した大根は辛かったです
辛いのは、大根おろしでそばにあいあました

食の安全を考えると、自ら栽培したものは、こんな形でも抵抗なく
安心して食べれます

大根の葉もすてることなく
食べてしまいます

今年も例年どおり、春日井のIさんの古い民家で、餅ツキでした
今年は、昨年を10臼上回る67臼をつきました
1臼 2升5合ですから
もう大変な量です

朝の10時に伺いまして、夕方7時まで、蒸篭(せいろ)でもち米蒸す役をお施主さんのBさんと交代でしてました
昨年は、餅ツキをしすぎて、正月は腰痛でひどかったので、今年は裏方に徹しました

50年以上使っている竈で、釜でお湯を薪で作り、その上に蒸篭を二段で載せます
それを二箇所同時に蒸します

この4つの蒸篭を順番に蒸しあがるのを待ちながら
家の土間で順に餅をついていきます

蒸しあがると、下の蒸篭から使いますので、熱い上の蒸篭を一人が持ち上げて、湯だった釜の上からすばやく下の蒸篭をはずします
これが、やけどしないようにするのですが、時より蒸気で熱い思いをします

前日に小分けされたもち米を水からあげて、蒸篭へ移します
蒸篭に網布を敷いて、その中にもち米をいれます

うちの息子も餅つきのベテランになりました
幼稚園のころから来ています

マキ割りもできるようになりました

マキは、松の木の乾いたものを小割りして使用します

集まった人たちで、にぎやかなランチです
つきたての御餅をきな粉やあんこ、大根おろしでいただきます
Iさんの奥さん手作りの、自然農法でできた野菜の漬物もいただきます

Iさんの親戚や、自然農法の仲間や、そのお子さん
ラオスからの留学生の家族など
総勢30人近くのランチでした

画像をクリックすると大きくなって見やすいです

ブロッコリー
春には失敗したブロッコリーが、冬にはまずまずにできあがりました
春には、すぐに塔が立ってしまいばらばらになってしまいましたが、今回は、なんとか市販されているような形にまでなりました。
スーパーで、ひとつ198円で売られているのを見ると、ちょっと、とてもそんな値段で売れない気分です。虫とりにどんだけ通い、種をまいて、苗をつくり、移植して4か月もかけてやっとできたものです。初めて、ひとつ収穫しました。
葉は、虫に食べられますが、花の部分は食べないようです
ただし、ナメクジが花の上を歩くと、どうも黄色くなってしまうようです
詳しくはわかりませんが・・・・違うかな・・・・

芽キャベツ
テレビで簡単にできると解説してたので、急きょ2株だけ植えてみました。
キャベツの小さいのが茎の脇にできていきます
まだ、ひとつも収穫してません
植えた時期が遅かったのか、この寒さで成長がゆっくりです

白菜
これも種から頑張って、苗を作って移植しました
10株ほどできそうです
3株収穫しました
白菜は、隣の畑のおじさんに、「やめといたほうがいいよ」と言われたアドバイスを無視して育てました
ナメクジと青虫の集中攻撃にあい、網のようになりました
最初は、かなり一生懸命に虫をとりましたが、葉がまいていくと、その中の虫がとれなくなり、ほとんど、最後は無理と判断しました
スーパーで売られている白菜は、虫がいませんが、どんなに農薬をかけているのかが、これでよくわかりました
無農薬は、本当に手間がかかります
食の安全を考えると絶対に必要です

日本人は、一年で添加物を一人当たり6kgも摂取しているそうです病気の要因になるのはあたりまえかもしれません

そう思うと虫の食べ残した野菜でもありがたく食べれます
来年は、皆さんにおすそわけできるくらいになりたいものです

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