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本年度から、また2年間委員として、豊田森づくり委員会に参加することとなりました。任命証書を頂き、近くの山の木を守ることで、都市の水害などとの関連を含めて環境保全ができることを目指したいと思います。大いなる実験でもあります。
昨年までの計画に沿って実行されつつある間伐の現場を見学してきました
この現場は、間伐後です。間伐された材木は、売却しても、補助金なしでは、結局のところ赤字でした。
材木価格が、昭和40年代の価格ですから、山主はたまりません。
補助金100万円をいただいて、46年以上の木が290m3で26万円にしかなりません。補助金がないと74万円の赤字です。
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間伐したあとですが、ヒノキの根元の土は流れてしまって、いつ崩れるかわかりません。このような森林が多いのです。
間伐すると草が生えて、土ができていきます。
それには大いなる時間が必要です。
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別の現場です
ここを森づくり団地としていきます
団地といっても開発するのではなく
境界を定めて、どのように利用していくかを決めます
天然林としていく場所と営林する場所を定めます
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8年前に間伐した森林ですが、もうそろそろ2回目が必要となります
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名古屋市天白区の平針の里山の保全運動を昨年より続けてきましたが、名古屋市長が河村たかし氏に代わったことで、大きく流れが変わり、名古屋市が買い取りを検討してくれることとなりました。
都市における貴重な自然環境が守られることは意義深いことと思います。
多くの皆さんに署名を頂きましたことに感謝を申し上げます。
また、引き続き署名運動ならびに、里山買取の基金を創設して、市民の環境学習の場としての里山保全に協力していきたいと思います。
中日新聞 7/29 朝刊記事

2009/5/23
今年も例年の八百津の森(岐阜県)の植林活動に参加してきました
参加者は総勢81名という人数でした
今年は、ヒノキとケヤキの植林です
樹齢100年近いヒノキの森に伐採された株の近くに植林します
ケヤキは広葉樹ですので、たくさんの腐葉土を作ってくれるし、治山にも役立つことから、針葉樹と広葉樹の混合林を目指してます
3本を一つのグループとして植え、最終的には1本を残します
毎年、好天に恵まれ、この日も例年通りに、さわやかな一日を過ごしました
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八百津出身の柘植さんです
柘植さんが、都市と山をつなぐ活動に賛同し、6年間続けています
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今年は、ヒノキの苗木を12本、ケヤキを6本植えました(大江)
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今年で、八百津の森へ3回目の植林に来た私の息子です
山にも慣れてきました
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植林活動が終わって、空腹を満たしてくれるおいしい「ほうば寿司」をいただきます。ほうば寿司は、お世話いただいた河方さんの御親戚が前夜から準備いただいたものを漬物やおにぎりと一緒にいただきました。
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このあと、ほとんどの参加者は、柘植さんの実家の山の家に移動して、草餅やイノシシの串焼き、五平もち、などなど、頂きながら、川遊びなどをして、ゆっくりとした午後を過ごしました。

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2009/3/16
豊田森づくり委員会が、豊田森林会館で13:00-16:30まで議事があり、出席してきました
今年度は、施業の実施の初年度でもあり、間伐面積や林道の整備について報告がされました。
何より大変なのは、団地化をするにあたり、地域の所有者が一丸となって進めるプロジェクトであるために、役所の担当者は、休日も返上してがんばっている姿がよくわかりました。
また、施業を請け負う森林組合もがんばっております。
この不況の成果、森林への従事者募集にも多くの方が応募され、山での施業への従事へ希望されております
今後、若い世代が山の仕事を引き継ぐには、いろんな面でのサポートが必要です。
過酷な労働でもありますので、それに見合う報酬が問題です。
老齢化してますので、それを引き継いでいくには、時間も必要ですし。
そのためにも、地域材の建築への活用が望まれます
来年度は、実際に山での作業にも参加していこうと思います

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2009/3/15
名古屋市天白区に奇跡的に残った里山の保全のための運動として
里山の中にある道の草取りや道に伸びてきた竹を整理してきました
また、粗大ごみなどが捨てられているのを集めたりして、ここを訪れる人たちが気持ちよく自然観察ができるようにしてきました
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里山の入り口にある巣箱
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きれいな清水が湧き出してます
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この湧水だけで、田んぼが営まれてました
タイムスリップしたようです
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2008・11・24
東三河に木材の伐採ツアーに参加してきました
主催は、あいちの木で家をつくる会のメンバーである㈱杉生さんです
来年の秋に住宅を新築予定のMさん夫婦と材料の確認を兼ねてのツアー参加です

あいにく当日は、天気予報が雨とのことで、急遽、午前と午後の予定を入れ替え、午前中に東栄町の伐採現場へ

今回は、国道から少し入った林道を入り、海抜200mほどにある杉の木を2本山側へ伐採しました
熟練のきこりさんによる見事なチームワークで見事に木の間に倒します

倒れる瞬間の音は、「ばきばき」と
いつ聞いても申し訳なく、祈る気持ちにさせます
人の命より長く生きてきた樹齢の神宿る木を利用させていただくことは、こちらの身も引き締まります
無駄なく全部を利用したいと願います

倒したばかりの木の切り口

切り倒された杉の木の年輪をみます
みずみずしい切り口からは、杉の香りが漂います

山から製材所に運ばれた木は、ここで、無駄なく木取りされ、建築材として第二の樹生(人生?)を迎えます

倒してしまった木は、確かに植物としての命はつきてしまいましたが、今度は、私たちの家の中で、呼吸をして湿度を調整してくれます
それが、木がまだ、生きているといわれる所以です

近くの山の木で家をつくることは、山を守るだけでなく、都市への空気や水を供給してくれます。今の日本は、戦後植えた木が伐採時期となり、豊富な資源としてあります。どんどん活用しないと、逆に山が荒廃していきます。外国から輸入する木ではなく、環境保全のためにも、日本の山の木を利用してください。

このブログの所属している木の家ネットの総会に今年も社員一同と息子と参加してきました。
川越へは、初めて訪れましたが、小江戸といわれるだけあって、見どころがいっぱいでした。

11/15 (土)
名古屋を5:20に出発し、中央道~関越道を通って川越へ10:00に到着しました。
さっそく、集合場所の亀屋山崎茶店の茶陶苑 の蔵に集合しました。

午前中は、街歩きで、江戸時代から残る町並みや蔵の中を、ご案内いただきました、行政と住民が一緒になって町を誇りに思いながら、大切に守っていることが実感できました。

午後よりシンポジウムを行い、会員以外の一般の方も多く参加されて、盛況に開催されました。
テーマの「未来に住み継ぐ木の家づくり」にぴったりの講演と会場との一体感のある内容でした。

コーディネーターの赤堀さんの上手な進行で、楽しく参加しながらお話を聞くことができました。

11/16 (日)
午前中は、木の家ネットの総会を行い、午後より、前日に引き続き、町歩きに参加しました。3時間ほど町の重要な遺産を巡る散歩でした

写真は、明治にできた織物市場です。
無法松の一生の映画の舞台にもなった場所です
住民の力により、マンション開発されるところを守り、市の文化遺産として保存されることになっています。まだ、未整備の段階ではありますが、やがて、当時の面影を取り戻し、貴重な資料館となることでしょう

充実した二日間でした
また、たくさんのヒントをいただき、日頃の仕事にも大変なプラスになる旅でした
このような伝統構法をちゃんと残していける建築基準法の整備が必要と深く感じました

近山スクール名古屋 
2008/10/25 
早朝5:45に家を次男を連れて出発
6:30に名工大に実行委員が集合して、学生4名を乗せて一路美濃白鳥へと90分の高速道路での移動でした。
前日の雨もあがり曇り空ではあったが雨もなく助かった。

30mのスギの木を伐採して、製材へと運ぶ
山の仕事は大変だ
いつも危険と隣り合わせ

伐採作業のあと、チェンソーの手入れをしている様子を見学

白山神社
樹齢600年以上のスギの御神木
参加者みんなで見学と参拝

宮司さんから白山神社の由来を拝聴する
白山という偉大な山から美濃尾張平野を潤す水の源が出ているとのお話でした

立派なご神殿と拝殿の白山神社

私の住む日進市にも白山宮があります
全国にある白山神社の源の一つだそうです

関連ブログ(こちらにも大江が書きました)

http://green-arch.or.jp/school/?p=150

明日、10/18 AM10:00より現地にて里山の自然観察会を公道より行います
興味のある方は、名古屋の里山の原風景を脳裏に焼き付けませんか?

詳しくは下記の代表までメールで問い合わせください

平針の里山を守る会 HP

2008/9/22 14:30~17:00 豊田森林組合にて
平成20年度 第二回とよた森づくり委員会に出席してきました 議題としては、
①豊田市森づくり白書について
森林課ができてからの事業報告の内容でした
②愛知県の森とみどりづくり税の使途と豊田市森づくり事業との関連について
愛知県の県民は全員が支払う税金の使途が、細かい点で、豊田市の森づくりの進め方と異なり、その点について論議されました

豊田市では、今後も市民が体験できる森づくりのイベントが開催されます

豊田市森づくり委員会HP
http://www.city.toyota.aichi.jp/ex/singikai/ta_line/052/index.html

森の中にある森林組合会館の2階で会議

9/4 10:00~ 愛知県自治センターにおいて、表記の委員会に出席
昨年度より合計6回目の会合で、これで、ほぼ委員会は終了する

愛知県独自の建物の環境に対する評価基準をポイント数により評価できるという評価の様式を作成した
実務者としての検討委員は、私だけで、あとは、大学教授4名と関係団体の代表者である。

CASBEE とは、建築物総合環境性能評価システム の略である
愛知県の同時性としては、愛知県産材を利用することによるポイントの加算などがある。概ねは、国の作成したものに地域性を加味した。すでに名古屋市では、先行して作られており、今回の適用範囲は、名古屋市を除く愛知県全域となる

今晩は、名古屋の里山がなくなりそうということで、その里山を保全する運動の勉強会に参加してきました。その里山は、愛知県の方ならよく知っている名古屋の平針運転免許試験場の西側にある里山です。区画整理にも入らずに先祖の土地が守られてきたのですが、相続により大手ハウスメカーの手に落ちる寸前です。早ければ、年内にも開発がされ、貴重な生物たちの宝庫が消え去ろうとしてます。
現場には、メダカやヒメタイコウチが住むため池や、湿地に生えるモウセンゴケなどの今ではほとんど見られなくなった生物がいます

勉強会では、奄美大島で、ゴルフ場の反対運動で、アマミノクロウサギを原告にして、裁判をされた名古屋の環境問題専門の弁護士である籠橋隆明(かごはし たかあき)さんを招いて、沖縄での、ジュゴンの裁判事例などを聞きました。
人間中心の考えではなく、自然それ自体が原告になれるような裁判例はアメリカではあり、川や動物が原告になっているようです。

自然は誰のものか?

人間の経済優先論理がまかりとおる世の中です
自然の所有権は、地権者だけのものなのでしょうか?

これから、この現場の中を通る市道で、観察会を毎月開くそうです

今後もこの件については、追っていくつもりです

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