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ナチュラルパートナーズ
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良い森の例
間伐されて、5年経ち、下草の被覆率がほぼ100%で植林された木にもいいし、下草があることで土砂の流失もない。
まだ、30~40年程度の樹齢であるが非常にきれいに個人で手入れされた山である。

悪い森の例
一見きれいに草も刈ってあり、手入れされた畑のように見えるがよく見ると、木の根っこが見え始め、土砂が流失している。これはどうしてであろうか?戦後の林業の教育の中で、下草刈りを奨励しすぎたのではないか?持ち主は一生懸命、手をいれたのにも関わらず、不健康な山の状態になってしまった

東大の先生である蔵治氏から興味深い説明
「杉の種の下に土の柱ができている。その分だけ土が流失した証しである」「雨水は直接落ちるより、木の葉の上でたまってから流れ落ちる水滴はエネルギーが高く、余計に土砂を削る」
「下草があれば、土砂に直接雨水があたらず、土砂が流れない」

根が露出して、たくさんの土柱(山の人は土人形という)ができている根のまわり。これは実に深刻な問題である。
各地の山で同じことがおこっていると思う。

山へ行ったら 土人形があるかどうか 見てください
あったらその森は病んでます

豊田市は周りの市町村と合併して大きな森林を持つことになりました。主に矢作川という川の流域の森林で、人工林が35000haあります。これは、大阪府全体の森林よりも大きな面積です。森林は今、よくみると病んでます。そこで豊田市は学識経験者や林業関係者、NPO、一般応募者を委員として、森林再生のための委員会を設置して、条例をつくることを目的に活動することとなりました。
今日は、私の会社のある旧足助町~旭町を委員で現状把握のために見学しました。

市場に集められた原木の見学です。

今の時期はまだ木材が少なく、明日は市だというのにあまり出てませんでした。今の時期は、ほとんど林道をつくるのに邪魔になった木材が出されているようです。
大きな松が出てました

数年前の東海豪雨で山が崩れた現場です
放置したままでしたが、徐所に山が自力で植物を生やして
元の山へと復元しようとしてます。
40度以上の急傾斜に植えたのも問題があります。
山が監理できない場所だからです
歯ブラシのような木しかできてません
いわゆる放置林だから山が抜けてしまったようです

これは優秀な管理のされた森林です
間伐もきれいにされ、日もあたり、下草が表土を守ってます
85~100年の樹齢の森林です
山主さんが先祖代々丁寧に管理された山で木もすばらしかったです

たまアジサイが根元に生えており杉の適地であることがわかるそうです(森林の管理の専門家の意見)
適度な湿度があるということらしいです

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