6月29日 今日も快晴 一日強風。快適。
屋根から見える海岸線
エメラルドブルー
海に見えるのは、車えびの養殖場
野地板張りで、大工さんは、グロッキーに
地元の職人さんが大活躍です
沖縄の神様を大黒柱に祭りました
満ち潮に替わるときにお祭りしました
屋根をかけた瞬間から家の中心に宿る家の中心に宿る神様です
宿泊中のたかつんや
おかみさんの心遣いに感謝してます
おいしいおべんとうも作っていただいてます
民宿とは思えない構えの建物です
360度の視界はすごいです
リピーターの多い宿です
6月28日 晴れ 太陽が2つあるくらいの日射量。一日中今日も風が強い。風速10m以上の風が止むことがない。
宿から見える朝焼け。ほぼ360度視界の小高い丘にある。
棟上
棟木を天秤に取り付ける
風が強いのに、ユニックでの建前は、いつもの作業の半分しか進まない。
作業者全員が暑い中でも一生懸命組み立てる。
隅木を取り付け、垂木をとりつける
今日は、スコールが無いので、順調。
組みあがった垂木
青空が美しい。デジタル処理したようだ。
6月27日 晴れ 1回さわやかスコール。
朝8時より柱建てから作業を開始。レッカーのレンタルが無いので、建設会社所有のユニックで、家の周りを移動しながらの建前。なんとか大黒柱を建てるところまで完了。
休憩は、10時、12時、3時、5時と日射をさけながら、たっぷり水分をとる。夕方ころには、日焼けで、顔がひりひりしてきた。
私は、今日は、石屋さんになったり、大工になったり、アンカー打ち屋さんだったり、としっかり現場員として労働して、普段とはまったく別の仕事で、汗をかき、おいしいご飯を食べてます。
秋田より屋根の断熱材のフォレストボードが到着しました。
はるばると遠方より来た材料を丁寧に使います。
地元では、ナイチャー(内地の人)が珍しい家を建ててるとのことで、時々、車をとめて見学に来る人もいます。
となりの公園の展望台にて昼食です。絶景のなか、仕事じゃなきゃこんなとここれないねと会話がはずみます。
ツートンカラーに日焼けした顔の棟梁 梁瀬氏40歳。宿からお弁当が配達されます。
6/26名古屋を8:30のANAで経ち、梅雨の名古屋から梅雨明けした沖縄へ。前線の影響で、南風が一日吹き、日差しは強いが、名古屋より涼しい。
敷地のすぐ横は漁港が見渡せる公園ができていた。
予定では、私たちが到着する前に荷物が降りてるはずであったが、そこは、宮古島、予定がゆっくり進む。手配したレッカーが朝から来ずに昼からに・・・とうとう今日はレッカーは来ずに、ユンボとリフトで荷物を降ろした。
土台を敷く。この作業は、ボルトの位置を墨してドリルで穴をあける。それにしても日差しが強い。奈良で修行した若手大工さんが、宮古島に住んでおり、応援にきてくれた。
基礎パッキンの御影石をセメントのろで取りつける。
19:30作業終了。まだ明るい。西日がものすごく強い。
名古屋から同行した2名の大工はタオルを巻いていたので、日焼けで、顔がツートンカラーになってしまった。当初の予定の作業工程まで進み終了した。
宿に帰り、一日の疲れをいやす晩酌して、新鮮な刺身の夕食をいただきました。
本日朝より5時間かけて、宮古へ送る材料を積み込みました。家1軒分の構造材、造作材すべてを積み込みました。そのほかに、お風呂や玄関の床石、基礎パッキンの石、無農薬で栽培した稲藁(これは、友人のご厚意により分けていただきました。荒壁のスサとして混ぜ込みます)竹小舞用の愛知産の竹、わら縄、中塗用のスサ、などなど。隙間なく積み込みました。
トレーラーはボディ長さ11.5mで、高さ2.4mまで積めます。
規制ぎりぎりの2.3mまで積みあげました。明日の朝、名古屋港でフェリーに積まれ、6/26朝に宮古島に到着します。私も、大工さん2人と6/26の朝中部国際空港セントレアよりANAにて那覇経由で、乗り継いでお昼頃に宮古島へ到着予定です。遅れて、左官さん2人も7/2より、竹小舞い組~荒壁付けの作業に入ります。
現地から毎日ブログをアップの予定です、このブログを訪問されたかた応援よろしくお願いします。
6/20 足助の材木置場に、玄関やお風呂に張る御影石を荷降ろし
明日の朝から出来上がった木材料をすべて集合させ、明後日いよいよ宮古島に向けて出荷予定です。屋根に使う断熱材のフォレストボードは、本日秋田県より出荷されたとの連絡。
簗瀬大工棟梁も全部の加工が終わり、昨夜は、やっとよく眠れたとのこと。 今日は、込栓の面取りをしてました。
加工も終わり、紅白の布の巻かれた大黒柱
管柱や束には紙を巻いて、手垢が染み込むのを防ぎます
木工事
材料は、柱、土台はヒノキ、その他は杉です
すべて愛知県三河材の天然乾燥材です
大工工事
豊田市足助町で木材の加工をしてます
いよいよ大詰めに入り、大工の刻みも最後の段階。明日には、柱の紙巻きをして、木曜日には材料加工が完了して、金曜日に12mのトレーラーへと積み込みます。
竹小舞いの材料である竹や縄、すさも同時に送ります
梁の継ぎ手は、追っかけダイセンです
大黒柱です (ひのき)刻み前です
板図です
完了したものからチェックされていきます
基礎工事 着工
宮古島は、珊瑚礁の島ですけど、現場の下は赤土です
コンクリートの下に敷く、砕石は珊瑚から石灰岩に変わった石のようです
今日も、メールやFAX、電話で現地とやりとりしながら工事の段取りを進めてます
荒壁に使用する消毒をしていない竹と藁縄のサンプルを送り、アレルギー反応するかをテストをしてもらいました
反応しないことが判明したので、荒壁の下地は愛知県産の竹小舞とすることにしました
愛知県で、長さを切り揃えて送付します
昨年,春より進めてまいりました
宮古島プロジェクト
がいよい着工です
このプロジェクトは、化学物質過敏症の方に対応した住宅を宮古島に建設することです。
宮古島の東海岸に面した敷地に木造平屋建ての沖縄の風土にあった家を建てます。
宮古島では、コンクリート住宅が主流ですので、大工さんが刻んだ木造住宅はほとんど新しく建てられることもなく、それをできる職人さんもほとんどいないようです。確認申請は、離島遠隔地なので、沖縄本島の確認サービスと電話と郵便でやりとりをして許可をいただきました。
現在始まったことは、まずは壁に使う土作りです。土は、現地に赤土があり、これが適していると判断しました。荒壁に混ぜるスサとして、宮古島では稲作が無いので藁の入手が困難であることと、農薬の危険があるので、島内に生えているススキを利用します。サトウキビの搾り粕も候補にあがりましたが、残念ながら、農家の肥料となるために入手ができませんでした。
大工工事は、愛知県豊田市にて刻み、愛知の木で家をつくります。
近くの山の木ではありませんが、宮古島には林業がありませんので、もう島内の木でつくることは不可能です。昔は、イヌマキで作ったようですが、今はありません。
左官も名古屋から行く予定です。屋根の瓦工事も、愛知県高浜市の職人を派遣する予定です。
これから、リポートをしていきますので、よろしくお願いします。
(写真は現場敷地横の浜辺です)