3/11に起きた東北関東大震災より、陸前高田市の菅野照夫氏より電話を頂いてから、本日まで、支援物資の収集、情報収集、運搬支援、救援物資通行許可、義援金の窓口開設準備など、「職人がつくる木の家ネット 東北応援隊」の調整役としてほとんど、PCの前と携帯2台を傍らに、活動してまいりました。現在、滋賀県の大工さんである宮内寿和氏が、孤軍、陸前高田市まで、支援物資を運んで頂いております。第一陣では、3/13より準備をして、3/15に支援物資の積み込み作業を終え、3/16の朝、三重の大工さんである池山さん、増田さんにお願いして、私の事務所を出発し、新潟を目指しました。そこで、長谷川さん、山崎さんの新潟グループと埼玉から来た小町グループが合流。一路、大雪の中、陸前高田を目指しました。寒さと大雪、車両のトラブルを乗り越え、3/18に支援物資の運搬に成功しました。これも、私が受けた電話から始まり、皆さまのご尽力のおかげで、すばやい支援ができましたことに御礼申し上げます。命がけで、現地の状況もわからないままに、運転手を引き受けてくださいました皆さまには、ご無事でなによりでした。まだ、現時点では、宮内さんが、現地に着いて、帰還の途につくまでは、サポートを続けたいと思っております。引き続き、状況の変化に応じて、支援物資が変わっていきますので、今後共、ご支援のほどよろしくお願い申しあげます。
安否のわからなかった陸前高田の菅野さんご家族は、昨日、必死の思いで電話をいただき、全員無事との連絡を受けました。
公的な支援物資が届いていないとのことで、支援物資搬送の要請を受けました。
周囲で被災された方も含めての支援で、支援物資を送る準備を整えております。本日、夕方にも愛知より新潟経由で、搬送予定です。
夕方まで、支援物資が集まれば、新潟の会員に渡して、陸前高田まで運べます。
このブログを読んでいただいている方で、私の事務所まで、支援物資を、いただける方が見えましたら、ご協力お願いいたします。
・腐らない食料品
・赤ちゃん用品(ミルクなど)
・飲料水(ペットボトル入り)
・乾電池
・ブルーシート
・カセットコンロ
・ガスボンベ
など
日本で起こった最大級の地震で、情報が錯綜し、陸前高田の木の家ネットのメンバーであり、緑の列島ネットワークの副理事長の菅野さんと連絡がとれません。知り合いは、みんな心配しております。陸前高田市の8割が壊滅との情報に、正確な安否が知りたいです。また、地震の規模と範囲が大きすぎて、情報が津波にあった地域に集中され、内陸部での被害報道がほとんどありません。弊社の社員の実家も栃木ですが、半壊で住めなくなって、ご両親は、怪我をされることなく、娘さんの家に避難しているとのことです。まずは、人命救助かと思います、次に支援物資の搬送、メンタルのケアなど、今後も続く後方支援に協力していきたいです。また、木の家ネット会員の東北地方のメンバーとは、連絡がとれない状態ですが、ご無事であることをお祈りいたします
2010・11・7
岡田左官さんの家(沖縄料理 華花)にて全国から左官さんが集まって左官教室が開催されました
木の家ネットのメンバーである松木さんの指導も元
若手からベテランまで、数十人が集まるというすごい企画です
左 岡田さん(親方)と 右 松木さん(今回の講師)
足場の上下に分かれて、漆喰の磨き壁を塗ります
若手も多く、女性もいて
頼もしいです
岡田さんの倉庫は、漆喰の見本市になるかもしれません
外では、茶道で使う炉の製作実演です
左官の戸田君も弟子と参加しておりました
技術がこのような形で伝承されることは、今まで無かったと思います
これも、岡田さんの熱い思いで実現しました
頭が下がります
2010/10/09
秋田県は、米の産地ですが、そんな産地で、大型化する農家のなかで、一人奮起してがんばっている若い家族がいます。
彼らとは、彼らが学生だったころからの知り合いです。
「田んぼの生き物トラスト」ということをしております
以前にブログでも登場しましたが、今回は、その成果を見に訪ねてきました。
「10年に一度の冷害といわれた夏も、予想に反して、低温・高温・豪雨と極端な天候変化があり苦労した」と語る菊池夫妻
「みなさんは、ペットボトルの水を100円出して、毎日でも買うことができるのに、お米に1日100円だしてくれれば、36500円で、60kgの安全なお米が買えるのになあ」と熱く語りました。
60kgのお米とは、日本人の一人当たりが食べる米の平均的な量です
(江戸時代は、2.5倍の150kg)
彼のトラストしているお米は
あきたこまちで、耕さない田んぼに移行して2年目で25000円(60kg)送料別
1日100円どころか68円にしかなりません
それで、生活していくには、とても厳しい売上にしかなりません
「なんとか100円のお米として売りたい。そして、白鳥が舞い降りる田んぼにしたい」というのが彼の夢でもあります
稲刈りの終わった田んぼに水を張ります
これで、雪に閉ざされるまで、水のなかの生き物を守ります
無農薬の野菜も直接近くの販売所へ持っていき販売してます
もし、よろしければ、お米を買ってあげてください
今年の新米が、まだ、残っております
連絡先 018-877-6306 ファームガーデン たそがれ(代表 菊池晃生)
申込PDF 生き物トラスト申込書.pdf
都会からの応援団として、こんな若者が増えて、食糧の自給率をあげることに協力したいと思います。
2010/10/6
「木を植えましょう」の著者である正木高志さんご一家を訪ねて、阿蘇の山里へふらっと立ち寄って/きました。
http://masakitakashi.com/profile.html
昨年,阿蘇を通り、熊本へいきましたが、その時には、まだご縁がありませんでした。
今年になって、二回ほど名古屋で正木さんのトークライブや地球市民運動の意見交換会でお会いしたので、九州に行ったら訪ねてみようと思ってました。
前日の夜まで、時間配分が不確定でしたので、躊躇しておりましたが、夜になって、お電話をしたら、正木さんご夫妻は、海外でお留守でしたが、娘さんのラビさんがおみえだったので、農園が見たくて、思い切って訪ねてみることにしました。
阿蘇の外輪山を越えて、北側の谷筋を西から東へ上がった、つきあたりにアンナプルナ農園はありました。
無農薬で、茶畑と畑、田をしてみえます。
20年も前にこの山奥での暮らしを始められました。
道に迷いながらも到着した先は、茶畑の奥にあるログハウスでした。
迎えていただいたのは、ラビさんとOTOさんでした
OTOさんは、「サヨコオトナラ」というミュージックグループのギターリストです。
OTOさんとは、八ヶ岳でコンサートを聴いて、その後、みんなで集まって食事をして以来でした。
しばらくヨガなどをしながら歓談のあと、木を植えられた山へご案内をいただき、山の頂で、お二人の山の神に捧げる歌を聞きました。楽器を演奏しながら、素晴らしい歌声でした。
山から下りたあと、畑に行き、飛行機の時間ぎりぎりまで、大根の苗の間の草取りを手伝いました。
ここでの時間は、ゆっくりと流れてます。
今は、田んぼも、家族が食べるだけの面積に減らされているそうです。
いつか、こんな生活がしてみたいと思いながら、夕日に向かって車を走らせる自分の日頃の生活に矛盾を感じながら帰路につきました。
阿蘇の涅槃像といわれる全景(数枚を合成しました)
仏様の顔が左で上を向いて寝ているようです
9月20日
豊田のN邸で建前をしました
秋とはいえ、まだまだ暑く
屋根の上は、暑かったです
N邸は、弊社の大工さんのご実家でもあります
神様へのお供えです
多くのご親戚が集まって参列してくださいました
このあと、屋根の上に作った特設ステージから餅投げに向かいます
最近では、めずらしくなった
餅投げです
餅だけだなく、現金、パン、駄菓子なども投げます
みなさん、袋いっぱいにして帰られました
私も久々に、ステージの上から投げさせていただきました
早朝か夕暮れに毎日寄る畑では、今年も順調に育っております
市民農園を借りて3年目になり
なんとなくわかってきましたが
あまり肥料をあげていない自然のままにしているせいか
なかなか良い土ができません
もともと山砂が盛ってある土壌で、30CMくらいほると
かたい土の層があり、適してないのかもしれませんが
なんとかがんばって無農薬の野菜を栽培しております
現在、きゅうり、なす、ミニトマト、トマト、レモントマト、インゲン、ヤーコン、サツマイモ、玉ねぎ、ねぎ、カラーピーマン、ピーマン、ししとう、を栽培中
毎年、種がおちた大葉が芽を出してきてます
草取りがたいへんなのと、水撒きができないときもあるので、
残念ながら、ビニールマルチをしております
明日から梅雨入りの可能性もあるため
あわてて、トマトの上にビニールの覆いをつくりました
去年は、大きなトマトはすべて割れてしまったので
今回は覆いをすることにしました
今年は、なぜかアブラムシが多く発生中で、生物バランスが崩れたかもしれません。それを食べてくれるテントウムシががんばってくれてますが、おいつきません。
手でこまめにつぶすのですが、追いつきません
せっかく出たオクラの芽を食べられ、成長不足になっております
ある程度、自然との共生でしかたないかなと思ってます
(大江)
さて、いったい私は誰でしょう?
八百津の森で保護された
参加した人も山の人も
「クマの子供だ」「足がクマだ」
「顔はクマだ」「尻尾があるからクマじゃない」
という議論もありましたが
何を間違ったか、この得たいの知れないベビーは
我が家へくることに
段ボールにいれて、タオルに包み
息子が一緒に寝て一夜
キャットフードを食べました
日曜日の朝には、東山動物園で相談しました
相談窓口に3人の年配の係委員
「これはクマだよ」
「わからんから獣医よんで」
ほどなく二人の若い獣医さんがきました
「うーん、クマじゃない、たぬきじゃない。ノミがいるよ」
しばらくすると
年配の獣医さんが
「たぬきの子」
と言い放ち
結局タヌキでした
野生動物は飼えないし飼ってはいけないので
岐阜県へ翌日届けることに
発見した、柘植さんが、翌朝、連れにきてくださり
一見落着
息子は、別れがつらく、前夜は大泣きでしたが
飼えないものは、飼えないので
八百津の森に大きくなったら戻れるでしょう
昨夜、天白小劇場で開催された「SING&THINK ほたるの伝言」に参加してきました。
第一部は、谷麻世さんのソプラノに感動。
初めて聞きましたが、どこからあんなに素晴らしい声がでるのか
今年の神奈川の植樹祭では、陛下の前で唄わられたようです
第二部は、
動物写真家である小原玲さんの司会による3人トークでは、
河村たかし市長と原田真二さん、
雨谷麻世さんの相生山へ昨夜行ってホタルを見た話など、自然の大切さが語られました。
特別ゲストに庄野真代さんも見えて、
作詞作曲の「風の道」と唱歌「ふるさと」を聞くことができました。
そのあと、原田真二さんのコンサート開始。
33年前の声は少しハスキーになってましたが、
独特の変調する曲とリズム感は、深まっていました。
小原さんの写真がバックに流れ、とても美しかったです。
河村たかし市長の毒舌も好調でした。
相生山は残せそうな方向です。
市長は、コンサートの後、相生山へ向かい、ホタルを鑑賞されました。
私も一行と同行するつもりでしたが、深夜になりそうだったのと大勢で押しかけてはホタルがかわいそうなので今回は失礼しました。
先週の土曜日の午後に相生山まつりに行ってきました
名古屋の里山としては、平針より大きな面積でホタルもいます
ここも、道路が通ることで開発が進められてましたが
どうやら道路は反対運動で、工事途中でストップになりそうです
貴重な都市の中の緑です
ここは、小学校の低学年のころから、私も知っている山です
この里山の近くの小川でドジョウを採った記憶があります
今は住宅地になっていますけど
徳林寺というお寺が山の上にあります
ここで、保全の発表がありました
ロハスなお店が出店
すべて肉は禁止です
子供が将来の相生山のすがたを描いてます
広葉樹の山が広がります
平針の里山の展示もして、保全を訴えました
うちの息子は、この木がお気に入りで猿のように登っておりました
(大江)
昨夜は、偶然にも会社の通用口から20:00頃出ると西の夜空に美しい光景が見えたので、あわててカメラを構えました。
月の上にダイヤモンドのように輝く金星。すごくきれいでした
国立天文台によると、金星と月の大接近は数年ぶり。この日の金星はマイナス4等級と明るく、細い弧を描いた月の上に明るく輝いた。
望遠200mmをトリミングしました