先週の月曜日であるが、前出のインドから来たラジュー君と犬山のリトルワールドへ行ったので、その時に撮った写真を今日は掲載します。
リトルワールドへは、今までに3回来てますが、いつも子供と一緒でゆっくり見てませんでした。また、入場者が減り、存続の危機にあることも何度か聞いており、今年は無理かと思いましたが、まだ、開園してました。
リトルワールドは、単なるテーマパークとは違います。名古屋イタリア村は、閉鎖中ですが、あのハリボテ建築とはわけが違います。明治村を経営する名鉄が、本物にこだわり、本物を移築してきてます。
ですから、すごく貴重な資料館でもあります
その中でも、台湾の家は、ちゃんと移築されてる例のひとつです
日本の木組みと違いますが、非常におもしろかったです
歴史的な話は別として、木組みがちゃんとされ、土壁がついております
肘木も入れられ、中国らしさが感じられます
芸術大学の生徒たちが、木建具の原寸取りをして、学んでました
丸桁で支えられた深い軒は、暑さをしのぐための工夫です
屋根の瓦が直接したから見えます
野地板はありません
スペインなどでも、このように葺かれているのを見ましたし、4月に行ったバリでも同じように葺いてあります
漆喰と木組みのコントラスト
日本の木組みとは違いますが、素材は同じです
台湾でもこういう建物は無くなっていくのでしょう
インド・コルカタの孤児の家
レインボーホームよりインドのジュニアの囲碁の代表として来日中のラジュー君と通訳のサンディープさんを我が家にお招きしました。
レインボーホームは、マザー・テレサの施設でのボランティア活動から生まれた孤児たちの施設です。日本のNPO法人 レインボー国際協会が運営してます。
2年前に、この地を訪れ私も会員となっております。
今回は、ラジュー君の名古屋観光のお世話をしました
うちの次男坊を連れて、リトルワールド、トヨタ博物館、名古屋港水族館などを観光しました。子供同士は、言葉がわからないはずなのに、仲良く旧知の親友のように、はしゃぎまわってました。子供には、国境はありません。ラジュー君は、本当に純真な心を持ち、人への気配りのできた、素晴らしい子供でした。こんな子供たちをなんとか幸せになれたらとささやかですがお手伝いを続けたいと思います。
写真は、リトルワールドです
左ーラジュー君(13歳 インドの囲碁のチャンピオン)
右ーうちの息子の陽平(学校を早引きして合流)
ラジュー君とサンディープさん
サンディープさんは、ベジタリアンです
我が家で、ランチをしました
魚も肉もだめですので、なかなか日本では難しいです
名古屋港水族館にも行きました
初めて見るペンギンやシャチを喜んで見てくれました
イルカのショーも楽しみました
ヨガ教室の生徒さんたちと会食をしました
インド料理を食べながら、レインボーホームのお話をしました
レインボーホームでは、現在25人の子供を育てて見えます
直接、目の見える支援ができます
日本のわずかのお金でも、インドでは多くの子供たちに教育を施すことができます
ぜひ、興味のある方はご支持を願います
下をクリックするとホームページにとびます
日進市の市民菜園に応募したら、この場所が抽選で選ばれた。
見渡す限り草の生えたこの畑
周りの畑とは全く違う
隣地の畑の人が寄ってきて話しかけてくれた
「誰がここにくるか、と思っていた。前の人は3年間一度も耕してなかったよ」
「その前の人は、肥料をいれて作っていたけど」
そうである、この畑は3年間で手放さなければいけない抽選の畑
前の人と同じようになるかもしれない
その方曰く
「農協が、草だけ刈っていたから、あとはたいへんだよね」
やはり普通の人から見れば大変かも
その人は、興味本位でわざわざ話しかけてきたようだ
しかし、最初から草を取るつもりもなく
草は、肥料とマルチになるからかえってラッキー
どうせ、無肥料無農薬の栽培では、
一年目はうまくいかないことも予想してるので
雑草のなかで、野菜を育てる目的には、ぴったりの畑であった
雑草の中でブロッコリーが育つ
毎朝、青虫をとる
最初は、たくさんいた青虫だが
最近はほとんどいなくなった
雨上がりの朝、ブロッコリーの葉の上をころがる水のしずくがこんなに美しいなんて、忘れていた
最近は、出勤前の7:30から30分間が畑仕事の時間
ちょっと楽しみである
なぜか、最初に葉を食べられて一番小さかったブロッコリー苗が一番早く花をつけた
今は、これをどの段階で収穫すべきか悩んでいる
tomato トマト
まあ、順調なほうかな?
周りの畑とくらべると小さいけど
雑草のなかでもよく育つ
よわよわしい ナス
どうやら、これは失敗みたい
寒かったときに、アンドンをしてあげればよかったかな
キュウリ
最初に植えた苗二本は、かれてしまいましたが
あとは、なんとか育ってます
ペレット燃料の袋をアンドンにしてます
網は、魚網のリサイクルです
旧臼杵藩 稲葉家下屋敷
http://www.usuki-kanko.com/
先日、大分の臼杵の町を散歩した続きのお話です
宮大工さん3人との散歩ですので、古い建物の見学がメイン
この建物へは、私は2回目の見学です
この建物の中に、古い写真が飾ってあり、そこになんと、西郷隆盛の写真がありました。真贋は不明です。私の知る限り西郷隆盛と明治天皇は写真が無いということになってますから。秋田の角館でも同じような写真を見たことがありますが、はたして本物なのでしょうか?
ひときわ目立つ大きな顔の人物です
周りには、当時の歴史上の人物が全員写ってます
果たしてこんなふうに集まることがあったのでしょうか?
こんな集合して写真をとる暇があったとは思えませんが・・・・
もし集めたとしたら、この外人さんはよほど政治力があったのでしょうね
そして、日本の徳川幕府討幕になんらかの関係があった・・・・・?
合成写真が簡単にできる時代でもないでしょうからどういう人たちでしょうかね・・・・
拡大 中央の人物が西郷さん?
この写真は、秋田の角館にあったものです
数年前に見学したときに撮ってありました
よく見るとまったく同じ写真でした
でも、真贋はわかりません
こういうことの研究者がいるでしょうから・・・・・
こういう写真を専門に売り歩く人がいたりして・・・
しかし、全く同じ写真が、秋田と大分に伝わっているとは
日本はせまいですね
写真の説明です
(角館の写真)
角館にあった
西郷さん?のひとりで写ってる写真
集合写真の人物とちょと時代が違うような気がしますが・・・・
上野の西郷さんとはちょっと違うかな・・・
まったく別人物かも・・・・西郷さんの親戚・・・とか
西郷さんの写真の真贋は私にはわかりませんが
この時代は、混乱していて、国家的な秘密も多くロマンをかきたてます
今となっては、どちらでもいいのですけどね
今も鹿児島を始め、全国で愛されている西郷さんに敬意を表します
見学した建物の話をしようかと思ってかきはじめたら、脱線してページがなくなりました
今度は、建物について書きます
臼杵の磨崖仏
(usuki no magaibutu)
国宝です
修復がされて、頭が胴体の上にのったことから、
「首がつながった」
ということで
今やリストラ除けで祈願されるという
現代の世相を反映した
なんともいえない大切な日本の宝です
修復前の写真です
仏頭が胴体の前に置かれています
以前は、崩れてしまい土に埋もれていたようです
1000年以上も前にこの地で造られた物が
また、姿を現しているのです
はたして、次の1000年後はどうなっていることでしょう
旧真光寺
今は、無料休憩所になっています
内部に奈良の薬師寺の西塔の模型があり
藤井棟梁は、9年間薬師寺で復元に参加してましたので
じっくりと模型の出来栄えを見ておりました
どしゃぶりの雨でしたので
現場作業を休み、しばし車で現場から40分ほどの
臼杵の町を見学という一日でした
旧真光寺の2階より街道を眺める
立派なお寺の本堂が見えます
落ち着いた石畳の続く落ち着いた風情のある町です
日本の伝統構法がこのように大切に守られ、今も形を変えて利用されております
建築基準法の改正により
こういった古い建物は、どんどん新しい法律の枠から外れ
既存不適格というレッテルを張られ
耐震補強がされないと
増築ができなくなっております
残していきたい日本の風景がこうやって各地にあることを
理解した上で法律を定めてほしいものです
床の間には、現代絵画のおばさんの絵が飾られてました
掛川城の北側に竹の丸という、武家屋敷のあったところに、商家が明治に建てられ、市の文化財として残され、今回、解体修理がされていた。
大手門の下請けとして、かつてお仕事を一緒にさせていただいた山本組の加藤さんが監督であったので、ごあいさつに伺った
掛川市のホームページで修理の様子が紹介されている
http://lgportal.city.kakegawa.shizuoka.jp/koho/kakenews/takenomarukouji.jsp
土壁もはずされ、貫だけになった建物
建物をあげて、修復中です
報徳社
大講堂
明治36年完成総工費11629円17銭3厘、明治期の公会堂として数少ないものの一つ。老朽化が進み、昨年修復が終わったばかりの建物です
美しい内部です
木構造としても,本当に立派なものです
こういう建物を残したいですね
掛川は、こういう建物を大切に残す土地柄ですね
伊藤博文の書が掲げられております
遠州報徳社は、私たちが小学校のころ必ずあった二宮尊徳の像に関係してます。
報徳精神を実践し精神的、経済的に豊かになろうという活動を行う組織体、静岡県掛川市に大日本報徳社(本社)をおき、各地にある分社毎に活動を行っているようです。
道徳と経済の深いつながり
今の日本は、道徳忘れて、経済のみ
学ぶところが多いですね
2/6 10:30~ 設計事務所の立ち入り検査
尾張建設事務所から、担当官が2名来社。
10年以上過去に一度受けたことがあるが、その当時は、宝くじに当たるようなものといわれていたほど、設計事務所の検査なんて無かった。
検査の内容は、契約書や帳簿、管理記録、設計事務所の表示など。
以前に検査を受けたこともあり、私の場合は、書類がほぼ揃っており問題はなかったが、個人で許可を受けている小さな事務所では、すべての書類を揃えることは、不可能かもしれない。
アネハ事件以来、官僚に責任が及ぶこともあり、建築基準法の改正が昨年6月に施行して、すべての建築事務所に5年以内に立ち入り検査に入るとのこと。
建築設計士の当然すべき仕事をしていないと罰せられる。
しかし、基準法の改正に伴い、以前と内容も変わり、細かいことが周知されていないのも事実である。
今までは、事業年度ごとの報告など役所に提出しなかったが、これからは、毎年、建築指導課に業務の報告が義務づけられた。
これは、おかしいなぁと思うのは、建築確認申請を出して、中間検査受けて、完了検査も出して、違法にしてるわけでないし、届け出がしてあるのに、今度は、その届け出を記録したものを、こちらがまとめて、提出しなさいとのこと。
役所に記録があるのだから、民間で受けた確認申請も、役所に報告させて、まとめれば済むことだし、そのほうが、早く不正を見抜けるのに・・・・。
電子化すれば、すぐに検索して並べ替えができて、簡単に処理できことなのに・・・・。
(来たお役人さんは、事業年度の意味がわからずに、調べて電話してきた・・・にもかかわらず、事業年度に始まった仕事なのか、確認申請した仕事か、仕掛の仕事なのか、・・・わからずに回答は、明日になった)
届け出を受ける側の役所も大変なことだ、愛知県内だけでも6000以上の設計事務所があるわけだから、そこから提出される書類を保管しなければならない。
そのために、また、書棚とスペースが役所の中に増えるわけだ。
紙がまた使用され、エコロジーではない。
電子化の時代に、時代遅れも甚だしい気分である。
電子メールで添付ファイルを県庁の建築指導課に送付すれば、いいと思うのだが・・・・。
また、完了した現場の図書の保存期間も5年から15年へと延びて、これもまた、設計事務所は、今までの3倍の書類を保管しなけばならず、電子化では、だめで、いつでも閲覧できるようにすることが義務かされ、管理建築士の印を必ず押して保管しよとのこと。
CADの時代に、またまた、エコに反すること。
各施主も書類を保存しているわけだから、2重になる。
いつでもパソコンから取り出せれば、問題はないはずなのに。
保管場所を確保できない設計事務所は、倉庫を借りなければならない事態になるのではないだろうか。
厳格化することは、間違いを減らすことに繋がると思っているかもしれないが、本当にそうだろうか。
一人一人の意識の問題で、書類が増えることで、いい現場になったりするわけがない。。
職人が、意識を持って作らないかぎり、満足できる現場は存在しない。
設計料も値上げしないと、とても追いつかないほど事務仕事が増えた。
設計事務処理の専属の職員が経理のようにいるようになるかも・・・・・。
本年の営業を開始しました
朝から新年の最初の会議をして、午後から施工中の現場を周りました
大清水の家
年内に大工さんの造作が終わり、左官工事の開始です。
大ベテランの小塚左官さんたちが入っております
職人さんは、体の動く限り定年なしで働かれることに頭が下がります
古出来の家
こちらも、大工さんの造作がほぼ内部は終わり、戸田左官さんの出番です。
彼は、足助の小塚左官さんで修行して、独立して名古屋でがんばってます。最近は、弟子もできて、2名で現場を施工してます。下塗り用の石膏を練ってます。
風越の家
こちらは、足場もとれて、板金部分の外壁は完成しました
内部は、あと一部の造作です。林左官さんが、内部の下塗り壁を塗ってます。
11/10~11の日程で徳島にて総会と見学会があり社員全員で参加してきました目的は、職人同士の交流です「職人がつくる」という意味では、私は「設計職人」「施工監理職人」みたいな感じですが、日本の大工や左官が培ってきた技術を伝承して、山の木を守っていくには、長く住むことのできる自然素材の建築でなければなりません。環境を汚染しない素材を使うことです。 建築基準法の改正で厚い論議のされた今回の総会と分科会です。全国の職人が、無謀な法律によって、網をかけられ、身動きができなくなる前に、ムーブメントを興さざるを得ない状況に追い込まれました。 官による建築統制は、耐震という大看板の元にすべてを封じ込めようとしてます。大量発生した害虫と共に消毒して、殺されてしまう益虫のようなものです。 写真は、10年前に建てられたTSウッドのモデルハウスです 風あたりの強いところで建てられているので、色の変色は進んでますが、木の痛みはあまり感じられませんでした
TSウッドモデルハウスの内部にて林業家の和田善行氏から木材の割れが構造には影響がないことを実験で証明して、使用されていることをお客様に説明していることなど、具体的な説明がなされました。
TSウッドの管理された材木
山から2時間以上もかけて運ぶ
かつては、川を流してきたので、その間に水中乾燥もされてきたであろう
運ばれた材木の説明を聞く
丁寧に木材の性質を見て、製材される
地元の木材を使ったデイケアセンター
すべて徳島の杉でできている
明神
険しい岩肌を見せている
こちらからは、登山ができない
梓川の鴨
明神橋の河原に数匹の鴨が清らかな水面をおよいでいる
ハイカーに餌をねだる
飼いならせていいものか・・・・餌付けはよくないと思う
明神二の池
晴天であることで池面に鏡のように景色が映る
紅葉
黄色の葉が多い上高地
もうすぐ雪が降る
梓川
穂高連峰から流れ込む水は清らかで透明である
枯れ木と朝霧
明神岳
秋の恵み
明神館の前
清らかな水面
梓川と紅葉と穂高連峰
西穂高を望む
絶景です
梓川に写る 逆さ明神岳
穂高連峰
名前が調べてありませんが、美しい
黄色の紅葉が多い上高地
青空と明神と白樺・・・・言葉はいらない