岡崎の家が完成して引き渡しをしました
特徴はなんといっても、石場建ての家です
昔ながらの基礎は御影石でできております
ベタ基礎はなく、床下は、ビオトープになるように
山砂敷だけです
なぜ石場建てなのかというと
伝統構法の家の実大振動台実大実験においても
証明されたように
激震であっても
入力してくる地震動を逃し、
石の上で建物が移動して全ての地震力を受け止めないようになってるからです
仮に移動してもジャッキで動かせるノウハウも実験で学びました
東側から見た外観
玄関ポーチも建物と同様に石場建てにして、一緒に動いた場合も障害にならないようにしてます
階段は、石で作りました
玄関内部の床は、土間にせず、栗板を張りました
この部分も床下があります
浴室の床は、FRP防水をして、秋田の十和田石を張り床を仕上げました。壁は、青森ヒバを使用しました。
浴槽は、長野県奈良井の春野屋さんで漆を塗り製作してもらいました
キッチンは、特注の家具で作りました
南側の濡れ縁も石場建てで、動きを阻害しないように工夫しております
外壁の漆喰下地を塗っています。
天気を見ながら下地が乾き次第、漆喰仕上げをしていきます。
外壁が終わると内部の仕上げに移ります。
岡崎の家の下屋の瓦葺きが完了しております。
大屋根は建前後に葺きますが、下屋は壁との収まりが完了次第葺いていきます。
トップライト周りも雨漏りが無いよう、きちっと納めていいきます。
そして、外部の造作工事が完了いたしました。
1階の外壁は板張り、2階の外壁は漆喰塗りになります。
一面板張りに見えておりますが、2階部分は漆喰塗りの木摺り下地です。
また、外に出ている木部には特注の鈑金で作った水切りを被せます。
大屋根の瓦を葺いています。
和型の瓦を丁寧に規則正しく着実に並べていきます。
瓦と同時進行で土壁の大元である、荒壁の土を付けています。
しっかりと乾かした後仕上げの下地の土を付けてゆきます。
岡崎の家が上棟致しました。
石場建ての家になります。
時間はかかりますが、大勢の大工がじっくり丁寧に柱を石の上に据えていきます。
大黒柱が立ち、丸太梁がかかります。
建前3日目ようやく形が見えてまいりました。
屋根周りをおさめていきます。
小野棟梁による祝詞奏上、上棟式が始まりました。
上棟おめでとうございます。
岡崎市で計画中の石場建ての家の模型を製作中
軸組ではありませんが、パースと模型の両方でプレゼン
まだ、3DのCADは、トライ中ですが、徐々に慣れていきそうです
女性スタッフ二名で二日目の作業中
スチレンボードとバルサで室内もわかるように、分解できる模型製作中です
完成予想図
(大江)