6月に完成した『水広の家』をご紹介いたします。
リユースした古建具が良いアクセントになっています。
建前を終えると、外壁の竹小舞を組みます
縄は、シュロ縄を使います
外側から最初に荒壁を塗ります
荒壁の土は、この地域で産出する粘性の強い赤土を使い、藁スサを混ぜたものをドロコン屋さんから
購入します
しばらくするとこのように乾いてきます
乾いたのを確認したら、返し壁を塗ります
外部側やユニットバス周りは、先行して中塗りをします
中塗りをすることで、荒壁のひび割れを塞ぎ、強度も上がります
中塗り土は、砂を少し混ぜ込みます
この状態が乾いてから、大工さんが、造作工事に入ります
名古屋市緑区
「水広の家」を上棟いたしました
北の道路側よりクレーンで組み上げます
ヒノキの柱と杉の梁、地元愛知県産の木材です
2階の梁組
屋根の野地板25ミリを垂木120ミリ角の上に張っていきます
野地板の上に断熱材のフォレストボード50ミリ(杉樹皮ボードー秋田産)外断熱
トップライト周り
断熱材の上に、銀色の熱線を反射する透湿防水シートを張ります。この上に瓦を葺きます
成田棟梁による祝詞奏上、上棟式が始まりました
(文責 大江)