「石場立て」の家、建前3日目。今日は2階の梁からです。朝から日差しが痛いくらい。
ロフトの床板を貼っています。
貫を納めています。
妻側からの様子。大きく迫力のある家になりました。
丸い棒がこみ栓。こみ栓を打っていきます。
下屋の垂木を納めていきます。垂木が納まると家らしく見えてきます。
3日目はここまで。下屋の垂木が納まりました。次は上屋の垂木です!
「石場立て」の家、建前2日目です。1日目に引き続き暑いなかの建前となりました。
通し柱に梁を納めていきます。柱を支えながら梁を納めるのは大変。
掛矢(かけや:樫などで作った大きな槌)で梁を叩きながら柱に納めていきます。掛矢が結構重い…。
先ほどの梁が納まり次は隣。かなり斜めになっていますがこれがちゃんと柱に納まるんです。
ホゾも長いのでこれが本当に納まるかと思うかもしれませんが…。
無事納まりました。斜めの状態だった梁がしっかりと納まっています。大工さんも一安心。
渡りあごで納めた梁に2階床梁を納めていきます。
金輪継ぎの込み栓を打っていきます。2本の材を1本に繋げていきます。
梁の上で組むのは足場も悪いので大変です。
1階が出来、次は2階を組み立てていきます。
大きな丸太の梁がしっかりと2階梁を支えています。
柱に貫を通していきます。
2日目は大体2階の柱が立ち、小屋梁が少し納まったくらいまで。建て方が少し難しいので時間はかかりますが着実に棟上げへと近づいています。
夏の建前は身体に響きます。みんな日に日に真っ黒になっていきます。
1日が終わると建物を眺めながら一服。明後日からはまた違う現場の建前です。
暑い日が続き、かなり体力の消耗が激しい今日この頃…。
今週から「石場立て」で造る家の建前が始まりました!
今日はその様子をご紹介します。
毎回こんなにたくさんの材料をどこで使うのかと思うくらい材料があります。
今回は「石場立て」という基礎の工法で建てます。簡単に説明すると石の上に柱を直にのせ、それを足固めや貫で固めるという方法です。普段はコンクリート基礎に土台を緊結しています。写真の四角いのが御影石30㎝角です。
石の上に柱(束)が直にのっているのがわかると思います。
棟梁の藤井さん
おなじみのメンバー
コンクリートの基礎に土台が乗っていないので、組み立てるときは足固めを支えながら柱をおさめていきます。
ゆっくりですが、かたちになってきました。
この物件の見せ場のひとつでもある太く大きな1本の敷き梁がおさめられます。かなりの迫力です!
末口でも30㎝以上はあります。どこか一カ所でも見せ場があるとその建物が映えますね。
建前の続きはまた紹介します。
やっと梅雨開けしましたね。毎年いつの間にか梅雨明けしている感じがします。
名古屋は暑いとよく聞きます。名古屋の夏は初めてなのでどうなるのか恐ろしいです…。
みなさんも熱中症にはご注意を!
現場、作業場では暑い中、職人さんが一生懸命作業しています。
今回紹介する現場は8月に建前予定のお宅です。
お施主さん御家族が大工さんの作業場に見学に行きました。
家族みんなで鉋がけ(かんながけ)を初体験!
大工さんがやってると簡単に出来そうと思うんですが、実際はかなり力もいる作業です。
でも綺麗に削れた時はうれしいですけどね。貴重な体験になったと思います。
大工さんも建前まであと少し!建前が楽しみですね。
先週末に大工さんの作業場に行ってきました。緑がとても多くいい場所です。
今の時期はホタルがたくさん飛んでいるようです。
作業場では5人の大工さんたちが作業をしていました。
墨付けをする棟梁の藤井さん
一緒に墨付けをしている大工の成田さん
まるで漫才コンビのように仲良く二人で垂木の墨付けをしています。
角鑿(かくのみ)という機械を使って穴を開けています。四角い穴を開けることが出来ます。
鑿(のみ)を使い、角鑿で開けた穴を綺麗にしていきます。
鋸で切り込みを入れ、鑿で落としています。
鑿で落としたら鉋(かんな)で面を平らにしていきます。
これは追掛け大栓継ぎ(おっかけだいせんつぎ)。引っ張りに強い組み方です。
こっちでは柱に溝を掘っています。
刻みが終わった部材たち。綺麗に加工されています。
加工する材はまだありますが、大工さんたちは毎日汗だくで作業しています。
それぞれの役割がきちんとしているのでみんなテキパキ。建前までもう少しかもしれませんね。
今日もムシムシ暑いですね。昨日よりはましですが…。
今回は大工さんの進行状況を見るために作業場にお邪魔しました!
作業場に着くと一人で加工中の大工さん。一人で墨付け、刻み作業をしています。
加工が終わったものはどんどんまとめて積んでおきます。
これは「火打ち材」。地震や台風による建物の変形を防止するために設ける斜材です。
今回の仕上げは手カンナ仕上げです。大工さんが1本1本丁寧にカンナがけをしていきます。
設計士の梶谷さんもカンナがけに挑戦!かなり体力がいる作業です。大工さんがやっていると簡単そうに見えますが、実は難しいです。手カンナ仕上げはやはり電気カンナとは手触りが違います。
実際に大工さんの仕事を見るのは楽しいですね!
近いうちに建前を予定しています。大工さん残りお願いします!
建前紹介第2弾!今回は4月に建前をした現場の様子をご紹介します。
土台の上に柱を建てていきます。朝は比較的過ごしやすく大工さんにとってはいい気候。くもりぐらいがちょうどいいのかもしれませんね。
この物件の特徴のひとつでもある枝つき柱。レッカーで吊っているとなんだか生き物みたいに見えてきます。
今にも動き出しそうです。
朝はくもりがちだったのですが、だんだん晴れてきてお昼近くにはこんなにいい天気!写真を撮るにはいいのですが大工さんは汗だくです。お施主さん手作りのお菓子で一休み中。
午前中には大体1階部分が出来てきました。
「かけや」と呼ばれる大きなハンマーのようなもので部材を納めていきます。この「かけや」を打っているときのカンカンという音が辺りに気持ちよく響きます。最近ではあまり聞くことも見ることもないのですが…。
以前、通りかかった年配の方が懐かしい音だといってしばらく見ていたことがありました。
大工さんたちが手際よく確実に進めていきます。
無事に棟上げも出来、建前前半で大体屋根の垂木まで終わりました。屋根のかたちが見えてくるとより家らしくなってきます。骨組みの状態で十分きれいです。
次回は第2弾、後半の建前紹介をします!
今、台風接近中です。朝からスタッフも建築中の現場に行き、台風対策をしています。
台風は油断出来ませんからね!
今回も前回に引き続き平針の建前風景をご紹介します。
2日目は朝からいい天気。屋根から作業開始です。
破風板を棟梁のヤナセさんが取り付けています。破風板とは屋根の妻側に山形に付けられた板のことです。
破風板には建築物への雨の吹き込みを防ぐ役割があります。
続いて屋根に断熱材を入れ、その上に遮熱・透湿防水シートを張っていきます。
ここで使用している断熱材は秋田杉の皮をコーンスターチで貼り固めたものです。自然素材の断熱材です。
2日目の建前も無事終わり、上棟式を行いました。
家の骨組みが出来ました。どっしりとしたいい家になりました。これから小舞屋さんが竹小舞を編み、荒壁がついてきます。着々と進んでいきます。今後の進行状況もアップしていきます!
昨日は梅雨の貴重な晴れ間でした。そんな晴天にぴったりな塗装作業をお施主さんたちとしてきました。
今回は天井を白くするために、みんなで天井板を塗装しました。
今回使用した塗料メーカーは、リボス。ドイツで35年以上続く自然素材の塗料メーカーです。
白といっても木目を引き立てる淡い着色です。
まずは刷毛を使って板全体に塗っていきます。
乾いてきたらスポンジで余分な塗料を拭き取っていきます。
みんなでおしゃべりしながら作業が進んでいきます。
子供たちは周りに落ちてる木端に塗って、いろいろなおもちゃを作っていました。
今回は2回塗りで完成です!
まだ塗ったばかりなので多少白が濃いですが、時間が経てば淡い白になってきます。
今回は大工さんの作業場をお借りして塗装をしました。お昼前からスタートし、3時くらいには作業が終わりました。いい天気だったので途中近くの公園に散歩がてらみんなで行きました。子供はもちろん大人も遊具に夢中でした。
みんなで参加しながら家造りをすることは楽しいですね。子供も大人も関係なくみんなもくもくとやっていました。天気も良かったのでなおさら!次はこの白い板がどんな天井になったかご紹介出来ればと思います。
ご報告が遅れましたが、今回は4月におこなわれた建前の様子をご紹介します。
通し柱を慎重に納めていきます。
2階の柱を次々に建てていきます。
建前1日目のお昼頃の様子。大体2階部分も見え、あとは小屋部分です。
職人さんは手際よく進めていきます。
いよいよ見せ場でもある地棟の登場です!
職人さんと比較すると材の大きさがよりわかりやすいと思います。
地棟も無事納まり建前1日目の作業は終了です。
角材のなかに丸太の曲線がより引き立ちます。
建前はある意味エンターテイメント!観ているだけでおもしろいです。大工さんも見せ場がいっぱいでより気合いが入ります。なかなか自分の家の骨組みが出来ていく状態を観る機会が少ないので、お施主さんにとっても貴重な経験だと思います。
(鎌田)
今日は竹小舞、荒壁塗り体験をしに子供たちが現場にやってきました。
初めての子も一度はやってみたことがある子も、みんな夢中になって作業していました。
左官屋さんに教えてもらいながら小さな手で一生懸命小舞かきをしています。
小舞かきが終わったら左官屋さんに土壁塗りのレクチャーをしてもらいました。
プロがやると簡単に見えますが実際やってみると難しい。
最初はみんな苦戦していましたが徐々に上手くなってきました。
塗った面を見るとそれぞれ個性を感じます。コテを使って丁寧に塗る子、手でダイナミックに塗っていく子。
塗った裏側はニュルっと土が出てきます。子供にとってはそれもまた面白いようです。
なかなかこのように土に触れる機会がないのでみんなのびのび楽しんでいます。
もちろん片付けもちゃんとします。
みんなで塗った面はこんな味わい深くなりました。
子供たちはかなり夢中になって作業していました。午後も早く塗りたくて仕方がない様子。
このように土に触れる機会が減ってきた今、洋服も泥んこになり小さな手は泥でいっぱいになりながらわいわい作業する。なかなかいい体験でした。今日はみんなぐっすり寝れそうです。小さな職人さんたちが塗った現場の様子はまたご紹介します。
(鎌田:4月から新入社員として入りました。よろしくお願いします。)
弊社から北へ300mほどのところに、福祉施設、あいあいの家のおひさまルームが完成しました。
報告が遅れましたが、2月から始動しております
外壁は、漆喰塗りです
東の高窓からいっぱい日差しがはいります
おひさまルームです
子供たちが、お勉強したり、遊んだりします
愛知県産の丸太が、シンボルです
壁は、漆喰塗です
玄関と手洗い
外で遊んだら、ここで、手を洗って入室します
事務所です
障子の入った、個別指導もできるお部屋です
トイレです
幼児用のかわいい便器が右です
杉板の壁です
元気に子供たちが学んでくれると嬉しいです
(大江)