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ナチュラルパートナーズ
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安城 Y邸

木刷りが張られました
この上にラスモルタル+しっくい塗りです

腰板は、杉板の赤身です

窓ガラスはすべて防犯ガラスのペアガラスです

春日井 S邸

荒壁を塗ります
まずは、泥コンをモルタルポンプに入れて、圧送します

ポンプで送られた泥コンは、2階の舟の中に
ここで、スサの藁を足します
フォークの大きくなった道具でこねます

このフォークの先に、篭手板の上に乗る程度の分量を
塗り手の左官に渡します

外側から塗りつけます

安城 Y邸

外部の下見板は、杉の赤身板を鎧張りにします
赤身板は、非常に腐りにくいです
この上に、墨汁を塗ります
杉板の下には、内部からの湿気は、通すけど
外部からの雨水は通さないシートを張ります
昔はこんなシートは必要なかったけど
最近は、雨漏りはクレームとなるため
この地方は台風の暴風雨に供えて予防措置として
施工します
もちろん、こんな新建材は嫌な方もみえますので
ご希望によって施工します
ニオイなどの問題は無い商品です

柱のコーナーは、これから桧の付け柱をかぶせますので
まだ、下地のシートが見えてます

下見板より上部は、大壁の木刷り+モルタル下地+漆喰塗りとなります

安城Y邸

大工の造作が進んでます
床下断熱には、40mmのフォレストボードを使用
自然素材で、国産で利用できる安全な物は他には見当たらないです
この素材は、杉皮を繊維状までして、コンスターチで固めたもの
秋田で製造されてます
愛知県では、一番に利用し始めまして、多くの実績があります
屋根の断熱にも使ってます

ネタは、桧の40*90 @303です
断熱の厚みと揃えます

床板は、桧板厚み25を使用してます

安城Y邸(1号)

荒壁を塗り、乾いたら、中塗り土を塗ります。
(この左官さんは、甲府城の土塀や掛川城の土塀を塗ってもらった、ベテラン左官の親方の小塚さんです。)
中塗りすると、荒壁だけよりも、壁の強度が増すことが実証されてます。
中塗り土は、荒壁で使用した土より、粒子が細かい粘性土と砂を練って塗りつけます。荒壁でできたひび割れを埋めることにより、断熱や防火性能の向上、厚みが増すことにより湿度の調整機能、遮音、防音性能もあがります。

中塗りが塗りあがったところです
この上に木ずり板を張っていきます

春日井市 S邸

今日は、(有)ナチュラルパートナーズになって、第2号の住宅の上棟でした。
昨夜から続いた雨もあがり、快晴の中、1月とはいえ、3月上旬の陽気のお天気で、建前日和でした。青空がきれいでした。

材木は、愛知県の三河材です。
柱は、桧の4寸角、通柱は、桧の5寸角です
梁、桁類は、杉材です

大工棟梁の松井さんが、丁寧に刻んでくださったので、ほとんど間違いもなく、順調に建ちました。
ものすごく、感慨深い思いが松井棟梁には有り、帰り際に小さな声で「良かったなあ、うまく建って」のつぶやくような言葉をかけてくれて、瞳の奥に涙が浮かんでました。
こちらも、棟梁の言葉をかみしめ目頭が熱くなりました。
棟梁の魂をこめた住宅の無事完成を祈りたいです。

基礎パッキンは、御影石です
セメントのノロだけで基礎に乗せます
基礎巾は、鉄筋コンクリート 150巾です
柱と土台(桧4寸角)は、長ホゾ込み栓です
込み栓は、樫の6分○を用いてます

安城Y邸

組んだ竹小舞に練られた土をつけます
愛知県では、”どろこん”と呼び
どろこん屋さんから買います
片側を塗り、乾いたら返し壁といって、もう一度塗ります
両面乾いたら、今度は、外側を中塗り土で荒壁にできた
ひび割れ埋めをします
外側を中塗りすると壁の強度が増します
予算が少し余分に必要ですが、お勧めしてます
理由は、耐震向上、断熱向上、調湿向上、遮音向上

安城Y邸
竹小舞を専門の職人さんが編んでいます
編むという表現が正しいか、組むという表現が正しいかわかりませんが、見ていると編んでいるように見えます。
私は、自然素材にこだわっているために、当然のように今では、藁縄で縛るように指定しますが、愛知県では、ほとんどがビニル縄です。ビニル縄は、腐らないのとすべるので編みやすいのが、どうしても利用される点のようです。
編んでいる職人さんに、話を聞くと藁縄で編むと2時間で軍手に穴が開いてしまうので余分に手間がかかるそうです。
昔からの伝統的な素材と工法は、歴史が証明してますので安心です。

2階の間仕切りの壁です
天井があらわしのため、三角の壁があります
この部分の竹舞いは、余分に手間がかかります

小屋裏です
大黒柱は、地棟の丸太まで伸ばして棟持ち柱としました
この地方では、上棟式に使用した御幣をお守りに縛っておきます

安城市y邸
今年の冬はなんとも雨が多く、屋根仕舞いをするのに、天候を見ながらの上棟でしたが、なんとか大屋根まで完成。1階の柱の込み栓が普通なら2本で済むところが、根固め、柱、束と同じ場所の1階部分で6本必要で、なかなか堅牢な建物となりました。大工さんには、大変なご苦労をかけましたが、できてみるとやはりいい感じです。屋根まわりは、折り置きで、庇の腕は、桁より飛び出た梁が兼用します。現在、屋根屋さんが瓦を乗せ始め、左官さんが竹小舞を組み始めました。

格子壁大黒柱に組入れます
桧の太い格子がこの家を支えます
階段になる側面の壁です

柱を横にしたままで組んでいきます
建ててしまうと、たたきにくいので

もう一段組んでいきます
この部分は、デザインとしての延長部分でもあります

いよいよ大黒柱ひのき8寸角を建てます
うまく組めるか緊張しました

大工さんには、
「設計士は紙の上で線ひくだけだけど、
俺たちゃ、それをつくらないかんで、たいへんだわ」
とぼやかれました
この格子壁だけで、2人で4日もかかったと・・・・

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ナチュラルパートナーズの第一号の住宅が、創業10ヶ月目にしてやっと上棟の日を迎えることができました。
安城市のYさん宅です。
 今回は、根固めを8寸として、差し鴨居優先の木組の住宅を設計しました。
木材はすべて愛知三河材で、近山の木です。
主に梁は杉、柱は桧です。

大工さんからは、今日の木組を迎えて、部材数が多く加工に手間取りましたが、組むこととなるともっと現実的に組にくい部分があり、順序を試行錯誤しながら進めてきました。
今日はなんとか大黒柱を建てることができました。

梁の継ぎ手
強度の強い追っかけ大栓継ぎです

通柱はすべて桧の6寸角です
柱落としで、土台と込み栓止めです

根固め石の基礎に4寸角の桧土台、落とし込み板6寸、杉の根固め8寸です
石の基礎は水平がばっちりなので、大引きも同時に組み入れていきます

根固めの接続はすべて、裏から雇いシャチ止メです
雇いホゾは、栗を使いました

これからもこの現場のリポートを完成まで行います

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材料見学

今建築中の現場のお施主さんと娘さんが、大工さんの加工場を訪ねて、自宅に使用される木材の確認に来られました。今回は、大黒柱240*240(8寸角)、通柱 180*180(6寸角)、根固めに杉の120*240(4寸*8寸)をいれた住宅です。
大工はベテランの鈴木さん、これまでも何軒もの私の設計の家を手がけてくれてます。
この現場は、ナチュラルパートナーズを立ち上げて、初めての住宅施工現場としてスタートしてます。

墨付け

根固めの杉材のホゾの仕口加工を木に付けた墨で説明してます
組み立てに工夫が必要です

基礎工事完了

フラットベッドのベタ基礎です。この上に御影石の土台下基礎を施工します。
柱状地盤改良がされてます

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