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先月、完成しました拝殿と玉垣を七夕の日に確認してきました。
これで、結界ができて、本殿の奥行と格式がぐっと変わりました。
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唐破風を見上げたところです
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先月、三代川家具さんと納めた賽銭箱です
その後ろに修験道のお寺の中の鎮守様ですので、シャクジョウの形を取り入れた結界柵を設けました
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斜め後方からです
岩組の上に立ってます
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真後ろです
玉垣の角が空中にありますので、下の岩から柱をひかりつけして
石場立てになってます
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大分の拝殿と玉垣の屋根が完了しました
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足場は来週とりはずします
昨日から藤井棟梁が、金物の取り付けに入りました
谷の部分も滑らかに銅板を加工して葺いてあります
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唐破風(からはふ)の部分です
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賽銭箱も納品できました
現場で、京都で製作した金物を慎重に取り付けます
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大分の現場では、銅板屋根を葺いております
その下地は、かつての萱葺きを模しており、
そのふくらみを出すのに大工さんは大変苦労します
屋根の美しさは下地で決まりますので、大工さんも最も手間のかかる部分のひとつでもあります
あばら骨のような板が並ぶ袖部分です
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その上に小幅板を張り、微妙カーブの立体を三次元で作っていきます
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棟部分は、ここに箱棟を取り付けます
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今週の金曜日の朝には、現地につきますので、最新の状態をお伝えできます。

今日は、朝から京都へ新幹線で訪れた
京都駅から堀川通り方面へ歩き約10分ほどで、かざり金物職人さんの工房(松村さん)のところへ着いた。
先週送っておいた、金物のデザインで、金パクを張る前の下地の銅の段階の加工が完了していた
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賽銭箱の角につけるカザリ金物です
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丸い下地のこの裏に法輪の模様を彫りこみます
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完成するのが楽しみです
こういう手仕事の職人芸が残っているのが京都ですね。
来週の木曜日に完成した金物を取りに伺い、そのまま、高速道路で大分までひたすら走ります。大分で金物を取り付け、土曜日には、高速代金1000円のメリットを受けて、12時間かけて帰ってくるつもりです。
今日は、このあと京都建築専門学校で、今年の秋に予定しているシンポジウムの打ちあわせをしてきます。
京都の町並みの中をひたすら歩いてます。
(京都の古い民家を改造した インド料理の店 Ratna Cafeにて)

拝殿正面の屋根につく、唐破風の組み立てです
拝殿 からはふ.JPG
妻部分の屋根の下地
拝殿 みのこ.JPG
拝殿 全景2.JPG
拝殿の化粧野地板が張られます
内側から見えます 
拝殿 野地板.JPG
拝殿の柱に玉垣が取りつきます
玉垣 左そで.JPG
5/7から大江も大分へ行き、木工事の完成と銅板屋根の打ち合わせをしてきますので、帰りは5/10となりそうです
天候にも恵まれ順調に進んでます

休日返上で頑張ってくれてる大工さんからのレポート写真です
玉垣 母屋1.jpg
玉垣の母屋と棟木です
この上に野地板がきます
拝殿 妻1.jpg
拝殿の妻です
昨日の作業で破風取り付けまでいきました

大分県大分市にて玉垣と拝殿を新築中です
現場の藤井棟梁のお弟子さんである矢島さんからの写メールから現場写真を紹介します
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拝殿の柱立てです
桝組と彫刻がしてあります
拝殿 柱立て西南.JPG
拝殿 梁南1.JPG
梁が組まれます
素屋根を作りましたので、銅板の屋根を施工するまで雨の日でも施工ができます
玉垣西1.JPG
玉垣です
連子格子が美しいです
玉垣西面2.JPG
西面から見たところです

藤井棟梁の工場で積み込み作業
2台のトラックと会社のボンゴの3台で5人が出発
三代川家具さんにトラックの運搬をお願いしました
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神戸からフェリーです
一晩かけて朝大分に到着です
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昨年建てたお社の周りに玉垣をつくります
岩組のぎりぎりに建てるので足場が必要です
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荷卸しは、積み込みの半分以下の時間でできました
天気もよく順調でした
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早速、位置だしの確認をします
ここに拝殿がたちます
私は、昨日帰ってきましたので
現場からは、大工の矢島くんがレポートの写真を送ってくれますので、ここに掲載していきます

大分市に昨年建築した稲荷社の本殿の周りに拝殿と玉垣を建築します。
4月末頃から現地で組み立ての予定ですので、現在大工さん5名で刻んでおります。
拝殿の懸魚(げぎょ)のデザインを型から木へと移している藤井棟梁
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土台の角の繋ぎ部分の加工
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玉垣の千本格子の穴加工
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玉垣の屋根の納まりを検討した実物大模型
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昨年建築した稲荷社のまわりに、玉垣と拝殿を建築します
今回は、その位置を決めるために、丁張りをしました
丁張りは、位置と高さを仮に墨出しするための仮設です

ピカピカだった銅板の屋根も落ち着いた色になってきました

玉垣は、石垣の上にぎりぎりに造ります
一部は、このような自然石の上に乗りますので、土台をひかりつけして載せる予定です

玉垣の設計は、いろいろ参考にしながら、出雲大社とよく似た感じに設計しました
3月には、建ち始めますので、お楽しみに

拝殿は、藤井大工と相談しながら、デザインを決定しました

2008/10/31
御稲荷社の拝殿と玉垣の材料検査に行ってきました
材料は、ほとんど4面無地の材料ですので、検査の対象は、木目や色、寸法となります。
木目が流れていたり、曲がっていたりすると、将来そこから曲りや割れがでますので注意して検査をしました。

寸法が注文どおりあるかどうか検査します

検査している棟梁は藤井棟梁です

この日は、偶然にも同じ場所で薬師寺の材料検査もあり、藤井棟梁のかつての同僚の大工さんがみえました

いつみてもこの材木屋さんの倉庫に置いてある材料は巨大です
かつては、日本にもこのような木がたくさん生えていたことでしょう

祐徳稲荷社を昨日訪れました
日本三大稲荷の一つで、山の中腹に清水の舞台のようにせり出したステージの上に本殿がありました。今回の目的は、本殿ではなく、かつて本殿の社殿であった重文の建物です。大分で建築中の稲荷社の参考に、見学してきました。
奥の院まで、運動不足の体で、やっと上りましたら、汗びっしょり、休憩する間もなく、空から雨粒が、あわてておりましたが、間に合わず、土砂降りの雨の中を傘もささずに、全身ずぶぬれで、急な石段をかけ降りました。

祐徳稲荷は、佐賀県にあります
佐賀というと吉野ヶ里遺跡が有名なところです
田園地帯が広がる中を、抜けて、山が始まるところにあります
たくさんの土産物屋さんが並ぶ、商店街の奥にそびえたっております
訪れたのが、月曜日の早朝ということで、ほとんど参拝客はいませんでした
本殿の東に石の階段を上がると目的の社殿がありました
唐破風の上にまた寄棟の屋根が乗る屋根の形をして、土台部分には、斗栱で組まれた浜縁が周ります
すばらしい技術と設計です
大工棟梁の技術に脱帽です

建物の下部の斗栱
(写真をクリックするときれいにくっきり拡大されます)
伝統構法は、地震の実験や複雑な構造計算などしなくても、ちゃんと立ってます
今の時代は、パソコンを使って、何百ページもの構造計算書を添付しないと建てられなくなる、複雑にすることが大好きな時代です。
根拠を示すために、無理に計算をします
大工の器量や技術は数値化されません
おかしいですね
どこか間違ってます

たくさんの彫刻が施された虹梁
唐破風部分を下からみる

今度の設計で唐破風がつきますので参考になります

銅板で葺かれた屋根
古くなると緑青が付いて寿命を延ばします
落ち着いた雰囲気の屋根になります

現在、大分にて拝殿と玉垣の設計を社殿に引き続き進めています
来年には、全体が完成すると思います
今夜も大工さんと綿密な打ち合わせです
材料の手配を始めないと間に合いませんので・・・・・・

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