ナチュラルパートナーズの第一号の住宅が、創業10ヶ月目にしてやっと上棟の日を迎えることができました。
安城市のYさん宅です。
今回は、根固めを8寸として、差し鴨居優先の木組の住宅を設計しました。
木材はすべて愛知三河材で、近山の木です。
主に梁は杉、柱は桧です。
大工さんからは、今日の木組を迎えて、部材数が多く加工に手間取りましたが、組むこととなるともっと現実的に組にくい部分があり、順序を試行錯誤しながら進めてきました。
今日はなんとか大黒柱を建てることができました。
梁の継ぎ手
強度の強い追っかけ大栓継ぎです
通柱はすべて桧の6寸角です
柱落としで、土台と込み栓止めです
根固め石の基礎に4寸角の桧土台、落とし込み板6寸、杉の根固め8寸です
石の基礎は水平がばっちりなので、大引きも同時に組み入れていきます
根固めの接続はすべて、裏から雇いシャチ止メです
雇いホゾは、栗を使いました
これからもこの現場のリポートを完成まで行います