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宮古島37

10月19日
曇りがちの朝であったが、次第に晴れて、夏日へとなった。帰りの飛行機が午後ということで、来間島へと車で向かった。宿から15分ほどで、東急リゾートのある前浜海岸へ到着。砂だらけの駐車場に車を止めて、白い珊瑚の砂を踏みしめながら海岸へ。誰ひとり季節はずれの浜には、いない。独り占め。珊瑚の欠片を拾いながら、対岸の来間島を写真に撮る。しばらく、ボケっと散歩する。小さな子供連れが、海の家の係員といっしょに大きなパラソルを持って浜へ降りてきた。この人たちは、浜を独占だなと思いつつ、ほほえましく思えた。

車を走らせ、エメラルドグリーンの海を渡る橋を渡る。
横風がすごく、ハンドルを取られながらも来間島に到着。展望台のある駐車場に止める。
RCの展望台には観光客が数人。対岸の宮古島を望む。ここも強風で、まともに立ってることができずに、そそくさと降りた。駐車場の前に古い家屋があり、沖縄の赤瓦と漆喰で固定された典型的な家である。ぐるりと辺りを見たが、この家だけである。普通は、RCの建物ばかりである。
隣接したところに小奇麗な新しい「楽園の果実」というお土産と喫茶を兼ねた建物に入る。
自分のTシャツと、好物のピーナッツ黒糖を購入して、車に戻り、島の北側へ。農道を走るが行き止まり。せっかく海を目の前にして、海水に触れずに帰るのは、もったいないと、橋を宮古島側に渡って、公園に車を停めて、海岸に出て、しばしの水遊び。

お昼は、市内に戻り、渡部さんと那覇から来た介護NPOの下地さんらと待ち合わせして、老舗の宮古うどん屋さんで、3日連続のうどんランチでした。
現場に行き、建物の説明をして、宿へ戻り荷造り。

16:20のANAにて宮古島を離れ、帰路につきました。
現場の上空をちょうど飛行機が飛びますので、よく見えました。
赤い瓦が目印。公共の建物以外では、今は、少なくなったようです。

最後に長濱さんが車内で言った
「住めば都(宮古)で、いいところだよ」
まったくそうだと思いました
「街灯が少ないから犯罪も少ない」

満天の星が眺められる所って、日本では少なくなったことを実感します
夜は暗くて当たり前だし、省エネなんだけど
都会では実行できない現実
この国は、どこかで便利さと引き換えに大切なことをいっぱい失ってきたことを認めなければ

 
 
 

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