豊田森づくり委員会 (平成20年度第一回会議)
5/26 初夏を思わせる天候
昨年、ダウンバーストによる被害をもたらした現場見学に、委員のメンバーとマイクロバスにて豊田市稲武へ
写真の左隅から順番に三か所に被災地が見える
一直線に左から順番に天然空気爆弾が落ちた(?)跡が見える
森林部分に落ちたので、見事につぶされるように木がなぎ倒されている
民家の裏山が被災地となった
手前の家の屋根も飛び新しく葺き替えられていた
(一番上の写真の真ん中部分の拡大)
回りの木は倒れて折らず
垂直に空気の爆撃を受けたように倒れる木々
台風のようになぎ倒されると周りの木々も斜めに傾くものだがそれが全くない
このように森林に観測された例はほとんどないようである
(一番上の写真の右端の被災地の拡大)
それにしても、不思議な光景
爆発だと付近の木々も少しは傾いていくのが常識
すぐ横の木も傾いていない
上から空気の圧力を受けてその空気は、川の方へすべて抜けたのかも
(一番上の写真の左端の現場)
森林組合の事務所の前の駐車場横の山
確認されている箇所は14か所だそうだ
この地域に集中して
見えない巨人が足で踏み荒らしたごとくである
昔の人なら、神がかり的な現象と思うであろう
竜巻のように巻き込んで、巻上げるのではなく
ところどころに雷のように
気体なのに固形の空気の塊が落ちるというかんじである
森林組合の職員が飛んできたガラスで怪我をされたようだが
その他大きな人的な被害がなかった
もし民家を直撃していたら、大変なことになっていただろうと推測できる