2010/2/21
愛知県東郷町にて、
アルチザンプロジェクトのシンポジウムが開催されました。
現場にて、工事途中の現場を見学。振動大実験において、損傷した部材のリユースにより
地震で損傷した木造の伝統構法の家は、こうやって損傷を治して復元できることの実証実験です。
現場にて損傷部分などの補修痕を見ながら、意見を述べる参加者
外部は、1階部分を杉板の縦張りで仕上げます。上部は漆喰塗です
会場を東郷町のいこまい館に移してシンポジウムの始まりです
松井郁夫氏(一級建築士)によるこの実験建物のB棟に関する説明です
槌本敬大氏(国交省国土技術政策総合研究所)による木材の材料特性についての講演
アルチザンプロジェクトの中村氏による損傷した部材の説明です
足固め部分が、断面欠損により損傷が大になっているので、断面欠損が少ない方法のほうがよいのではないかと感じました
損傷した柱部材を会場に持ち込んでの説明です
たくさんの方が集まって頂き意見交換ができました
秋田、新潟、静岡、三重、滋賀、東京など遠方からの参加者も多く
二次会の意見交換会を千種で行いましたが多くの方が参加していただくことができ、伝統構法に対する熱心な意見をお聞きすることができました。