温泉マニアにとって隠された名湯であったところを探しあてた。
なんとも云えぬここち良さであった。そこは、大分県は久住町下湯温泉にある。
阿蘇がすばらしくきれいに見える。
七里田温泉館「木の葉の湯」を目指してレンタカーを走らせる。大分の町から車で50分ほど。迷いながら、
隣町の観光案内所でも場所がわからず、やっとたどりついた。
木の葉の湯の自販機に210円を入れ、おばちゃんに鍵を借りて、50mほど離れた
川べりに古ぼけた老人のための共同浴場があり、一様男女に分かれている。
古い鍵を開けて入る。もちろん誰もいない。
窓を開けて入らないと危険ということであったが全部開いていた。
わくわくしながら、服を脱ぎ、いざお湯の中へ、もちろん蛇口など無くとめどもなく湯が注がれている。
炭酸泉は温度が高いとほとんど泡などでないが、ここは絶妙の35度。体中の産毛にサイダーのごとく
気泡がつく。なんとも心地よい。炭酸泉は血管が拡張して血行がよくなるというが実感。
この日、通称日本一のラムネ温泉に行くが湯温が27度と低く、心地良いのだが、その後に40度の湯に入らないと寒かった。
他に2箇所の温泉に入り、名古屋から日帰りで温泉三昧の一日であった。