掛川城 四足門横の土塀
以前、この土塀の監理にあたり、もうあれから十数年経とうとしている
風情もでてきた土塀であるが、建築的には、傷んでいる
もともと絵図に残っていたように板葺きの屋根で復元した忠実な部分であるので、そろそろ修理の時期である。
屋根は杉の赤身板で葺いたのであるが、桜の木が大きくなり、落葉がまともに屋根の上に積もるために、他の部分よりも痛みやすい
このような板葺きの屋根は珍しいので是非とも残してほしいものである
写真に写っているのは、藤井棟梁とスタッフの梶谷
大きな桜の木が土塀にかぶる
春の桜の季節は美しいのだが・・・・・
斜めに石垣に沿って上がる土塀
門は四足門 この門も藤井棟梁の手によるもの