2010・06・15
練馬の家
梅雨の晴れ間に地鎮祭をしました
東京での仕事は、初めてです
前日から車で伺い、朝霞の職人さん向けの旅館に泊まり、職人さんの泊まるところを下見してきました。
お施主さんの息子さんも小さな手をあわせてお時儀をして参加です
草を刈る儀式から、土を掘る儀式をして
着工です
地鎮祭を終え、ご近所の挨拶回りをしました。
大工さんは、棟上げまで、豊田で刻みます
材料は、愛知県産のヒノキです
竹小舞組は、いつもの職人さんを愛知から手配します
荒壁も愛知から運び、専門の壁土をつけてくれる職人さんにお願いします
中塗り以降は、左官を名古屋から派遣して泊まり込みでがんばっていただくつもりです
家具、建具も愛知からです
慣れたメンバーで、家を建てていきます
基礎は、さいたま市の業者さんをお願いしました
人柄のよい業者さんで、現場にも近いことから安心です
現場監理者は、神奈川の知り合いに委託して、連絡をとりあって
施工していきます。
沖縄の宮古島で仕事をさせていただいたことを思うと
陸がつながっているので、案外近いのだという気になるから不思議です
車で約5時間の距離ですけど
地鎮祭のあと、練馬の区役所へ風致申請へうかがったのですが
区役所が20階建てのビルということに驚き
その展望レストランのランチは1000円で結構リーズナブルで、東京が全部見渡せました
コンクリートジャングルを見下ろしながら、知り合いの実家がすぐこのビルの東側にあり、7階建てまで届く大きな銀杏の木やケヤキがあるこの家がオアシスにみえました。
今回の同行者は、事務所の梶谷くんでした
(大江)