お問い合わせ・ご来社予約
ナチュラルパートナーズ
ナチュラルパートナーズ
ナチュラルパートナーズ
ナチュラルパートナーズ

DSC_0167.jpg
豊田市の山間にある浄専寺にて、屋根を改修してます
急勾配で、朝露がおりてますので、ちょっぴり乗るには怖いです
DSC_0187.jpg
DSC_0201.jpg
本堂の隣にある建物の土台は、石の上に乗ってるだけです
よく見ると、これは、今では貴重な樹種です
よく、床の間の柱にこの地方では使われます
地方の呼び名と思いますが
「べぽ」 と呼んでます
DSC_0113.jpg
この木は本当に腐れしらずです
このように
一皮むいたら、中は全く腐食してません
かちかちに固くなっており、木とは思えません
昔の人の経験から得られた知恵で
この地方では、まれに使われてます
DSC_0115.jpg
私が、20年以上この地方の大工さんの仕事を見てますが
新築では一件しか造ったのを聞いたことがありません
それも、一山に1本あるかどうかの木ですから
家一件それえるのは、至難の技で、お金をだせば買えるというものでもありませんから
貴重だと感じました

先月、完成しました拝殿と玉垣を七夕の日に確認してきました。
これで、結界ができて、本殿の奥行と格式がぐっと変わりました。
DSC_0005.jpg
唐破風を見上げたところです
DSC_0012.jpg
先月、三代川家具さんと納めた賽銭箱です
その後ろに修験道のお寺の中の鎮守様ですので、シャクジョウの形を取り入れた結界柵を設けました
DSC_0030.jpg
斜め後方からです
岩組の上に立ってます
DSC_0033.jpg
真後ろです
玉垣の角が空中にありますので、下の岩から柱をひかりつけして
石場立てになってます
DSC_0054.jpg

大分の拝殿と玉垣の屋根が完了しました
IMG_1345.jpg
IMG_1344.jpg
足場は来週とりはずします
昨日から藤井棟梁が、金物の取り付けに入りました
谷の部分も滑らかに銅板を加工して葺いてあります
IMG_1363.jpg
唐破風(からはふ)の部分です
IMG_1372.jpg
賽銭箱も納品できました
現場で、京都で製作した金物を慎重に取り付けます
IMG_1348.jpg
IMG_1350.jpg

大分の現場では、銅板屋根を葺いております
その下地は、かつての萱葺きを模しており、
そのふくらみを出すのに大工さんは大変苦労します
屋根の美しさは下地で決まりますので、大工さんも最も手間のかかる部分のひとつでもあります
あばら骨のような板が並ぶ袖部分です
IMG_1007.jpg
その上に小幅板を張り、微妙カーブの立体を三次元で作っていきます
IMG_1031.jpg
棟部分は、ここに箱棟を取り付けます
IMG_1033.jpg
今週の金曜日の朝には、現地につきますので、最新の状態をお伝えできます。

今日は、朝から京都へ新幹線で訪れた
京都駅から堀川通り方面へ歩き約10分ほどで、かざり金物職人さんの工房(松村さん)のところへ着いた。
先週送っておいた、金物のデザインで、金パクを張る前の下地の銅の段階の加工が完了していた
IMG_1106.jpg
賽銭箱の角につけるカザリ金物です
IMG_1116.jpg
丸い下地のこの裏に法輪の模様を彫りこみます
IMG_1113.jpg
完成するのが楽しみです
こういう手仕事の職人芸が残っているのが京都ですね。
来週の木曜日に完成した金物を取りに伺い、そのまま、高速道路で大分までひたすら走ります。大分で金物を取り付け、土曜日には、高速代金1000円のメリットを受けて、12時間かけて帰ってくるつもりです。
今日は、このあと京都建築専門学校で、今年の秋に予定しているシンポジウムの打ちあわせをしてきます。
京都の町並みの中をひたすら歩いてます。
(京都の古い民家を改造した インド料理の店 Ratna Cafeにて)

拝殿正面の屋根につく、唐破風の組み立てです
拝殿 からはふ.JPG
妻部分の屋根の下地
拝殿 みのこ.JPG
拝殿 全景2.JPG
拝殿の化粧野地板が張られます
内側から見えます 
拝殿 野地板.JPG
拝殿の柱に玉垣が取りつきます
玉垣 左そで.JPG
5/7から大江も大分へ行き、木工事の完成と銅板屋根の打ち合わせをしてきますので、帰りは5/10となりそうです
天候にも恵まれ順調に進んでます

休日返上で頑張ってくれてる大工さんからのレポート写真です
玉垣 母屋1.jpg
玉垣の母屋と棟木です
この上に野地板がきます
拝殿 妻1.jpg
拝殿の妻です
昨日の作業で破風取り付けまでいきました

大分県大分市にて玉垣と拝殿を新築中です
現場の藤井棟梁のお弟子さんである矢島さんからの写メールから現場写真を紹介します
image.jpg
拝殿の柱立てです
桝組と彫刻がしてあります
拝殿 柱立て西南.JPG
拝殿 梁南1.JPG
梁が組まれます
素屋根を作りましたので、銅板の屋根を施工するまで雨の日でも施工ができます
玉垣西1.JPG
玉垣です
連子格子が美しいです
玉垣西面2.JPG
西面から見たところです

藤井棟梁の工場で積み込み作業
2台のトラックと会社のボンゴの3台で5人が出発
三代川家具さんにトラックの運搬をお願いしました
DVC00099.jpg
神戸からフェリーです
一晩かけて朝大分に到着です
DVC00103.jpg
昨年建てたお社の周りに玉垣をつくります
岩組のぎりぎりに建てるので足場が必要です
DVC00107.jpg
荷卸しは、積み込みの半分以下の時間でできました
天気もよく順調でした
DVC00115.jpg
早速、位置だしの確認をします
ここに拝殿がたちます
私は、昨日帰ってきましたので
現場からは、大工の矢島くんがレポートの写真を送ってくれますので、ここに掲載していきます

今日は、2月に修繕した掛川城へ今年度の修復予定箇所の下見に行ってきました。
桜が満開で観光客もたくさん来てました
IMG_0514.jpg
2月に修復した屋根の上の桜
今は一番良いのだが、この桜の落ち葉がこの屋根を腐らせる原因にもなる
IMG_0503.jpg
IMG_0516.jpg

大分市に昨年建築した稲荷社の本殿の周りに拝殿と玉垣を建築します。
4月末頃から現地で組み立ての予定ですので、現在大工さん5名で刻んでおります。
拝殿の懸魚(げぎょ)のデザインを型から木へと移している藤井棟梁
DSC_0013.jpg
土台の角の繋ぎ部分の加工
DSC_0034.jpg
DSC_0014.jpg
DSC_0021.jpg
玉垣の千本格子の穴加工
DSC_0032.jpg
玉垣の屋根の納まりを検討した実物大模型
DSC_0043.jpg

2009/3/23
DSC_0136.jpg
DSC_0049.jpg
ブログが止まっていた時期に、掛川城の土塀の修復工事をしてきました
これは、以前の会社で工事監理した場所で、大工さんは、施工したときと同じ藤井さんです
今回は、予算の都合もあり、かなり傷んだ部分のみの改修です
四足門に向って左側の部分で、傷んだ理由は、桜の木が大きくなったからです
桜の木は、春の今の次期には、最高なのですが、この花や葉が土塀の屋根の上に落ちて
朽ち果てて、土になり、屋根を腐らせます
15年前は、こんなに桜の木が大きくなく、土塀の上まで伸びてきていませんでした
掛川 屋根1.jpg
屋根の棟部分はヒノキです
15年経っても、断面を見ると1mmくらいしか色が変わっておらず
中は全く腐ってません
掛川棟木.jpg
腐るのは、継ぎ手の部分です
ここに水とゴミが入りこんで腐らせます
掛川屋根2.jpg
掛川藤井.jpg
葺き板部分は、杉の赤身板を使用してます
葺き板のジョイント部分に目板(ひのき)をつけていきます
掛川屋根完成.jpg
これで、また15年は持つと思います

Top