豊田市の山間にある浄専寺にて、屋根を改修してます
急勾配で、朝露がおりてますので、ちょっぴり乗るには怖いです
本堂の隣にある建物の土台は、石の上に乗ってるだけです
よく見ると、これは、今では貴重な樹種です
よく、床の間の柱にこの地方では使われます
地方の呼び名と思いますが
「べぽ」 と呼んでます
この木は本当に腐れしらずです
このように
一皮むいたら、中は全く腐食してません
かちかちに固くなっており、木とは思えません
昔の人の経験から得られた知恵で
この地方では、まれに使われてます
私が、20年以上この地方の大工さんの仕事を見てますが
新築では一件しか造ったのを聞いたことがありません
それも、一山に1本あるかどうかの木ですから
家一件それえるのは、至難の技で、お金をだせば買えるというものでもありませんから
貴重だと感じました