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2008年2月1日

国土交通省との会議報告

1/31 国土交通省住宅局建築指導課へ建築基準法改正に伴う質疑回答を聞くために、会議に出席してきました。
関連NPO団体の5つの組織から、代表して15名で、建築指導課および木造推進室の担当者3名から昨年提出した質疑に関して、第二回目に回答を得られなかった部分の回答をいただきました。

大きなポイントとして
1)既存建物の増改築が非常に困難になったことの是正
 既存不適格な建物には、増築ができなくなっていることです
 1/20の増築は認められていますが、耐震改修をしないと増築ができません
 日本の伝統工法で建ててある100年前から残っている住宅が、今の建築基準法にあうはずもなく、むしろ法律に欠陥があるのではないかというこちら側の意見です。
回答は、耐震改修を進めることが優先であるとの回答になりましたので、変わりませんでした。
極端にいえば、古い町並みはやがて、なくなってしまうのです。

2)限界耐力法の計算による申請建物は、すべてピュアチェックといって、中央の審査機関へ出されます。
住宅レベルの簡易な建物まで、22万円の申請費が発生します。
住宅だけは、なんとか、県レベルの審査にできないかという意見を申し出をしましました。
しかし、回答は、法が施行されたばkりであることから、緩和措置は考えてないとのことです。

3)伝統木造の強度実験について
 武蔵野工業大学の大橋先生が今回の会議に立ち会っていたただき、国レベルでの実験を進めていく、具体的な話をいただきました。
今後、実験によって、伝統工法の強度の基準を策定していくことを目指して実験を進めていくとの回答でした。
 実験は、建築学会、建築研究所、住木センターで、共同して研究していくことのコンセンサスが得られていることも表明していただきました。

今後の交渉については、これからも国土交通省との情報共有の場を設けて、現場からの意見を直接聞く機会を設けていただくように要望し、今後も情報交換を続けていくこととなりました。

今回交渉に参加したNPO団体だけでなく、多くの関連団体への呼びかけをして、今後は、大きな運動へとつなげるべく、シンポジウムの開催をすることの意志統一をいたしました。

以上 簡略して報告

詳細については、NPO緑の列島ネットワークのブログに書きます

{写真 中央が国土交通省 半蔵門前より}

皇居の周りは、すがすがしい気分で歩ける場所でした
名古屋にももっと緑がほしいと感じました