インド旅日記2
8/24 旅行3日目コルカタ市内。雨季というが、思ったほど雨も降らず、曇りがちであり、名古屋の夏と大差なし。
写真1は、モイダン公園内にあるヴィクトリア記念堂。ときの領事が、ヴィクトリア女王の権威を象徴するために建設した白亜の殿堂である。ヴィクトリア女王は一度もここへ来ることはなかったらしい。タージマハールをモデルに純白の大理石で化粧されている。完成は1921年。コルカタ市内で唯一のまとまった緑地帯で、ここだけが別世界のような、整備された地区。地元の若者のデートコースらしい。
パレシュナート寺院。バドリダース・テンプルの庭に一画にあるジャイナ寺院。熱心な信者が、祈りをささげている。整備された庭が美しかった。
同寺院の階段のモザイク。非常に丁寧に作られていて、ほかの一般の建物のいいかげんさと対比すると驚く。ここは、裸足で歩く。
インドでは、裸足ですでに歩いている人がいて、どこからが、裸足にならなければならないか迷うときもあるが、このような神聖な場所は、ほとんど裸足のようであった。
屋根にも、ガラスがモザイク状に透けてみえるように、鉄板がくり抜いてある。
ステンドグラスとは違う。右の壁の部分は、きれいにモザイクが施されている。
手すり部分にはめられた、白大理石の板をくり抜いて透かし彫りが見事である。職人さんが精魂こめて造ったことがよくわかる。