名古屋 近山スクール2008/08/23
今年も山辺豊彦氏による構造の講義が始まりました。
昨年の建築基準法の改正を受けて、構造計算の現場は、てんてこまいです。
実際のところ、姉歯設計士による耐震偽装から端を発した問題が、過剰防衛により、ほとんど関係ない木造の現場にまで影響を与えることとなってます。
山辺氏からは、適判物件での審査現場における、過剰といえる適判員による厳しい審査があることも問題にあがっておりました。
今後、実際に審査遅れにより現場の遅れが多々出ている中で、物価も上昇して、建築会社にとっては、苦難の時がきております。
今回の講義では、全般的なお話で、私にとっては、今までの復習となりました。
特に今回は、継ぎ手の重要性やコンクリートの寿命の話や地盤調査の判定に係る事項に興味がありました。