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2010年1月12日

中日新聞1/11掲載「国産材で環境保全」

「自然のちから」
中日新聞100111003.jpg
今回は、「お山の杉のこ」の歌で、話題を始めました
この歌は、幼稚園のときに覚えた歌で、人生ではじめた覚えた歌のひとつではないかと思います。
今になって、戦時中につくられた歌と知りました
杉の子を日本人、椎の木をアメリカ人にたとえて
大きなったら「お国のため」になるような立派な大人になりなさい
という趣旨のようです
戦後、歌詞が変更されて
禿山の多かった日本の山に植林を推進する歌にかわり
ラジオ体操と共に広がった唱歌です
杉は、本当にたくさん日本中に植えられ
花粉症の原因にもなり、嫌われ者になってしまって
残念です
それなら、どんどん切って住宅をはじめとする建築に使用しても
ぜんぜん問題ないほどの埋蔵量で
日本の木で今の必要な量がまかなえるのだそうです
なおかつ、植物ですので
毎年成長して埋蔵量が増えます
しかし、森にとっては、新聞にも書いたように
腐葉土ができずに、どんどん表土が流されます
それは、暗い森には、下層の植物が生えず
見た目には草のない単一の森となり
雨水がおちても、下層植物に当たらずに直接土にあったてしまうのです
それで土は流されます
ましてや葉に当たった雨粒は大粒となり落下エネルギーが増えて
より、土を流しやすくなるそうです
適度に間伐をして森の中に日差しが入るのを促進する必要があるわけです
林業にむかない山頂部は、天然林化していく必要もあります
林業経営林と天然林の色分けをしていく調査も必要です
国産材は風土にあい、虫の被害も少ないですから、是非国産材をお使いいただきますようお願いします。

 
 
 

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