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2008年10月9日

伝統構法実験棟を見て来ました

10/8 午後2時に兵庫県三木市にあるEディフェンスへ、実験棟の見学に行ってきました。新神戸より約40分の小高い丘陵に防災公園があり、その広大な敷地の一画にEディフェンスがあります。私は、今回が初めての訪問です。防災科学技術研究所の企画室長の井上貴仁氏の案内で、場内を見学してきました。
ここでは、主に地震を再現して建築物や土木の工作物などの耐震実験がされる国の施設です。
この日は、高速道路の橋脚の実験がされてました。

手前が、最近の耐震基準で建てた橋脚で、阪神大震災と同じ波動を入れてもひび割れができないほどの強度があり、奥は、1960年代の基準で一回の神戸波で破断したそうです。手前が、壊れているのは、神戸波を数回入れて終局までの破壊状態を調べているそうです。
これだけども圧倒される施設の規模です
これを運ぶには、数百トンまで運べる台車で運ばれます

ここは、準備棟です。実験棟の向いにあります。
今回の目的の木造の伝統構法の建物2棟です。
同じ間取りですが、少し構造が違います。

土壁を乾かしているところです
関東の土と関西の土とわざわざ分けて取り付けてあります
中部の土とはどちらも似てませんでした

土壁の圧縮試験用の試験体が乾かしてあります

内部は、扇風機を使って風を起こして土壁を乾燥しております

この建物の壁は、別の試験体を作り、要素ごとに強度を調べる実験も並行して行われます。たいへんな作業です。
これを、実験棟まで移動して1棟づつ、最終的に神戸波を入れて、調査をして
最終的には、破壊する状態まで、地震波を入れます

実験の一般公開は、2日間となりました

11/28(B棟)京都の土壁をつけてあります
12/4 (A棟)東京の土壁をつけてあります

住木センターに申し込みをして見学できます
まだ、募集しておりませんが、今月末には募集が始まります
各団体への募集は、それより前に始まります
人数に制限がありますので、興味のある方は早めにお申し込みください