岡崎市の松應寺の松平広忠公御廟所土塀工事がいよいよ着工しております
版築の実験を重ね、今回は、いよいよ本番です
本番では、型枠は、300巾X30厚X4000の杉板にしました
既存部分が残っているので、機械は使えず、手作業です
左官の川口さんがリーダーです
型枠から10cmくらいの部分は、既設でも崩して、新しい版築が自立できるようにします
土は、岡崎市内の赤土を使用してます。2トン車で使用する分だけ、場内に運び、そこから運搬車で運び込みます
藁縄を中塗りのときの落下防止のためセパ穴に通しておく
既存の塀を除去した土は、中塗り土として再利用するため、場内に保管する
笹の根などが入り込んだ部分は、根を除去するために既存塀部分は、取り除く
ひびわれなどの部分に根が入り込み、構造的にも弱くなっている部分は除却する
根石の隙間から笹の根が侵入している
発掘調査もしながらの作業となり、今週は、休工となってます
(大江 忍)