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2008年5月16日

古出来の家 完成

中庭とサンルーム
サンルームの床は「御影石」を張りました
電動ルーバーの防犯用のシャッターをつけました

腰板は杉板の赤身
漆喰の外壁です

道路に面した玄関部分

庇下はひのきの格子で囲まれています
アプローチはエステックウッド枕木と御影石です

夜の玄関前です

玄関戸には、ステンドグラスを入れました
これは、可児ガラス工房の作品です
ワインボトルを開いて作った手作りのガラスをはめ込みました

リビング
ペレットストーブを置きました
台所のフードは村瀬製作所のオリジナルです

オリジナルキッチン
ステンレス天板とナラ材で作りました
ワゴンは、エレクターで組みました
壁のエナメルタイルは、フランス製のものです
このタイルと玄関のステンドグラスが同じ色合いのアクセントになってます


2008年5月14日

シロアリって害虫?

この季節になると、テレビのCMでよくシロアリをみかける。
春の雨上がりの暖かい日には、羽をつけて集団で飛び立つからである。
シロアリくんは、家を食べつくしてしまう猛獣かのように、PRされ、シロアリくんもかわいそうなもんだ。
山にいるシロアリくんは、倒れた木や草をいち早く土に変えてくれるたいへん働き者の地球にとっては必須の生物である。
(シロアリは、蟻ではなく、ゴキブリに近いそうである。一匹では暮らすことができず、集団で統合された状態でシロアリと呼べるそうだ)
それなのに、人間様の都合で、シロアリくんは、害虫になってしまう。

10年以上前から、このシロアリについての勉強会を開いて、講師に岡崎シロアリ技研の神谷さんから、シロアリのことについて、勉強させていただき、生態を知れば知るほど、私の住む地域においては、ヤマトシロアリが多く、ほとんど怖がる必要のない生き物であることがよくわかった。

シロアリの防虫と称して、畑でもないのに農薬を床下に散布して、住んでる住民に健康被害を及ぼしてきているのは、事実で、実際にいくつもの薬剤散布によるシックハウスの患者さんに接してきた。ひどい方は、普段でもガスマスクを常時使用しなければならないほどひどい化学物質過敏症になっている。

現在では、薬剤も安全なものとなっているとのメーカーの説明であるが、微量でも反応するアレルギー体質の方もいるので、注意が必要である。
別の例では、隣地の家がシロアリ防除工事をして、床下の換気扇から排気される薬剤に反応して被害を受けた例もある。

この時期注意されることを喚起したい。
私は、実際にこの12年以上前からシロアリ防除が特に公庫基準で義務化されなくなってから、新築住宅においてシロアリ防除工事は一切おこなっていない。
それにもかかわらず、シロアリの被害例はほとんど聞いていない。
かりに出たとしても、一部の場所だけで、その部分をすぐに殺虫すれば済むことで、床下の点検を毎年行うことが大切であろう。

シロアリとの共生は、人類にとって大切なことでありますから、シロアリを愛してやまない神谷さんは、日本一のマニアだと思ってます

Yahooでシロアリで検索するとトップにでます
Yahooの担当者は、真実を述べている神谷さんをよくわかってらっしゃる証拠です

詳しくは、岡崎シロアリ技研の神谷さんへ
http://www.sinfonia.or.jp/~isoptera/


2008年5月13日

大分 臼杵の古い町並み ぶらり散歩

臼杵の磨崖仏
(usuki no magaibutu)

国宝です
修復がされて、頭が胴体の上にのったことから、
「首がつながった」
ということで
今やリストラ除けで祈願されるという
現代の世相を反映した
なんともいえない大切な日本の宝です

修復前の写真です

仏頭が胴体の前に置かれています
以前は、崩れてしまい土に埋もれていたようです
1000年以上も前にこの地で造られた物が
また、姿を現しているのです
はたして、次の1000年後はどうなっていることでしょう

旧真光寺
今は、無料休憩所になっています
内部に奈良の薬師寺の西塔の模型があり
藤井棟梁は、9年間薬師寺で復元に参加してましたので
じっくりと模型の出来栄えを見ておりました

どしゃぶりの雨でしたので
現場作業を休み、しばし車で現場から40分ほどの
臼杵の町を見学という一日でした

旧真光寺の2階より街道を眺める
立派なお寺の本堂が見えます
落ち着いた石畳の続く落ち着いた風情のある町です

日本の伝統構法がこのように大切に守られ、今も形を変えて利用されております
建築基準法の改正により
こういった古い建物は、どんどん新しい法律の枠から外れ

既存不適格というレッテルを張られ
耐震補強がされないと
増築ができなくなっております
残していきたい日本の風景がこうやって各地にあることを
理解した上で法律を定めてほしいものです

床の間には、現代絵画のおばさんの絵が飾られてました


2008年5月12日

稲荷社 懸魚

懸魚(げぎょ)
これは、破風の一番上の拝みの部分につけるので、拝懸魚といいます。
装飾的彫刻です
中心に飾るのが六葉です
真ん中の心棒が貫通してくさびでとめてあります
金属のものもありますが、ここでは、木彫刻です

降懸魚(くだりげぎょ)
桁隠しの部分にとりつけます
とりつけてるのは、藤井棟梁です
大分へ来て26日経ちました
あと少しです

脇障子を組み立て中の足立さん
丁寧に何度も材料をあてて、かんなで調整しながら組み立ててます

床板をはめている矢島さん
すきまのないように取り付けます

何度も当ててカンナですり合わせをします
最後に床下に潜って、浮き沈みのメカス調整をくさびでします
昨日床張りは、完了しました
赤ちゃんと奥さんから離れて遠征ごくろうさまです


2008年5月8日

稲荷社 鬼板

鬼板
屋根の妻につく鬼板です
これに銅板を巻きます
今日、寸法とりに、博多から小山社寺工業所さんの屋根職人さんがみえます

西側から現在の状態です

階段と浜縁の床ができました

節の無い木ばかりですと、神々しい感じです

今夜の大分発で、応援していただいていた成田さんと花木さんが
フェリーで愛知に帰ってきます

お疲れ様でした
私は入れ替わりで、週末から大分へ伺います


2008年5月6日

稲荷社 野地板張り

鬼の部分の下地を取り付けます
この下地に銅が葺かれます

西の妻から見たところです
下の白い紙は、汚れ防止の養生紙です

正面の階段を取り付けてます


2008年5月3日

稲荷社 浜縁 床張り開始!

5/2 の進捗状況の全体です
屋根の形もできあがり
野地板を張れば、屋根は銅板葺きへと職種の交替です

浜縁 縁板張り
あらかじめ加工してきた板を現場で合わせて張ります
釘は使わずに板の下から伝統的な金物(メカス)で引っ掛けて留めます

メカスは、愛媛県の白鷹さんに特注で制作してもらいました
白鷹さんは、薬師寺や各地の文化財の和釘を打っている職人さんです

縁板

縁板張り


2008年5月2日

稲荷社 階段、浜縁

浜縁
床組部分となります
向拝の下です
束を立てて、その間にけ込み部分の板を落とし込みます
隅木の大引きが斜めに向拝柱よりのびます
土間部分はタタキ仕上げです

隅扠首
内陣の丸柱に刺さり、縁束で受けているななめの材が隅扠首です
この上に縁板を敷いて高欄がまわります


2008年5月1日

稲荷社 破風板、骨板

骨板
屋根の袖部分を丸くするための下地です
背骨のように丸い板が並びます

破風板
破風板の上に茅負、裏甲が取り付けられ
屋根に葺く銅板の下地が組まれます