床の補強と床板替えが完了しました
以前の床板は12~9mm程度でしたが
今回は15mmの赤身の杉板
大引きも倍の数に増やしたので
また50年以上は延命できたと思います
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濡れ縁の床板(松)が腐っていたので、数枚取替ました
同じ松板です
今度はメカスで裏から止めました
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今日から床下に金網を張る作業です
床下をハクビシンが巣にしていたので、今度は侵入阻止です
床下を掘るので、床板が下がってしまいますから
天井裏の掃除をしましたら
中にムササビが住んでいたようで
白骨化しておりました・・・・
年内になんとか終了できそうです
2009年12月22日
床補強完了 浄専寺
2009年12月10日
石場建て! これで100年以上
現在、修繕中の浄専寺の本堂と客殿の工事は、来週中には終える予定です
床下は、こんな木組みで、石場建てです
今回は、大引きとネタと床板を交換します
当時は、丸太をヨキでそぎながら、平たくしました
そのあとが刻まれた丸太です
100年以上も前の技術ですが、よく持ちこたえました
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床下は、真っ白な砂です
砂は、このあたりの地盤が花崗岩の風化土でできており
さらさらで、雨には流されやすい土質です
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客殿の床の間の壁が、ひび割れて落ちていたので
左官の藤井さんが修復中です
藤井さんは、大工の藤井さんの義父さんです
蔵作りの名人です
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この窓敷居は、最初は、腐ったところだけを埋め木する予定でしたが
全部取り替えることになりました。松材でしたので、やはり虫に冒されやすかったようです。今回はヒノキですから、また50年以上使えると思います。
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2009年11月10日
お寺の屋根葺きと腐らない土台の秘密
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豊田市の山間にある浄専寺にて、屋根を改修してます
急勾配で、朝露がおりてますので、ちょっぴり乗るには怖いです
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本堂の隣にある建物の土台は、石の上に乗ってるだけです
よく見ると、これは、今では貴重な樹種です
よく、床の間の柱にこの地方では使われます
地方の呼び名と思いますが
「べぽ」 と呼んでます
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この木は本当に腐れしらずです
このように
一皮むいたら、中は全く腐食してません
かちかちに固くなっており、木とは思えません
昔の人の経験から得られた知恵で
この地方では、まれに使われてます
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私が、20年以上この地方の大工さんの仕事を見てますが
新築では一件しか造ったのを聞いたことがありません
それも、一山に1本あるかどうかの木ですから
家一件それえるのは、至難の技で、お金をだせば買えるというものでもありませんから
貴重だと感じました
