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2007年1月3日

小舞竹を編む

安城Y邸
竹小舞を専門の職人さんが編んでいます
編むという表現が正しいか、組むという表現が正しいかわかりませんが、見ていると編んでいるように見えます。
私は、自然素材にこだわっているために、当然のように今では、藁縄で縛るように指定しますが、愛知県では、ほとんどがビニル縄です。ビニル縄は、腐らないのとすべるので編みやすいのが、どうしても利用される点のようです。
編んでいる職人さんに、話を聞くと藁縄で編むと2時間で軍手に穴が開いてしまうので余分に手間がかかるそうです。
昔からの伝統的な素材と工法は、歴史が証明してますので安心です。

2階の間仕切りの壁です
天井があらわしのため、三角の壁があります
この部分の竹舞いは、余分に手間がかかります

小屋裏です
大黒柱は、地棟の丸太まで伸ばして棟持ち柱としました
この地方では、上棟式に使用した御幣をお守りに縛っておきます


2006年12月18日

住宅現場 骨組み完成

安城市y邸
今年の冬はなんとも雨が多く、屋根仕舞いをするのに、天候を見ながらの上棟でしたが、なんとか大屋根まで完成。1階の柱の込み栓が普通なら2本で済むところが、根固め、柱、束と同じ場所の1階部分で6本必要で、なかなか堅牢な建物となりました。大工さんには、大変なご苦労をかけましたが、できてみるとやはりいい感じです。屋根まわりは、折り置きで、庇の腕は、桁より飛び出た梁が兼用します。現在、屋根屋さんが瓦を乗せ始め、左官さんが竹小舞を組み始めました。


2006年11月28日

上棟2

格子壁大黒柱に組入れます
桧の太い格子がこの家を支えます
階段になる側面の壁です

柱を横にしたままで組んでいきます
建ててしまうと、たたきにくいので

もう一段組んでいきます
この部分は、デザインとしての延長部分でもあります

いよいよ大黒柱ひのき8寸角を建てます
うまく組めるか緊張しました

大工さんには、
「設計士は紙の上で線ひくだけだけど、
俺たちゃ、それをつくらないかんで、たいへんだわ」
とぼやかれました
この格子壁だけで、2人で4日もかかったと・・・・

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2006年11月26日

上棟

ナチュラルパートナーズの第一号の住宅が、創業10ヶ月目にしてやっと上棟の日を迎えることができました。
安城市のYさん宅です。
 今回は、根固めを8寸として、差し鴨居優先の木組の住宅を設計しました。
木材はすべて愛知三河材で、近山の木です。
主に梁は杉、柱は桧です。

大工さんからは、今日の木組を迎えて、部材数が多く加工に手間取りましたが、組むこととなるともっと現実的に組にくい部分があり、順序を試行錯誤しながら進めてきました。
今日はなんとか大黒柱を建てることができました。

梁の継ぎ手
強度の強い追っかけ大栓継ぎです

通柱はすべて桧の6寸角です
柱落としで、土台と込み栓止めです

根固め石の基礎に4寸角の桧土台、落とし込み板6寸、杉の根固め8寸です
石の基礎は水平がばっちりなので、大引きも同時に組み入れていきます

根固めの接続はすべて、裏から雇いシャチ止メです
雇いホゾは、栗を使いました

これからもこの現場のリポートを完成まで行います

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2006年9月24日

Y邸住宅現場リポート1

材料見学

今建築中の現場のお施主さんと娘さんが、大工さんの加工場を訪ねて、自宅に使用される木材の確認に来られました。今回は、大黒柱240*240(8寸角)、通柱 180*180(6寸角)、根固めに杉の120*240(4寸*8寸)をいれた住宅です。
大工はベテランの鈴木さん、これまでも何軒もの私の設計の家を手がけてくれてます。
この現場は、ナチュラルパートナーズを立ち上げて、初めての住宅施工現場としてスタートしてます。

墨付け

根固めの杉材のホゾの仕口加工を木に付けた墨で説明してます
組み立てに工夫が必要です

基礎工事完了

フラットベッドのベタ基礎です。この上に御影石の土台下基礎を施工します。
柱状地盤改良がされてます