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2007年5月22日

食品添加物の恐怖

安部 司氏の講演が、ウイル愛知にて5/20に行われ、会場は満席でした。
事前に本を読んでいきましたので大方の内容は把握してましたが、実験を見ることで納得しました。
食品添加物は、消費者が望んで、添加しているものが増えたことも事実で、消費者のわがままが、今の食品を作り出していることもよくわかりました。私たちは、自分の健康と引き換えに、安い、簡単、便利、美しい、を手にいれているのです。

食品添加物の入った食品を買うか買わないかは、消費者が選択するのです
わざわざ、食品にはこんなものが入ってますよ、いいですか、それでもあなたは買うのですね、と表示がしてあるわけで、生命保険証書の契約内容説明書の小さな字より大きく書いてあるのですから、自分でお金を払って買ってるわけだから文句はいえないわけです。

確実に体を蝕むことがわかっていても、たばこを吸うことと同じなのです

たくさん並べられた添加物
ほとんど私たちが日常的に摂取しているもの
安部さんが説明してくれますが、いちいち細かいことは言ってません
種類がありすぎるので、説明しきれないし
覚える必要はないとのこと

実際に市販されているジュースをつくります

同じベースに着色量をかえるだけで
メロン、オレンジ、レモンジュースができあがります
果汁は入ってません
添加物だけです
砂糖も膨大な量が入ってます
砂糖だけならとうてい食べられない量です

香料と着色料をいれると不思議と自動販売機からでてくる
ペットボトル飲料の味になるのです

最後におがくずでできた天然食物繊維をいれると濁って、果汁っぽく見えます。おがくずを飲んでいたんですね。緑色は葉緑素、これは、カイコのフンから作るそうで、虫のフンを飲んでいたんだ。赤色は、サボテンにつく虫をすりつぶした色素、確かに天然だよ。

これを、子供に話したら、飲みたくないと言ってました
ジュースは、果汁100%じゃないとね
できれば無農薬で・・・・

住宅も同じです
安い、簡単早い、便利、美しい
には、それなりの理由があるのです

選ぶのは消費者です
わかちゃいるけどやめられない


2006年10月23日

もったいない

Mottainai をテーマに設計競技(コンペ)

昨日は、愛知産業大学で開かれたコンペの審査員として参加してきました
テーマは、マータイさんで有名になった
「Mottainai」もったいない
です

高校生、一般の部がありそれぞれ力作ぞろいでした
高校生の作品には力作があり、将来楽しみな若い人のエネルギーを感じました
主には、空間がもったいないという発想が多くありましたが、
我々のように現実にとらわれることなく、自由な発想があり新鮮でした

名古屋工業大学のM1の福島さんの作品発表
交差点の横断歩道の待ち時間に光で楽しむ提案
夢があって、最優秀に選ばれました

東海大学M1の町田さんの作品は、「減築」という発想で
込み合った裏原宿の住宅街の建物を減らしていき、街路空間をつなげるという
発想で、興味を持ちました
新しいけど使いこんだジーンズに発想を一致させたのが若いなあと関心

滋賀県の高校生 森中君の作品は、使われなくなった郵便局の再生
立派な模型とプレゼンテーションに努力のあとが見られました

名古屋工業大学M1の本田さんのグループ作品は、新しい裁判官制度を実現する器の創造で、プレゼンのすごさにびっくりしました。たいへんな時間を費やしたことと思います。

四日市工業高校3年の鈴木さんの作品
絵本がすばらしく、将来は絵本作家になれるかも
絵のすばらしさに感動
最優秀に

愛知産業大学のHPでも発表されますので
見てくださいね


2006年4月24日

ワークショップ報告

2006/4/21に森林認証・地域材認証と森林管理・木材利用に関するワークショップが80名もの参加者を集めて開催されました。
私も参加してきましたが、森林の専門家ばかりのなかで、建築側としての発言をするタイミングがなく、ちょっぴり残念でした。認証林の今後の展開に期待したいです。

詳しくは、東大のHPにて

http://www.uf.a.u-tokyo.ac.jp/aichi/Aichi-HP2006/ibento/FSCworkshop.html

4/22は、朝から愛知東大演習林の見学会でした
70年も前から森から流れ出る水の量を計測したり、気象データーも蓄積されている研究者の努力の賜物
表土の流出は、今深刻な問題ですからね。

リタートラップといって、森林に落下してくる葉っぱ、実や鳥の糞まで量や種類を分析しています。○くてちょうど1m2あるそうです。これが森のあちこちに設置してあります。

スギの品種が30種類以上40年前から植林され実験がされてました
区別がつきませんでしたけど
間伐がそろそろしなくちゃいけない状態の林にみえました(笑)

立派なヒノキの林があります
1965年に植林されました

天気にも恵まれ2時間30分のハイキングは最高でした
春の花もいっぱい咲いてました
わらびも少し採集させていただきました


2005年12月24日

第5回近山スクール名古屋レポート

南山寿荘見学会
講師:安井 清氏
桂離宮、国宝如庵等の多くの数奇屋建築の施工にあたる。

近山スクール名古屋では、3年連続で、安井先生に講演と南山寿荘 捻駕籠の席の御案内をお願いいたしました。

捻駕籠の席(ねじりかごのせき)は、名古屋市の昭和美術館の敷地にある南山寿荘の1階にある茶室です。愛知県の指定文化財。元尾張藩の渡辺兵庫頭木規綱の尾頭坂別邸にあったもので、昭和10年に移築されました。棟札から天保3年(1832)の造立。茶室は建物の平面に対して少し角度をふって配置され、三方に縁が周り、ちょうどお駕籠を少し捻った格好で、それが席名の由来となってます。

見学前に安井先生の数奇屋全般についての講義を聴く。
スライドにて、貴重な数奇屋の写真を拝見しました。

茶室前の縁を南から望む。屋根を保護するために銅板の保護屋根がかけられている。

茶室を西から望む。当初堀川近くの高台にあって斜面に舞台造りのように床を高くして建てられた。

南山寿荘2階にて参加者は抹茶と美濃忠のおいしいお菓子を頂きました

今回の見学会をもって本年度の名古屋近山スクールは終了しました。


2005年11月19日

近山スクール名古屋 セミナー

本日、愛知県新城市の三河材流通加工センターにて、「ウッドマイルズは何を明らかにするか?」のテーマで提唱者の藤原敬さんを講師に、講義をお願いしました。
近山運動を具体的に数値かする指標として、運送距離とそれに使用するエネルギーから換算した係数に基づく考え方です。

多くの受講者が参加しました。受講した建物は、三河杉の木造のドーム型の講義室でした。

今後は、この環境指標が建築には必要となってくるでしょう。
CO2の排出量に換算してますから。


2005年7月31日

ヤマベの構造講義1 開始

近山スクール名古屋の特別講義がスタート
建築の専門家向けに今年度より始めました。
木造住宅の構造的な裏づけを学ぶために限定20名の予定で募集したところ、応募多数で26名でスタートすることとなりました。
遠くは福岡からも受講生が着て、熱心な山辺さんの講義に耳を傾けました。

まずは、基礎の基礎からということで、地盤調査のデーターの読み方と地耐力の判定の仕方、地盤や基礎構造の判断の仕方などを学びました

布基礎の換気口部における補強の必要性について

べた基礎の鉄筋の配筋の計算方法を学びました
これでもう、受講生はばっちり根拠のあるべた基礎の算定方法をマスターしました。


2005年7月30日

近山スクール名古屋始動!!

第一回セミナー&見学会

7月23日(土)13:30より西尾の唯法寺の庫裏の建築現場とそれに携わる職人さんたちの生の声を聞くことができました。まずは、本堂に集まった受講生とスタッフ総勢約60名は、御住職の読経のあと、御住職よりこのお寺の成立ちや今回の建築にあたる背景について伺いました。今回の建築の設計者である寺川千佳子さんから、本日の説明とこの建物を設計した主旨の話を受けました。
大工さんの話のあと会場からの質疑にも答えました。

本堂を出て左官さんから土壁やタタキのお話を伺いました。
経験から話される内容には重みがあります。

半分ほど上棟が終わった庫裏です。竹小舞の上土壁がつけてあります。
根固めもきちんとされ、200年は持つ構造です。

お寺のすぐそばにある畳屋さんの仕事場に移動して、100年でも持つ畳のお話を伺いました。若い職人さんですけど、代々受け継がれた伝統を感じました。

車に分乗して移動して、今度は市内にある瓦工場へ。手作りで磨かれるいぶし瓦を見学。直接、瓦を作る職人さんと話す機会はめったにありません。
職人さんたちも、自分の町のお寺で使われる瓦を作るわけですから気合がはいります。
すばらしい出来上がりの瓦でした。
瓦を磨く体験もさせていただきました。

非常に勉強になった一日で時間もオーバーして受講生も大満足だったと思います。


2005年6月7日

近山スクール名古屋始動!

6月4日に開講された近山スクール名古屋2005は、鈴木有先生の一般公開講座でスタートしました。会場には朝日新聞などでこの日のことを知った一般の聴衆の方や近山スクール受講者で埋まりました。鈴木先生からは、近山の木で家をつくることの意義や木造伝統構法の持つ優れた特性についての講演があり、中越地震の報告では、伝統軸組工法の住宅がいかに地震に対して有効な造りであるかが、写真の報告などから明らかにされました。

主催者代表の名工大 藤岡伸子教授の開講あいさつ

講師の鈴木有先生。3年連続で講師をお願いしております。

会場へは多くの一般の方が参加され、質問の多くは一般の方で伝統建築にお住まいになられてる方々でした。


2005年6月4日

本日開催!近山スクールー般公開講座!!

近山スクールー般公開講座

これからの森林のあり方や木の文化、暮らしについて多くの方に関心と理解を持っていただきたいと考え、一般公開講座を開催いたします。どなたが聴いても興味深くわかりやすい内容です。

テーマ:「近くの山の木」で家をつくるために/
 中越地震で木構造は…

講 師:鈴木 有氏 (元秋田県立大学教授)

日 時: 6月4日(土)開場 13:00
 講義時間:13:30~16:30

会 場: 名古屋工業大学講堂2階会議室(名古屋市昭和区)
 (JR鶴舞駅、地下鉄鶴舞駅徒歩10分)
定 員:70名
受講料:1,000円(講義1回、資料代込み)
主 催:名古屋工業大学「木の文化研究フォーラム」
共 催:NPO法人 緑の列島ネットワーク


2005年1月15日

蓮教寺見学会報告

近山スクール名古屋2004 第三回フィールドワーク 
蓮教寺見学会報告(講師ー麓 和善 氏)
蓮教寺は、浄土真宗高田派のお寺で、『尾張名所図絵』〔天保12年
(1841)刊〕にも紹介された尾張を代表する名刹です。境内には本堂〔宝
暦8年(1758)〕・庫裏〔宝暦13年〕・書院〔文化9年(1716)〕・山門
〔同〕他が、江戸時代のまま今日まで残っており、いまだ指定はされて
いないものの、貴重な文化財といえます。

 本堂の修理は、名古屋工業大学大学院教授の麓和善先生の指揮の下、
平成14年4月に解体工事に着手し、平成16年10月に竣工しました。
今回の見学会では、まず書院において工事の経過と調査内容をスライド
を使って解説していただき、次に修復が完了した本堂を見学しながら、
江戸時代の技法や、文化財としての補修方法について解説をいただきま
した。また、境内には、麓先生設計の茶室・茶庭もありました。

(解説中の麓先生)
国宝を修復される襖絵師さんや奈良からの瓦師さん、漆塗りの塗師さん
などの現代の名工の匠の修復技術についての解説もパワーポイントで
なされ、現場でそれを確認できたことは非常に有意義であったと思います。

2003・9・20解体修理中 本瓦をおろして、複雑な丸太小屋組みまで解体
本瓦は一枚一枚丁寧に時代を分類されました

2003・9・20解体修理中
250年前に入れられた筋交い。非常に珍しい例です
筋交いは無いという定説の中現存してました。
一度も修復されず、大きな地震も乗り越えてきてます

本堂内部の耐震面格子についての解説を受講者が聞く