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2009年12月10日

石場建て! これで100年以上

現在、修繕中の浄専寺の本堂と客殿の工事は、来週中には終える予定です
床下は、こんな木組みで、石場建てです
今回は、大引きとネタと床板を交換します
当時は、丸太をヨキでそぎながら、平たくしました
そのあとが刻まれた丸太です
100年以上も前の技術ですが、よく持ちこたえました
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床下は、真っ白な砂です
砂は、このあたりの地盤が花崗岩の風化土でできており
さらさらで、雨には流されやすい土質です
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客殿の床の間の壁が、ひび割れて落ちていたので
左官の藤井さんが修復中です
藤井さんは、大工の藤井さんの義父さんです
蔵作りの名人です
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この窓敷居は、最初は、腐ったところだけを埋め木する予定でしたが
全部取り替えることになりました。松材でしたので、やはり虫に冒されやすかったようです。今回はヒノキですから、また50年以上使えると思います。
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2009年11月30日

お寺の本堂の床改修!狸の穴を発見

豊田市小峰町の浄専寺屋根の工事を終えて、今度は本堂の床工事に着工です
100年以上前の床をめくります
ネタも大引きも古材や木挽きされた材料です
大引きが1間ではいっており
床を支えるネタも尺5寸間で、材料も古くなったのか
とても支えきれずに、ふわふわしておりました
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床がふわふわした原因のひとつに
どうやら狸さんが穴を掘ったようです
狸か狐かはたまた違う生物かよくわかりませんが
とにかく、床下は穴だらけで
掘った砂が山になってました
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石場立てです
石もこの土地ででる花崗岩です
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紅葉がきれいです
見ごろでした
イチョウは散ってしまいました
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2009年11月10日

お寺の屋根葺きと腐らない土台の秘密

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豊田市の山間にある浄専寺にて、屋根を改修してます
急勾配で、朝露がおりてますので、ちょっぴり乗るには怖いです
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本堂の隣にある建物の土台は、石の上に乗ってるだけです
よく見ると、これは、今では貴重な樹種です
よく、床の間の柱にこの地方では使われます
地方の呼び名と思いますが
「べぽ」 と呼んでます
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この木は本当に腐れしらずです
このように
一皮むいたら、中は全く腐食してません
かちかちに固くなっており、木とは思えません
昔の人の経験から得られた知恵で
この地方では、まれに使われてます
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私が、20年以上この地方の大工さんの仕事を見てますが
新築では一件しか造ったのを聞いたことがありません
それも、一山に1本あるかどうかの木ですから
家一件それえるのは、至難の技で、お金をだせば買えるというものでもありませんから
貴重だと感じました


2009年7月9日

拝殿・玉垣完成! 大分市

先月、完成しました拝殿と玉垣を七夕の日に確認してきました。
これで、結界ができて、本殿の奥行と格式がぐっと変わりました。
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唐破風を見上げたところです
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先月、三代川家具さんと納めた賽銭箱です
その後ろに修験道のお寺の中の鎮守様ですので、シャクジョウの形を取り入れた結界柵を設けました
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斜め後方からです
岩組の上に立ってます
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真後ろです
玉垣の角が空中にありますので、下の岩から柱をひかりつけして
石場立てになってます
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2009年6月14日

大分 拝殿玉垣の銅板葺き完了

大分の拝殿と玉垣の屋根が完了しました
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足場は来週とりはずします
昨日から藤井棟梁が、金物の取り付けに入りました
谷の部分も滑らかに銅板を加工して葺いてあります
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唐破風(からはふ)の部分です
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賽銭箱も納品できました
現場で、京都で製作した金物を慎重に取り付けます
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2009年6月9日

銅板屋根の下地はこうなってます!

大分の現場では、銅板屋根を葺いております
その下地は、かつての萱葺きを模しており、
そのふくらみを出すのに大工さんは大変苦労します
屋根の美しさは下地で決まりますので、大工さんも最も手間のかかる部分のひとつでもあります
あばら骨のような板が並ぶ袖部分です
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その上に小幅板を張り、微妙カーブの立体を三次元で作っていきます
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棟部分は、ここに箱棟を取り付けます
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今週の金曜日の朝には、現地につきますので、最新の状態をお伝えできます。


2009年6月4日

銅のかざり金物作成(京都)

今日は、朝から京都へ新幹線で訪れた
京都駅から堀川通り方面へ歩き約10分ほどで、かざり金物職人さんの工房(松村さん)のところへ着いた。
先週送っておいた、金物のデザインで、金パクを張る前の下地の銅の段階の加工が完了していた
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賽銭箱の角につけるカザリ金物です
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丸い下地のこの裏に法輪の模様を彫りこみます
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完成するのが楽しみです
こういう手仕事の職人芸が残っているのが京都ですね。
来週の木曜日に完成した金物を取りに伺い、そのまま、高速道路で大分までひたすら走ります。大分で金物を取り付け、土曜日には、高速代金1000円のメリットを受けて、12時間かけて帰ってくるつもりです。
今日は、このあと京都建築専門学校で、今年の秋に予定しているシンポジウムの打ちあわせをしてきます。
京都の町並みの中をひたすら歩いてます。
(京都の古い民家を改造した インド料理の店 Ratna Cafeにて)


2009年5月4日

拝殿 唐破風 組上げ中!

拝殿正面の屋根につく、唐破風の組み立てです
拝殿 からはふ.JPG
妻部分の屋根の下地
拝殿 みのこ.JPG
拝殿 全景2.JPG
拝殿の化粧野地板が張られます
内側から見えます 
拝殿 野地板.JPG
拝殿の柱に玉垣が取りつきます
玉垣 左そで.JPG
5/7から大江も大分へ行き、木工事の完成と銅板屋根の打ち合わせをしてきますので、帰りは5/10となりそうです
天候にも恵まれ順調に進んでます


2009年4月30日

玉垣 拝殿 上棟中 ! 大分市

休日返上で頑張ってくれてる大工さんからのレポート写真です
玉垣 母屋1.jpg
玉垣の母屋と棟木です
この上に野地板がきます
拝殿 妻1.jpg
拝殿の妻です
昨日の作業で破風取り付けまでいきました


2009年4月27日

玉垣・拝殿組立開始!

大分県大分市にて玉垣と拝殿を新築中です
現場の藤井棟梁のお弟子さんである矢島さんからの写メールから現場写真を紹介します
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拝殿の柱立てです
桝組と彫刻がしてあります
拝殿 柱立て西南.JPG
拝殿 梁南1.JPG
梁が組まれます
素屋根を作りましたので、銅板の屋根を施工するまで雨の日でも施工ができます
玉垣西1.JPG
玉垣です
連子格子が美しいです
玉垣西面2.JPG
西面から見たところです